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「かつ丼の全て」発刊のお知らせ_「鹿児島とんとんとんまっ黒黒豚」屋でのちらし寿司_東北東の風5マイル_食べ物を大事にしよう「大福シューター」_デール・コベテッチのハウジング@湘南!

ハンバーグカレー
カツカレー
牛丼
カレー丼
玉子丼
開化丼
すき焼丼
親子丼
かつ丼(並)
かつ丼(中)
かつ丼(上)
かつ丼(特上)時価
野菜天丼
天丼
海老野菜天丼

というメニューをニラんでいた。

ここはかつ丼が4種類もある。
何が違うのだろう。

「時価」というのが怖い。

いくらなんだろう?

白い前掛けをしたおばさんに聞くと、

「3000円よ?」と返ってきた。

前にいるドドゲ先輩が、

「おかみ、かつ丼ね、トクジョー!」と言い、

そのメルセデス・スタイルなドドゲオーダーに感服する。

俺は何にしようか?

いつもは一瞬で決められる食事メニュー、

なぜだか今日は決められない。

すると、おばさんが薄い冊子を持ってきた。

「かつ丼の全て」

とマジックで書かれた表紙をめくると、

店主謹白からはじまる挨拶文で、

ここが明治時代からあることを伝え、

それで開花丼の由来なんたら、とあって、

次をめくると、

かつ丼 並(100g肉/200g飯):

異なる油、鍋で二度揚げされたかつを七片にカットしています。

これはラッキーセブンに通じると、

パチンコに狂った3代目の考案ですが、

お客さまには「勝つ」運気をあげるものと喜ばれております。

衣は、細かめでサクッとした食感で、

そのために鎌倉ベーカーリーに特注した新配合の生食パンからのパン粉で、

これを七里ヶ浜の風と混ぜながら揚げているので、

新鎌倉風味と相成っております。

お肉は、畜産王国鹿児島県の

「とんとんとん牧場」

と当店が独占契約を結び、

世界に誇る

「鹿児島とんとんとんまっ黒黒豚」

を100%使用しております。

血統書付きの黒豚の父と、

ハイブリッド種の母から生まれた最優秀品種でございます。

それを「夢の郷」とされております佐賀県げんこつ郡は、

峰ヶ原にあります信頼のおける畜産農家に飼育をお願いし、

1頭1頭心をこめて大事に、

きれいな豚舎で、

ストレスのないのんびりとした環境ですくすくと育てられております。

飼育の際には梅干エキスを含む特別配合飼料を食べています。

この肥料によって、旨味成分のステアリン酸を増加させ、

肉の赤身がより明るく柔らかくなり、

さらには保水性を保ち、究極の風味を増加させます。

さらに、節繊維やコラーゲンの劣化を防ぎ肉のキメ細やかさを長持ちさせるのです。

そのお肉を厚み3.2センチに手切りでカットしました。

この肉厚にこだわったのは理由があり、

柔らかく、肉汁や旨味も、脂身の甘さ、全てが引き出せるからなのです。

加えて衣と肉のバランスを研究し続けた結果、0.8対9.2という黄金比率に達しました。

とあって、このような文がずっと続いていっているので、

一度目を切り、このかつ丼(並)にしようと店内メニューを見ると、

さしみ定食 1000円
ちらし寿司 900円

とメニューが変わってしまっていた。

なぜかそれがあまり気にならない俺は、

ちらし寿司を頼んで、おつりの100円で「はちみつレモン」を飲もうと、

テーブルに目を移すとドドゲ先輩は目の前で焼き肉を焼いている。

これは変だぞ。

変だ。。。

と考えていると目を覚ました。

夢だったのか。
うーん、細かくてリアルな夢だ。

と今日がはじまりました。

.

かつ丼が食べたいなあ。

と北西ブイを見ると、昨日と同様に

8ft @14sec

風は060@05(東北東の風5マイル)だった。

昨日無事に戻ってきたカイルは地形に対して大きすぎるし、

風が悪かったというので闘牛岬に行き、腰波を軽くサーフしてきた。

オフィスに来て、

メールを開くと今朝の夢に登場したドドゲ先輩からの一通が目に入った。

「おい、ランボルギーニで4ドア2代目となる『エストーケ』がリリース寸前のようだぞ」

ということと、

「アストンマーチン社の『ラゴンダ』かっこいいだろ?」

という内容だった。

俺は、

「エストーケはヤメトーケという占い結果が出ています。そしてラゴンダは権田さんが買いますよ」

と話をそっちに振り、

スピーカーに接続されたiPodをONにするとレッドホットチリペッパーの「スカーティシュ」がかかった。

この歌詞がぶっとんでいて、

ネイティブに英語を話すフレちゃん、

カイル、王子ニック、

ロボに聞いてみても全員が違う解釈をしているという

『最近の意味不明派ソング#1』である。

入れ墨をドラッグにかけているのかなあ、とは俺の意見。

ノアの頭の中は「クローンウオーズ」一色で、

図書館で借りてきたスピンオフ編まで読んでいる始末。

俺と同じ運命をたどるとは、

まるでスカイウオーカー親子のようだな、と少しうれしくなる。

昨日も書いたけど、

通信販売業界もクリスマスセール一色だ。

この店のギフトカタログには、

「有名な銀座のパチンコ屋で使用していた”パチンコ台”」

と紹介されていた。

銀座にパチンコ屋なんかあったかなあ?

(後日、読者からその存在を知らしていただきました)

もしあっても高そうだ。

100円で玉が3個とか、そのくらい高そう。

それにしても、

こん旧式台を3万円強で売っているのだからすごく割の良いビジネスだ。

この台は20年前?

