おはようございます。
LAX(ロスアンジェルス国際空港)ラウンジから船木です。
今日は日本に移動する日なので、
朝からバタバタと荷支度し、
無事に出発三時間前までに空港にたどり着きました。
カイラはノースハワイに帰る日で、
こうして国内線ターミナルから旅立っていきました。
まだ15歳なのにひとりで飛行機に乗れるというのは、
これからの人生で大きな価値となるでしょう。
「空港内で荷物を置くときは、足にくっつけておくように」
「ゲートでは眠ってはいけません」
「知らない人から話しかけられたら怪しいと思うように」
「ゲートナンバーはいつも変わるから、案内モニターを随時見て確認するように」
とのティップを授けた。
無事に到着しますように。
さて、今回の滞在はクリスちゃん家でして、
おとなしいネコたちがいつも集(つど)っていた。
いつも俺の周りにいたフラッフィーとマダラン(船木命名)。
朝のあいさつですね。
平和なネコたちに癒された。
クリスちゃんは、
現在フランス・ボーグ誌のモデル撮影と、
オリバー・ストーン映画へのカメオ出演で忙しく、
朝暗い内からロスアンジェルスまで片道2時間半の運転を実行していた。
その合間にもCANVASアートを手がけているのだからすごいなあ。
夕方戻ってくると、
俺たちと一緒にロングボーディングをしてくれて、
こんなソウル師範グライドを披露してくれる。
チェーンストアでありながら、最高のメキシカンを提供してくれる
『ルビオス・サンクレメンテ店』にて。
左からディラン、マイク、クリスちゃん、カイラ。
すばらしい仲間とナリマシタ。
カイラは生まれて初めて手に入れた自分のボードがうれしく、
波乗りに行く時間を心待ちにしていたようだった。
女の子にとって、
ボードデザインは、シェイプデザインよりも重要なのだと知りました。
エンジェルス・スタジアムにメジャーリーグの試合を見に行きました。
勝利投手タカハシの投げた試合球が、
バットに当たり、人の手に当たり、自分に向かって転がってきた。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/23681
人生、不思議なこともあります。
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コールのシェイプルームに詰めて、ボードデザインの神髄を拝見してきた。
芸術以上のすばらしき時間。
ちょうどコロヘ・アンディーノのBD3をシェイプ中でした。
シェイプが終了した瞬間。
美しい曲線を内包した海の遊び道具。
こちらは片道八車線でも渋滞するのです。
それを超えて、もまれて、
ロスアンジェルスまで向かいました。
B’z LIVE-GYM、
しかも8年ぶりという北米ツアー”~LONG TIME NO SEE~”
にも行ってきました。
ものすごい人で、会場は超満員でした!
さすがB’zさんだなあ。
稲葉浩志さんソロツアー『en2』のサポートメンバー、
ジョシュ・グーチにも再会。
彼はまだ19才だけど、天才ギタリストなんです。
前回のロスでのコスモスクアッド編にも登場しています。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20576
ジョシュが波乗りを始めるというので、
クリスちゃんを講師として紹介しておきました。
当代一のドラマー、シェーンさんこと、
シェーン・ガラースと波乗りの約束をする。
ロスに行くと、気になるのが美術館でして、
今回も行ってきました。
この夏は、
LACMAで『ティム・バートン展』が開催されていて、
ティムマニアの俺は、足がもつれるほど興奮してしまった。
http://www.lacma.org/art/exhibition/tim-burton
公式サイトがあるので、彼の紹介はそれに委ねるが、
俺が「どうしょうもなく好きな映画」
を見つけると、その監督がティムであることが多く、
大好きな才能とセンスなのです。
開場前から並び、
ようやく入場し、全てを見てきました。
俺のファーストインプレッションは、
『哀しみからのハピネス誕生』
というちょっぴり切ないものだった。
「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」
で、マッドハッターがかぶっていた帽子を発見し、
購入しようとするが、カイラとグータンにたしなめられて断念した。
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これはクリスちゃん家の冷蔵庫だが、
大きなサイズの飲料がたっぷりと入っていて、
なんだかアメリカを感じたので撮ってみた。
ハーちゃん(ハービー・フレッチャー)の孫、
クリスチャン・フレッチャーの長男のグレイソン。
ものすごいスケートボーダーであり、
学生兼、アストロデッキ社の下働きとして活躍している。
未来のサンクレメンテボーイズ。
昔よく行った『ペドロス』
フィッシュタコス$1.59が1ドルも値上げし、
$2.59となっていたことと、
店員がさらに横柄になっていたことに驚いた。
時は移るのですね。
□
今回の南カリフォルニアの波が小さかったので、
ロングボーディングをする機会が多かった。
よく浮くので、
立ち上がって波待ちしたり、
逆真流を愉しんだり、
それはすばらしい夏のカリフォルニアだった。
この波サイズだと、ショートでは乗ることすら困難だけど、
ロングなら十分すぎるほどの斜面でして、
ゆるやかなグライドを楽しんだのですよ。
クリスちゃんとカイラの二人乗り。
俺とグータンの二人乗り。
これは一本のボードに二人乗り。
カイラ逆真流ですね。
ボード面積の全てを使ったグライド。
ニックAVISO王子もやってきました。
彼もココサンシャインを塗っていた。
AVISO CANVAS ミニノーズライダー6’12”
ニックのハングファイブ。
バッキーのウオーキング。
俺のバックサイド・ファイブ。
これはなんと言うのだろうか。
昼寝用ベッド風グライドか?
