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naki's blog

ノースハワイから_カイラのビーチハウス_ノアのフィンアウトターン_打率8割のマンライ率のキャノンボール_(1183文字)

おはようございます。

いかがお過ごしですか?

子どもたちの夏休みがもうすぐ終わってしまいますね。

気温30度のノースハワイより船木です。

現在の日本(北海道はのぞきますね)とほぼ同一な気候だから、

いまだに日本にいる気がしています。

到着して、まだ陽の残るビーチハウスでサーフしてきました。

出発前と違うのは、

ノアだけでなく、カイラもサーフに加わっていること。

ボードもかなり乗り込んできたようです。

ノアがお姉ちゃんに波へのターン位置を指導していた。

俺も教えたが、

ノアなりの解釈が伝わったのだろう。

こんな日が来るとは思わなかった。

いつもの夕方のことだがーー

とても混んでいたビーチハウスだったけど、

カイラはしっかりと夢中になってサーフしていた。

ちょっと見なかった間にノアが進歩していて、

このようなフィンアウト・トップターンを1本目からメイクした。

ノーズが沈する瞬間にテイル加重しているのが、

このシークエンスから見受けられる。

本人は意識せずにやっているのだろうが、

とてもテクニカルなマニューバーだ。

乗り込んだルースキャノンが自分の足のようになってきたようだ。

「5本だけね」

という約束通り、

嫌々ノアが上がってきて、撮影者を交代する。

俺はカリフォルニアで乗りこんだキャノンボール。

ビーチハウスでの初セッションとなった。

キャノンボール特有の軽く、速く、

しなやかなターンに自分でもびっくり。

長い時間の飛行機内と、空港での待ち時間で、

すっかりと体が硬くなっていたのだが、

それでもマンライを5本中4本して、

重く、寝不足の気分はすっかり良くなった。

陽が暮れて、俺の意識は夢の中に入っていった。

朝起きると、

やはり日本の夏のような気候だった。

写真を撮っていると、

「ドズ」

と重い音がしたので、そちらに目を向けると、

椰子の実がゴロゴロと下っていった。

生まれて初めて椰子の実が落ちるところに遭遇したけど、

あの音の様子だと、

もし真下にいて脳天を直撃したら恐ろしいことになるだろう。

南の島では「椰子の木の下を歩くな」と言われているけど、

その正しさを実感した。

昨日のホノルル空港。

時刻通りに便は飛び発ち、

オアフ島を飛び越えて、

雲の上に上がり、

少しするとノースハワイ島が見えてきました。

こうしてフワリと場所を変わるのは、

ドラえもんの『どこでもドア』みたいで不思議だ。

時差もあるので、ちょうどこの時は俺が都内にいた時間であります。

とすると、時間的にはやはり『どこでもドア』状態ですね。

でも実際には、ここまでは十何時間もかかっているのです。

座りっぱなしの飛行機旅は疲れますよね。

今日はしっかりと背筋を伸ばして過ごしています。

みなさんの背中と腰はいかがですか?

のんびりとニコリンとした日になりますように。

また明日!