9.5ft. 14sec. @310-330
という北西うねりが届いている。
少しサイズは下がったけど、十分なうねり。
今朝もフレちゃんとメジャーリーグベイに行き、先発していたカイル鞠黒とクレちゃんことクレイグと4人だけのモーニングセッションをしてきた。
基地の中は軍警察が多く、あちこちで検問をやっていたので、もしかしたら何かの危険レベルが上がったのだろうか?
さて、昨日お伝えした長老フレディによる「簡単完璧なAVISO修理法」というのを掲載します。
俺の修理法はフレディによると、傷口を長期間維持するのはむずかしいらしく、「あれはやはり臨時用だね」とのことです。
まずは傷口を220番の耐水サンドペーパーで、先日ここに詰め込んだワックスはもちろん、前回のリペア跡まできれいに削りとります。
すると、こんな亀裂が出てきました。
「いいのかな?」というほど削りました。
その亀裂または穴にグラスファイバーが入ったレジン(ここでは全て紫外線硬化型レジンの製品を使いました)で埋めます。
埋めたら太陽光にあてて10分置いて、周囲をきれいに220番のサンドペーパーで削り取ります。
これで一部終了です。
↑このような(ファイバー)クロスを用意して、修理箇所よりも大きめに切ります。
このようにマスキングテープを傷周囲に貼ってから修理箇所にレジンを塗ります。↑↓
↓次に先ほど切ったファイバークロスを修理箇所にのせます。
↓指先でクロスを動かしながら修理箇所に密着させていきます。
この際に修理箇所とクロスの間に空気が入らないように注意してください。
ファイバークロスは吸水するので途中でレジンを足しました。
ここで二部終了です。
アセトンかラッカーシンナーで手を良く拭いてください。
(フレディは素手でしたが、俺は使い捨てのゴム手袋を使用しています)
修理箇所が紫外線に当たるように置き、およそ10分?30分(晴れていれば短く、曇っていれば長くが目安です)すれば硬化します。
ここではフレディ家のサイモンに見張りをお願いしました。
硬化を確かめ、
完全に固まる前(80?90%程度)にカッターナイフで、マスキングテープに沿ってファイバークロスを切ってからマスキングテープを剥がします。
この通りです。
さらにカッターナイフをこのように使い、修理箇所周辺の「バリ」を取ります。
完全硬化も兼ねて、海まで行きました。
到着後、もういちど細かいバリを削り取り、
220番のサンドペーパーで修理箇所を削り、
磨きます。
完成!
フレディは「この上にもう一度刷毛でレジンを塗るときれいだぞ」と勧めてくれましたが、俺はあんまりピカピカが好きではないので、これにて終了です。
せっかくだから、とひさしぶりにワックスをきれいに剥がすと、あれだけ酷使したボードなのに足跡一つ付いていませんでした。
さすがAVISOだ!
ではでは俺は空港に急ぎます。
みなさんも良い日にしてくださいね!
黙々と作業をする人間の姿は、とても美しいものだと思います。フレディさん、良い絵になってますね。
完璧なレジンワークだ。最近はディングリペアを自分でする人が少なくなった。あれほど自分の板に愛着をわかせる行為はなかったはずだ。
サイモン、かわいいすっね~
空港と言う事は、新たな旅の始まりですか?
明日のblog楽しみにしてます。
ぜひ~
BD3に対してのサイモンのデカさが尋常じゃないなと思ったら、フレディさんが登場して納得、サイモンはデカいんですね。
レジンワークとか、手作業が好きなフレちゃんは、とても楽しそうに行程をこなしていたのが印象的でした。
ディングリペアの硬化剤を入れすぎて、熱を発して煙が上がり、水をかけながら作業をしたことがあります。(笑)
そんな茶色い修理跡もとても愛着がわきました。
サイモンはのんびりすぎて、車で轢きそうになることがしばしばあります。
で、新たな旅はもう終わりました。(笑)
サイモンは体重2トンあるのです。
フレディは体重20kgです。(嘘)
それは大日本インキ社のCH304というレジンだ。80年代の日本のキットのほとんどがこのレジンを小分けして売っていたと聞いているが、硬化剤を過剰に入れると発熱し茶褐色に変化する。旧ソ連では軍事機密になっていたはずだ。
そんな素性のレジンだったのですか!
飛行機の手荷物に入れられないわけですね。