もう気分はクリスちゃん。
盛夏のカリフォルニア。
ロングボーディングが楽しくなり、
クリスちゃんにCANVASは、
パーチェイス・クラッシック9’2″をオーダーしました。
https://www.nakisurf.com/brand/canvas.html#purchaseC
そうだ、
キャッチサーフにも行ってきたのでした。
全米でビーターが超人気で、
「今月のバックオーダーが1500本」
という天文学的な数字を抱えているキャッチサーフ。
主宰のジョージ・アルゼンテまでもが、
ボード製作に勤しんでいました。
どんどんと成長しているこれからのキャッチサーフにご注目くださいね!
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1995年頃からの友人ランドルに再会しました!
彼は○ストのイメージキャラをしていたのですが、
全てが嫌になり、
2004年からフロリダ、オレゴンと旅をして、
7年間かけてサンクレメンテに戻ってきた。
記憶力が良く、15年前のことも良く憶えていて、
赤ちゃんだったカイラが大きくなっていたことに驚いていた。
出発前にさよならを言いに来たクリスちゃん家の用心棒
「リトルボーイ」。
20キロくらいはある巨漢ネコ。
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「アメリカに来たのですからおいしいステーキが食べたいです」
とグータンが言うので、ジーボーにどこがいいかな?
と聞き、コスタメサのオノトリアに行く。
ワインの里というだけあって、
葡萄酒がおいしく、すぐに酔っぱらってしまいました。
メインディッシュのリブアイステーキ20oz(約567g)。
イタリア人のベルナルドが切り分けてくれました。
いやあ、大満喫した最終日でした。
全ての余韻に浸ったまま、そちらに向かいます。
これからトーキョー・カルチャートさんでレセプションパーティを行います!
そちらでぜひお会いしましょう!!
入場無料ですよ?。
明日(7月30日、土曜日)
13時から20時までです!
スーパーアート紙に光沢印刷されたハードカバーアートブック、
『虹色の波乗り旅、Rainbow Surf Trip』
が明日、会場で先行発売です!
お伝えしていた『フィールザ・グライド豪華版』は、
光沢アートペーパーの確保がいまだにできず、
9月発売にずれこんだことをここでお伝えしておきますね。
明日はのオープニングパーティですが、
俺はもちろんのこと、Dセンパイやガータン、
ニコリン師範などのスペシャルゲスト、
さらにはシークレットゲスト、
作品展示、作品の紙焼きやポスター、
スペシャルグッズ&チャリティグッズ販売などを行います。
どうぞお誘い合わせの上、原宿までお越しください。
NAKIPHOTO2011 “虹色の波乗り旅”
アートショー at TOKYO CULTUART by BEAMS
東京都渋谷区神宮前3-24-7 3階
03-3470-3251
どうぞよろしくお願いします!
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今日も来ていただき、
さらには長々としたブログを読んでいただいて感謝します。
多くの人にサーフィンをライフスタイルとした日々や旅を感じていただきたいと思っています。
それでは11時間の空の旅に行ってきます。
明日原宿でお会いしましょう!
ありがとうございました。
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