このところ料理に凝っているノア。
これは彼が作った朝ごはん。
焦げていない目玉焼きが大好きだそうで、
弱火でフタを使い、
入念に蒸し焼きにしていた。
さて、
永遠に続くと思えた南うねり。
みんなは疲れてしまったのか、
または南うねりのスラッジ・ハンマーを避けたのかは定かではないが、
ホワイトハウスは誰もいなくなってしまった。
真南のうねりになると、
人気になるのがセンターズ。
平らなリーフにうねりがヒットするので、
平穏で多彩なる波が楽しめるのです。
上の写真はそのセンターズ。
この角度だとホワイトハウスと似ている波質に見えるが、
こちらのほうが癖がなく、
ノースショアのラニアケアに似た波質だ。
カールトンのバックサイドは、
センターズのインサイドで撮ったもの。
入魂のリップヒッティングの瞬間。
ちょうどボードのストリンガーに波トップを合わせる正確さ、
その技術にノースハワイサーファーたちのレベルを感じた。
すごい島です。
ここでインターミッション。
アニーとノアの小型ぬいぐるみコレクション。
口の切れ端が、
“むにっ”と上がっているものが好みのようだ。
話は突然海に戻り、
「(今日はビーチハウスで)、一日サーフするんだ」
と決めたのはノアで、
同じように考えている少年たちがそこにはたくさん集まっていた。
真南のビーチハウスもセンターズと同様にいい波で、
特にインサイドのリフォームは、
『完璧波が出るウェイブプール』
の現実版のようで、
沖でブレイクした泡が絶え間なくやってきて、
深く、
そして浅いリーフに沿って完璧にブレイクしていく。
または小波愛好者にとっての桃源郷がここにある。
ビーチハウスが大好きなノア。
カットバックの連続写真。
でもじつはここ、
超が付くほどの癖波で、
俺も初めて入ったときは、
「どうなっているんだ?」
と波攻略にクラクラしてしまったことを思い出した。
で、
俺がチラリとホワイトハウスのほうに目をやっていると、
ノアが波に乗り、
カメラを構えようとした瞬間にすばらしいエアを決めていた。
彼がこっちをうれしそうに見ているので、
右手を挙げると、
「写真がある」と思ったようで、
大喜びしていた。
次のエアを写真に収めるぞと意気込んだのだが、
ノアがそれからエアをメイクできず、
撮れたのは以下のようなものばかりだった。
うーん、
なんと言おうか…。
この時点では、
『エアショットの写真が一枚もない』
ことを知るよしもないノア。
真夏ボーイは真っ黒ですね。
サンボくんのようです。
やはり上がってきてすぐに
「写真見せて」
と言われたので正直に話すと、
「またやるからいいよ」
とそこまで意に介していなかった。
良かった。
これはウッドとガス。
□
カイラが自動車運転仮免許を手に入れた。
最初は野球をする公園の駐車場でサビタを乗り回し、
今では50マイル(約80km)制限道路で、
制限速度近くで巡航できるようになりました。
車ものんびりしているノースハワイだから、
初心者が運転しやすいのは事実でしょう。
友だちからお中元が届き、
それは大好きな『くらや』さんのものだった。
しかも夏の風物詩の水菓子が入っていて、
わらび餅、くず餅の順に食べて、
うれしさのあまり短歌を詠んでみた。
.
夢に見た ハワイで和菓子 口に入れ こころにチリンと 風鈴鳴り響く
.
グアバが最盛期を迎えていまして、
今年のグアバも甘く、
爽やかな味にうっとりとしています。
ノースハワイの甘いグアバを食べると、
ちからが沸いてくる。
南うねりはまだまだ続きそうです。
そちらも台風が来ていますね。
お気をつけてお過ごしください。
今日も読んでくださってありがとうございました。
◎