おはようございます。
今日は、
遠くニュージーランドから季節外れというか、
きっと今年最後であろう南うねりが届く日でした。
巷では、「10フィート越え」とささやかれていたが、
最新詳細予報だと、
そこまで大きくならずに6フィート程度にとどまり、
東系トレードウインドが強いということだった。
そこで風が押し寄せる前、
つまり夜明け前にホワイトハウスに行き、
明るくなるのを待っていた。
俺はこのあかつき(暁)を待つ時間も、
波乗りのすばらしさのひとつだと信じている。
さて、夜が明けて、見えて来たのはこんな波。
ハワイアンに言わせると、
「スモールカインド」ということだが、
よほどのサーファーでないと溺れてしまうほどのパワフルさ。
ホワイトハウスはすごい。
ただ、今週に入ってシャークアタックが二回あった。
ひとつはノースショアで、
波待ちしていてサーファーのサーフボードの上に、
逃げ惑ったモンクシールが乗っかってきたと思ったら、
下からいきなり「バクリ!」とサーフボードのテイルを食べられたケース。
サメはモンクシールを追いかけていたのでしょう。
そして次はこのホワイトハウス横で、
シーカヤックの男性が連続二度も艇をかじられた。
(中空なので、穴が空いてしまい、男性はそこから泳いで帰ってきたという)
じつはこれはツナくんがいたときのことだが、
8フィートのタイガーシャークを波の中に目撃して、
その高速潜水艦のようないでたちに恐れ驚き、
ノアとツナくんを呼び寄せて一緒に上がってきたことがあったので、
そのサメがシーカヤックを襲ったのではないかと思っている。
そんなこともあるので、
白々明時にひとりでパドルアウトするには怖く、
小さな浜で瞑想&ストレッチをしていた。
すると、19歳のワイルアくん(初登場)がやってきたので、
「良かった?」と一緒にパドルアウトしていった。
3ft @ 20 seconds / from SSW (205°)
うねりの向きが南寄りなので、
セカンドセクションの名称であるスラッジハンマーが切り立ちすぎてしまい、
そこまでエクセレントなるコンディションではなかったが、
十分に10月のホワイトハウス味を楽しめた。
波数が少なく、セット間隔が30?45分と長く、
でも波廻りも運も良く、
それはすばらしきセッションを楽しんで、
乗るだけ乗ってから上がって、時間を見ると、
すでに四時間半が経過していたことにも驚いた。
まるで浦島太郎の物語みたいだな、
と思いながら波を撮ろうとカメラを構えると、
「まだまだ入っているからね」
と言っていたワイルアが波に乗っていたので、
おお!とシャッターを押したのがこれ。
手前波に隠されて波の全貌が見えないが、
「スラッジハンマーセクションのダブルアップ」
にセットアップするワイルアが映っていた。
これは昨日、
このうねりが入る前の写真です。
沖縄から来られた林田さんと、
ホワイトハウスのレクチャーも兼ねて、
一緒にパドルアウトしました。
「カレントはここで、このように流れています」
とか、
「ここには岩があるので気を付けてください」
そんな体験セッションでした。
昨日はこんなに小さなピークでしたが、
BD3に乗られている林田さんは、
見事に三本の波にテイクオフしていきました。
俺も楽しくクルージングして、
それは最高のセッションでした。
予定数の五本を乗ったので先に上がる。
というよりTシャツ一枚だと寒かったのです。
ぶるる。
それからビーチハウスにカイラのサーフ指導に行き、
フレちゃんとも合流して、みんなで記念撮影しました。
フレちゃんファンの林田さんの夢が叶った瞬間ですね。
さて、ビーチハウスでサーフしまくっているノア。
このストームサーフ波に狂い。
ノアは波乗りをしすぎたようです。
一日中サーフして、
疲労困憊したノアはサクラと一緒に寝てしまっていた。
「ベッドで寝ないとね」
と言っても全く起きないので、
「今日はスタンディングバレルに入ったと聞いたよ」
と言うといきなり反応して、
「どうして知っているの?」
と聞いてきた。
これは本人から電話で聞いたのだが、
すっかりと忘れているみたいなので、
「お父さんには何でもわかるんだよ」
と伝えておきました。
彼らにも虹色の波乗り日だったようですね。
新しい日が始まりました。
どうぞすてきな日にしましょう。
ハッピー&ニコリンでね!
AVISOのニック王子からのメールによると、
カーボンファイバー、フォームコアの値上げが著しく、
どうしたものかとみんなで頭を悩ませています。
詳しくは後日に。
これは南島こと石垣島のみなさん。
ちょうどカリフォルニアの友人Sがあちらでお世話になっていて、
その彼からのメールにこの画像が添付されていた。
すばらしき人たち。
左からアプネア山下さん、
そしてみゆきさん。
島料理の後はカラオケで三線三昧だったそうで、
それは楽しい島時間だったと察せられます。
ありがとうございます!
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