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naki's blog

ジョバンニの一歩と、極楽の蓮池_ニコニコ滑走の視界とは?_ハートボードの夕方_アベンタドールLP2000円_即完売してしまったシャカ・ボブルドール_(2173文字)

本当にどんな辛いことでも、

それが正しい道を進む中でのできごとなら

峠の上りも下りもみんな本当の幸福に近づく一足ずつですから。

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宮沢 賢治作『銀河鉄道の夜』より(1934年)

「ジョバンニはぼく」

そんなことを思いこみながら読んだ記憶がある。

しかし極楽の蓮池の蓮は、

少しもそんなことには頓着いたしません。

その玉のような白い花は、

お釈迦様のおみ足のまわりに、

ゆらゆら萼(うてな)を動かして、

そのまん中にある金色の蕊(ずい)からは、

何ともいえない好い香りが、

たえまなくあたりへ溢れております。

極楽ももうひるに近くなったのでございましょう。

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芥川龍之介作『蜘蛛の糸』より(1918年)

最近は中華歴史物を読みながら、

昭和、大正文学からもインスピレーションを得ている。

読書は俺の生きる力そのものであり、

一瞬で空想世界に入り込める異次元ツールなのです。

さて、

こちら現世、俺は元気です。

ノースハワイは曇天から雨へと変わり、

そしてお昼くらいから陽が出てきました。

南波は相変わらずで、カーボンコピーというのかな、

毎日の潮時間に沿って、

全く同じような波がビーチハウスでブレイクしている。

ノアがキャンバスに乗るというので、

岬の先からカメラを構えてきた。

ビーチハウス岬。

この先から入るのは危険だが、

ノアはそのリーフルートを会得したようで、

それは普通にパドルアウトしていく。

↑このカットバックの入り姿勢は俺にそっくり。(笑)

でも最近は、滑走に夢中になっているのか、

それともそんな年代がやって来てしまったのかはわからないが、

「ニコニコしないな」と思いながら見ていると、

斜面を見ながらニコニコしていた。

良かった。

彼はこんな視界を目に焼き付けながら顔をほころばせているのだから、

俺の膨大な画像ファイルからそんな斜面を見つけ出し、

ここにみなさんと共有します。

Dセンパイの瞑想編はこちらのリンクへ↓

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/22538

なるほど、

サーファーにとってはこころ踊る瞬間であります。

波のトップで切り返すのも気持ちがはやる瞬間だが、

どちらかというと、

こちらは集中力を要するので、

バレルとは違うマインドセットですね。

そんなことを考えていたらイルカがボヨンと舞った。

カイラもバターゾーンでサーフするというので、

こちらも撮ってみた。

ノアはボード色からのコーディネイトで、

Tシャツの色を緑とし、

カイラは同様に赤系を選んでいたのが微笑ましい。

ハート型ボードでサーフするノースハワイもいいですね。

そして突然現れたのがジョーダン。

俺の横に置いたBD3に乗りたさそうにしていたので、

「乗る?」

と聞くと、

それはうれしそうにうなずいてパドルアウトしていった。

そしてジョーダンは、

このようにミニボード初日を笑顔で滑走していきました。

めでたしめでたし。

俺もフレちゃんも趣味と実益を兼ねながら、

1970年代に主だった「ワックスをデッキ全面に塗る」

というのを実践しているんですよ。

ぜひお試しください!

話は変わって、

オフィスにやってくると、

Dセンパイから

「阿弁汰童瑠4100万円。LPって言うけど、

あの頃はLPは2000円だったんだぜ?」

という内容のメールがあり、その写真ファイルを開くと、

こんな美しい車が映っていた。

ランボルギーニ・アベンタドール。

(Aventador LP700-4)

Dセンパイからちょうどスカイプがかかってきた。

「センパイ、これを買われるのですか?ドーナッツ盤はいくらだったんですか?」

ダブルで聞くと、

「おー、いいね。でも資金が4000万円足りないぜ、

ドーナッツ盤?78回転か、45のどちらだい?」

とダブルで返ってきた。

「え、78回転盤なんてあったんですね」

「シャバダバダディ~、イェーイ。

俺が昔、夕焼けだった頃、船木はブログ炎上だった。

そして俺たちは千倉波でアライアの刑だったね♪」

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/22497

「あれは刑じゃないですよ。そしてあの日は、

千倉ではなく水マルブレイクと言ってくださいね。では45回転の値段で」

「おー、500円だったな」

「当時は音楽って、一曲500円だったんですね」

「ん、B面もあるから半額だべ」

「250円なんですね」

と俺は「およげたいやきくん」のレコードのことを思い出していた。

当時読んでいた本は、「人間の証明(森村誠一)」で、

「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね」

という一節を突然思い出した。

記憶とは、不思議なものであります。

昨日ここで、

「新入荷しました!」

とお伝えしたシャカ・ボブルドールが瞬時に売り切れてしまいました。

で、本日大量オーダーを入れておいたので、

次の再入荷をお待ちください。

購入できなかった方は次回ぜひ!

今日もお越しくださいまして、

本当にありがとうございました

https://www.nakisurf.com/

NAKISURF内を色々とリニューアルしているので、

よろしければ見ていってくださいね。