新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

naki's blog

新世界のドアを今朝開く_NAKISURFのfacebookが700人に!_追悼スティーブ・ジョブス!_Stay hungry. Stay foolish. _(2750文字)

こんにちは、

みなさんはいかがお過ごしですか?

今朝はすばらしい波に乗ってきました。

人生の節目になるような波だったんですよ。

今朝未明から風が止み、

潮は干潮から上げ始めていて、

上の画像のようなオイルグラッシーなコンディションで、

下の写真のサイズはあり、

場所はホワイトハウスでのサーフということを想像してほしい。

空いていて、しかも知り合いだけだった。

それは夢のようなサーフセッションでした。

俺のこころにひとつの目盛りのようなものを刻んだのです。

順を追って話すと、

今日も未明から海に降りていき、

白白明のときに湾の左側から岩場をかけあがるうねりを確認し、

ホワイトハウスに向かうと、

それはすばらしい波であることを知って、

カメラをバッグから取り出す時間さえももどかしく、

そのままウエットを着て、

慌ててビーチに駆けていった。

パドルアウトして、近づいてみると、

どこまでも切り立ってから丸まるピークがあり、

全てのものを吸い込むようなバレルがあった。

沖に出てすぐに信じられないほどの特大セットがやってきた。

実際にはメイクできるという様相ではなく、

ふたつのピークを持った大きなビッグウオールの後ろ側に俺はいた。

抜けられる確率5%というところか。

普段なら絶対に手を出さないほどの様相だったが、

このつるんつるんの波のフェイスに幻惑されたようで、

どうしてもこれに乗りたくなった。

で、すでに先にいたデルとベンに

「これ、行くか!」と大きな声で聞くと、

「Good luck buddy!!」と皮肉的に返ってきた。

ほとんどノーパドルで、

波底に吸い込まれるようにテイクオフし、

テイルと、

片側だけのフィンが壁に引っかかったままで、

なんとかボトムまで降りた。

そしてフルスピード視界の先に見えたのは巨大な怪物口だった。

怪物は俺を吸い込もうとして、

一瞬誘ったが、その誘惑を押しのけるようにして、

テイルをまっすぐ押しつけながら直進した。

その波を後ろにして、怒濤のようなインパクト音を後方に感じて、

爆風泡のファーストヒットで吹き飛ばされた。

波の中に落とされると、

まるで飛行機事故のように粉砕された。

タテ廻り二回、そして斜めに三回転したところで、

泡から逃れられたので、ゆっくりと浮上しながら、

何も考えない瞑想状態になれた俺がいた。

つまり人間ではなく、

小さな一粒の泡になった錯覚に陥った。

海面に出る前に我に返ったが、

そこには畏怖も恐怖も後悔も何もなく、

とんでもなく揺れる海面で、冷静にボードを引き寄せていた。

そんな風に始まった今日のセッション。

ミスショットは四本目に無理矢理波のトップからテイクオフしたものだけ。

後は傷もなく、影もなく、

ピカピカに輝く滑走の記憶をここに抱いている。

これら全ての波のことをおぼえていて、

それらの一本一本について書いていきたい欲求に駆られている。

けど、それはどこかに心情のキーワードだけを記しておいて、

時間のあるときにゆっくりと活字にしてみようと思っている。

波乗りとは、

「新世界のドアを開いて、俺をそこに連れていってくれるもの」

というものだった。

気持ちの感じ方には大小あるけど、

今日のは大きいというか、

新しい章が始まった確信がある。

そして、今朝目が覚めるまでは、

そんな気持ちを感じられるとは思ってもみなかった。

ただ、この新しい世界に浸ってしまい、

ずっと放心していた。

食事もままならず、

ましてやメールやこのブログを書くこともできなかった。

けれど、セッションを終えてから6時間も経って、

ようやく自分を取り戻してきた。

今日から新しい自分。

それは何回目の節目になるかはわからないんだけど、

この震えるような、

叫びたいような気持ちにさせてくれるのは、

この人生で、あと何回やってきてくれるのだろうか?

興奮を通り越すと、諦観の境地がやってくる。

「悟り」というのとは少し違う。

「波を滑る、海と遊ぶ」

ということはどこまでのものなのだろうか?

まだまだ先があるような気がしてならない。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/25855

一万日以上の波乗り日が過去となった今も、

また新しい世界を見せてくれるこのすばらしい波乗道に今夜は乾杯したい。

どこまでも酔いたい気分であります。

さまざまな生い立ちと、

運を持ってここまで生きてこられたことにありがとう。

悔しかったとき、

辛かったときにもあきらめなかった自分にありがとう。

自分の気持ちにまっすぐ生きてこられたことにありがとう。

新しい俺ですが、どうぞよろしくお願いします。

俺たちの生き方、SURFSURFSURF。

俺とカイル鞠黒は、

その気持ちを込めてTシャツプリントをしてきた。

これが、新しい、第8刷目のSURFSURFSURF T。

スペシャルカラー&Veeネックのバーガンディ。

こちらは定番のホワイトのインクがアメリカカラーとなりました。

いかがですか?

今頃はホノルル空港から成田に向かっているのでしょうね。

早く、無事に届きますように!

さてさて、

NAKISURFのfacebookはご存じですか?

http://www.facebook.com/nakisurf

フェイスブックならではのお得な情報もありますので、

どうぞよろしくお願いします。

そして、

さきほど友人たちが700人となりました。

「いいね!」

と言ってくださってありがとうございます。

(もうすこし違う言葉がないものかと思っています。笑)

追記:ジェイクさんのアイディアは「すてき!」でした。

1000人の際には、

「facebookありがとうセール」を催しますね!

アップル。

俺の生まれて初めてのパソコンは「Performa」でした。

それから時代はiMacとなり、

Mac Proで動画編集したり、

カリフォルニアで製作した船木はじめての出版誌

『New Millenium Press』もMacプロで製版を組みました。

そしてこれは三代目のMacBookプロで書いています。

アイパッドも出たらすぐに買いましたし、

iPodも、iPhoneも買い換え続けてきました。

個人用メールアドレスも@mac.com。

全てアップル製品。

そんなマック信者に歓びを供給し続けてきた人が永遠の輝きとなりました。

どんな哀悼の言葉をもってしても、

あなたの言葉と思想に勝るものはありません。

でも俺はあなたの想いの切れっ端を握りしめて走り続けます。

いつまでも、いつまでも、

「Stay hungry. Stay foolish. (ハングリーであれ。愚かであれ)」

ということも忘れずに進んでいきます。

どうぞゆっくりとお休みください。

すばらしい週末を!

もうすぐですね。