南うねりとなると、
タマサキの波は小さくなる。
その代わりに極小パーフェクションが姿を現した。
夏休み前だからか、
ほとんど人もおらず、
サイズ感はこの画像のようだったが、
それはすばらしい波に乗ることができた。

水深10cm程度なので、
有事(険峻波日)の修練となった。
ちょうどバックサイドの壁にぶつかる人がいて、
さまざまなご縁があったので、
いつでもその秘法を伝授させていただくとお伝えした。
そのメソッドは、
小波が要求されるだろう。

例えば、
スケジュール的にサーフできるのだが、
波が小さくて、
断念しざるを得ないときにお越しください。
膝波でも十分すぎるほどのメソッドですとお伝えしたが、

今日がまさにそんな日だと感得した。
感得すると、
ほぼ満月と、
このような日没だった。
天体に月と太陽が同時に見えるのは、
地球が正円ではなく、
扁平しているからだと、
目覚めた人が言っていた。
時は戻り、
上総一ノ宮駅から文字通り上京した。
都内までは特急電車で60分。
快速で90分程度の距離だ。
一宮は田舎である。
通勤時刻を外してしまえば、
およそ大網くらいまではガラ空きの車内なので、
さまざまなインプットにいそしめるのがいい。
今回のインプットで一番感じ入ったのがこの言葉かなぁ。
千葉駅を過ぎると総武線となり、
車内混雑が始まるので、
AI将棋タイムとなって、
相手の振り飛車に翻弄されていった。
御茶ノ水駅に到着し、
緩い坂を下っていく。
大学が多い街で、
明治大学、
東京医科歯科、
順天堂に中央、
そして日本大学などがあるという。
父がここで学んでいたので、
70年前の風景を想像していた。
さて目的地。
レバニラ中華 満腹さんのレバニラを食べると、
人生観が変わるのでぜひ行ってみてください。
そう食の達人からマリエルで聞いた。
開店前に到着すると、
スタッフたちが店の周りをきれいにし、
打ち合わせやその他に忙しかった。
これは良店だと瞬時に感じたのでこんなことを書いてみた。
すぐに行列の先頭が現れ、
列はスルスルと伸びていった。
やがて入店することになり、
券売機で注文することを最初にした。
私は予習型なので、
もちろん食べログ等で食べたいもの、
そして券売機の位置などを確かめていた。
この画像を置くのは、
評価380%という満点超えにより、
とても行っていただきたいという意思表示に他ならない。
真紅のテーブルが示すように本格中華であり、
清潔なオープンキッチンには、
ニラ油の香りが漂い、
そして視界に明滅する炎が眩かった。
私の空腹感は、
遠心圧縮し、
つまりターボ加速しているのがわかった。
ややあって、
レバニラ炒めが出てきた。
WOW!!
ニラとモヤシ、
レバーの三位一体に感激して、
目のあたりが熱くなった。
食べていくと、
これは三位一体なのではなく、
レバーが主役なのだとわかった。
モヤシとニラは、
レバーを引き立てるために側近として、
一緒に高温で炒められたものだともわかった。
これこそが、
バカボンパパが大好きだった献立であり、
昭和からいまも残る記念物だとわかった。
余談だが、
「わかった」と続けて書いたが、
これを「わかった3連符」という。
まだ論文などで公開されていないので、
卒論のテーマでお悩みの方へオススメする。
上に見える網棚は、
スマートフォンをここに置いて撮影できるようになっているデザインなのもいいし、
スタッフたちが、
「ファン募集中です」と、
自店の赤Tシャツを誇らしく着ているのも良かった。
純レバ丼は、
レバ好きのタキビ神がむせび泣く姿が想像できるもので、
こうなってくると、
もはや忘れられないほどの衝撃を受けていた。
追加の餃子をいただくと、
なにこれ?
そうナッキーが絶句するほどのもので、
武蔵中原にある麺屋オハナさんの餃子と似たインパクトを受けた。
私は背筋を正した。
昭和クラシックとあるが、
このシンプルさの中にある伝統的なこと、
そして食に向けた深みという感動を抱きしめていた。
厨房からは、
アジア系の若者が暑さをいとわずに、
真剣に調理しては、
「また、オコシクダサイ〜〜!」
じつにアジアンチックな、
気持ちいい声を出していた。
満腹すぎるほど満ちたが、
次は何を食べようかと、
ナッキーが食べ終えるあいだずっとメニューを見上げていた。
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【巻末リンク:食関係】
【巻末リンク*2:名作かき氷】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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