Sunrise.
つまり、SunがRise(昇る)とどうなるのか。
その瞬間は、
全てが夜明けを祝うように見える。
ククイウラ湾が見渡せる丘の上にやってきた。
住宅地として整地されたので、ここには家が建ち並ぶのだろう。
この丘からだと、ホワイトハウスがよく見える。
波は小さく、この潮位だとブレイクするのは1時間に一回程度だろうか。
何もなかった土地がいつのまにかゴルフ場となっていた。
不景気の今でも開発がじんわりと進んでいて、
ゴルフ場の周りに5億円と、広告で宣伝されている邸宅が建てられている。
家が建っていくのは、日々の動きとしては遅いのだろうが、
月単位、一年として見ると、
ここはあっという間に高級住宅地となるのだろう。
プルメリアの花、睡蓮の花。
「西方浄土の極楽は、神聖な蓮の池」
蓮の英語名はロータス。
学名を“Nympha(ニンファ)”と言い、
『水の女神』だとされている。
これはブルーロータス。
花の命は一瞬だが、写真にすることによって、永遠の命となる。
だが、永遠であるというのは不変のものだが、
時間が有限である以上、変化がおとずれるのかもしれない。
aeon(アイオーン)という言葉があり、
これは思考、真理、生命、教会という定義で成り立ち、
さらには対(両性)との至高アイオーン(8、オグドアス)がその内容。
“アイオーン”というのは、「永遠」という言葉の祖ということを知り、
その果てしなきことに俺はビュトス(深淵)を感じた。
アイオーン時間の単位は10億年(AE)とされている。
とすると、地球の年齢は4.6AEとなり、
ノースハワイ島が隆起したのが500万年前とされているから、
それをこの単位に当てはめると、
たった0.005AEというささやかなものになる。
ちなみに俺の年齢が0.000000045AE。
この時刻単位だと、
有形の、永遠なるほとんどが崩れはじめるのは当然だと思えてくる。
そんな転換時代に俺たちは、なお永遠を追いかけている。
これはCOLEの名作『バットフィッシュ』。
まだ持っていました。
フレちゃんにお貸ししていたバットフィッシュが戻ってきた記念カットバック。
BD以前のミニボード。
今乗ると、キャノンボールの前身のようで、やはりこれも永遠のデザインなんだろう。
蓮の葉の上に集まった雨粒。
風が通りすぎたらフワリポトリと落ちて、池の水として昇華するのだろう。
サーフボードという道具。
さまざまな形ではあるが、
「波に乗る」という行為の大きな手助けとなっている。
「お守り」
ツーヘッドイーグル。
レイシオのクアッド。
このセットにはバックフィン、つまりセンターフィンもバンドルされていて、
トライ仕様にもなる優れもの。
ノアのバターゾーンが4’2″だったと思っていたけど、
4.125″ x 16-3/4″ x 1.88″と記入されていた。
小さな宝石。
こちらのバターゾーンは
5’4″ x 19-3/4″というクリスちゃんサイズ。
サユリータ(小百合太)、メキシコで見かけた日産サニー。
向こうではツルという名が付けられていて、
それはよく走っていた。
中米のベストセラー、永遠の名車。
永遠の一瞬。
先に出てきた「アイオーン時間」ならば、
永遠のかけらにもあたらない一瞬の中の一瞬なのだろう。
その瞬間に見えたのは、「美しい波」。
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こんなミュージッククリップを発見した。
これはエリック・クラプトン、ジェフ・ベック後、
ジョン・ボーナム以前。
ジム・マッカーティとジミー・ペイジの永遠。
すばらしい日曜日をお過ごしください!
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