「この北西波は、週末には下がっていきます」
という波情報だが、
昨日よりもさらにサイズアップしていた。
こうして岸から波を撮ると、
丸くて、愛くるしいお姿だが、
実際には日本の寒波で、
それは北海で荒れ狂った波が遙々5000kmも旅してきたうねり群。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/11356
その威力たるや、
人の骨などは軽く砕けてしまうだろう。
カメラ片手に入水して、その御波を撮らせていただく。
こんなに分厚い波って見たことはありますか?
それはものすごい圧力の怪物。
元スケートボーダーで、
ノアの友だちのエービーがボディボードをしていた。
ノアよりも3つくらい年上ということは17歳。
あっという間に大きくなりました。
この波に対して、このアプローチ。
ボディボードってすごい。
もちろんメイクしていったが、
もしメイクできなかったらどんなことになるのだろうか?
ちなみに水深は50cm程度。
岩盤の上に砂が一層というショアブレイク。
スリル&パワーの命がけサーフです。
俺も怪物くんを撮って、
自分なりに表現してみた。
深く、暗いバレル。
分厚いリップ(波先)。
俺たちが波写真を見る時は、
このリップの透け具合で波の強さを判断している。
もちろん、大波はリップが透けないのです。
でも透けているのもやさしく、
美しいので大好きですよ。
さて、今日のイナリーズは、
「超ド級」というほどの吸い込みで、
後半巻き上げられて、
気絶するほどたたき付けられ、
鼓膜が破けたと思うほどふらふらになってしまった。
こうなってくると格闘技みたいだが、
波乗りの佳いところは完全にメイクすると、
「静」となるということだろうか。
決死決行撮影の気持ちが乗り移ったのか、良い作品が撮れました。
「生きている証はお腹が空くこと」
とロコモコ(3ドル)を帰りにおいしくいただいたのは言うまでもない。
ご飯と目玉焼きでハンバーグをはさんであります。
味付けはケチャップと黒こしょう。
ノースハワイ式は、
ただこれだけの朴訥(ぼくとつ)なるメニューなんです。
ノアもロコモコで、
セイジはいつものプレートランチでした。
それではすばらしい日曜日に!
暖かくしてお過ごしくださいね。
ALOHA!
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