業者はただ同然で買い取って売っているのだろうな。

次に見つけたのは「手が長い虫取り機」。

「こんなの買う奴いねえよ?」

とドドゲ先輩が怒りながら笑いそうなマシンだなあ。

最後にはマシュマロを撃つライフル。

これは「食べ物を大事にしなさい!」って磯野波平さんが怒りそう。

俺の知っている多くのアメリカ人(全員ではないですよ)は食べ物を粗末にしすぎだ。

多めに頼んで残りを捨ててしまう。

調べるとこんな記事が出てきた。

http://www.ens-newswire.com/ens/aug2008/2008-08-22-01.asp

毎年アメリカでは、

食料生産の30%にあたる483億ドル(約4.7兆円)分が食べられることなく捨てられているという事実。

まあ話が大きくなったが、

こんな玩具にもそんなことが現れているのだろうな。

日本でこのアイディアを真似した「大福シューター」が発売されても誰も買わないと思う。

バチが当たります。

今日のブログは食べ物で始まり、

食べ物で終わるという着地ですね。

長々とありがとうございました。

ペコリ。

(おまけ、沖縄編)
空港街にあるスターマーケットというスーパーに行くと名泡盛の「請福」が売っていた。

俺はこの梅酒バージョンが大好きなので、

この棚をくまなく探したがそれは売っていなかった。

(おまけ写真編)
先日ここでお伝えしたデール・コベテッチのハウジングを入手したどんべさん。

その初撮りセッションが昨日湘南某所であったようです。

波はあいにくだったそうですが、美しい空に鳥の形をした雲が浮いていました。

こんな雲が初撮りの際に見られるとは、

このハウジングはかなり運気がいいようですね。

みなさん、連休の最終日をお楽しみください!


8 thoughts on “「かつ丼の全て」発刊のお知らせ_「鹿児島とんとんとんまっ黒黒豚」屋でのちらし寿司_東北東の風5マイル_食べ物を大事にしよう「大福シューター」_デール・コベテッチのハウジング@湘南!

  1. ポンコツ

    銀座にはパチンコ店が数店舗あるのですよ!
    昭和通りと晴海通りの交差点付近には3店舗近くあったかな? プランタンの並びにもあります。3フロアくらいのが。

    玉の値段は普通ですが、まぁ釘や設定は辛めでした。その割に人が入っているのがさすが銀座といった感じです

  2. misa

    おいしいですよね~。
    普通の梅酒はキライですが、請福の梅酒は私も大好きです。
    2008仕込バージョンは更に梅の果肉を残して仕上げる…とか、噂?を聞きました。今ので充実に美味しいのに、どうなるんでしょ。楽しみです。

    梅干エキス食べて、健やかに育った、とんとんまっ黒黒豚、食してみたいですねぇ~(笑)。
    でも、口に入れて、やがて血と肉となる、ありがたい食べ物…本来は¨カツ丼の全て¨を読破してから食べるくらいが筋、義理なんでしょうかね。。。

  3. Fg

    我が日本も、かなりの食べ残しがあるとTVで取材してました。
    輸入大国なのに危機感が無い。
    悲しいですね。

  4. ふなき

    銀座にパチンコ店があるとは思わなかった。
    ガイジンが日本をナナメに見て、そういう商品情報にしたのかと思っていました。

    ならば「釘師サブやん」に銀座釘を解明してもらいたいです。

  5. ふなき

    請福梅酒ファンがここにもいましたね。
    冬、荒れた定期便の中で手すりにしがみつつ、これをあおって酔いを増す、という大技を知ってからはこの味に夢中となっています。
    2008年仕込みバージョン!
    これはすばらしいアイディアで、いつの日か飲むことがとても楽しみになりました。

    「かつ丼の全て」誰か出版しないかなあ?

  6. ふなき

    40年後には食料難が日常となると聞きました。

    話は少し違うのですが、先日、日本の某離島で唐揚げを大量に残してしまい「それを持ち帰りたい」と申し出たら頑として「保健所からの通達で、規則ですから」と拒まれ、それはよくわかるのですが、それからそのお店には行っていません。
    それまではいつもそのお店に通って、おみやげを持って行ったり、まあ仲良くしていたのです。
    言い出して、まさか拒まれて悔しいので、

    *5分後に待ち合わせしている友人と食べる
    *もし腹痛になっても自分で責任を取る

    そのように説明したのですが、規則は規則だから、と全く聞き入れてもらえませんでした。

    この唐揚げは残すつもりで注文し、その人と酒を飲みながら食べようと思っていたのでショックは大きかったです。

    まさかまさかの離島での出来事でした。

    同様なことを都内は浅草で聞いてみたら、お刺身にもかかわらず、おかみは「私は見てませんからね?」といいながらプラパックを持ってきてくれました。
    帰り際、「もったいないですものね」と言っていただき、翌日大喜びで食べた思い出もあります。
    規則規則で何もできない日本になっちゃったのかなあ?
    特に辺鄙な離島だからこのことのコントラストが強かったです。

  7. Fg

    そこまで聞き入れてくれないのも珍しい話ですね。

    その様な状況で、残された(処分する)方も、残してしまった(注文した)方も後味悪くなってしまいますよね。

    過去に何かあったのでしょうか?

  8. ふなき

    ただ、まじめなのだと思います。
    すごく実直そうな30台前半のお兄ちゃんでした。

    たまにこういうまじめな人っていますよね。
    でも応用が利かないから、損しちゃうんです。
    「急にぼくの視力が悪くなりました」
    って言って欲しかったなあ。