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祈願フィッシュフライ祭り大成功!(招福祈願不思議板祭)_大成功シマシタ!_ワタシが大賞!?_抱腹絶倒の特大号です_(3388文字)

2012年、フィッシュフライ祭りにようこそ!

これはアルタネティブ、

またはオルタネティブボードの愛好者が集まり、

それを展示、

試乗してお互いの交流を深めようと、

世界各地ではじまり、

数年前に日本にやってきたものであります。

日本ではソウルサーファーのバイブルBLUE誌が初回から主催し、

こんにち、参加者全員が笑顔となるイベント、

またはムーブメントとなっている。

ということで、

クリスチャン・ワックにもサンクレメンテから

「おいでおいで」

と呼びかけ、

昨日の静波海岸の集いとなりました。

ということなら俺は少し進めて「フィッシュフライ祭り」としてみた。

「波乗り」という一つの信仰に基づき、

すなわち滑走への感謝と祈りであり、

もっと掘り下げると、

波とサーフボード、

そして乗り手の融合を考察されている祭りとしてみたら落ち着いた。

俺たちはここにいました。

スコッティ・スプートニクもジョシュ・ホールも見えます。

そしてブライアン・ベントのボックスも。

浜から見たNAKISURFブース。

ボックスからCANVAS、

COLE、ドッキー、AVISO、ビーターちゃんまで。

隠れ人気のオディシーが、

ツナくんによって借りられたところですね。

カリスマ吉岡さんは、

AVISOプレミアム派でしたね。

あまりにもの偉容だからか、

ボックスだけが不人気だったが、

それ以外はいつも誰かが試乗している状況でした。

天気は晴れたり、曇ったりというお祭りには絶好の日。

みなさんがボックスを見て、

「こんなの乗れるんですか?」

というセリフのオンパレード。

サンオノフレ、勝浦、南房総で乗ってきたので、

箱乗りにはちょっぴりと自信を付けてきた俺が、

静波ファーストライドを実行。

クリスチャン・ワックに教わったクロスステップで、

ノーズ方向に進んで大漁追福祭り。

上がるときは、

水を吸ってやたらと重いので、

小型船の陸揚げみたいになるのも箱乗りの特徴。

つい笑顔になってしまい、

これもフィッシュフライの主旨の「天下泰平」なんです。

水抜きをします。

木製なので隙間から水が入るのですが、

じつは水が入った方が安定して調子がいいとは、

乗った人しか知らない裏情報。

日が高くなってきてから

「よし、波乗りシマス」

とCANVASのログボード

『パーチェス』にワックスをかけるクリスちゃんさん。

ワックスをかけるだけで人が集まり、

注目されてしまうのだが、

そのあいだは残してきたフラッフィーのことを考えていたのだろうか。

クリスチャンのテイクオフが好きな俺は、

その奥義を会得しようと執拗にシャッターを押した。

クロスステップのウオーキングは、

こんなに歩幅があったのですね。

勉強になります。

行き止まりのノーズライディング祭り。

これこそが祖先崇拝。

マンライ続きのクリスちゃんのニコリンスマイル。

沖縄から勇人さんもやってきました。

まずは

「ボックスに乗ってみます」

とさすがの滑走。

周りのサーファーが驚いていました。

インサイドはバックドアとHTで鍛えたバレルを狙い、

世界初のボックスバレルライド風でした。

勇人さんのこの笑顔にフィッシュフライの楽しさ、

ボックスライドのおもしろさが詰まっている気がします。

勇人さんはそのままビーターに乗り、

80年のタイムスリップならぬ、

ビータースリップを楽しんでいた。

ナックルヘッドを愛するこの方は、ボックスに興味津々でした。

ビンテージバイクと、

ボックス伝説がシンクロしている気がします。

レッキボール5’2″

oh yeay!

Mini Noseride type 2

Beater Twin

Aviso BD3

ダナポイントの石田さんも見えて、

ダブルアップするセクションをバックサイド・グライド。

さすが石田さんです。

色即是空祭り。

石田さんの次は俺で、

もうすぐはじまるエクスプレッションセッション用のコソ練でした。

ワックスアップも楽しい。

木目だから塗りやすいのです。

乗れた乗れた!

でも次の瞬間には、

ダァ!

でもオンショアと、

ロータイドの流れから出現した波のコブをボックスレイルが拾うのか、

突然箱から振り落とされた。

沖箱跳躍祭りか。

落ちるときはボードから遠くに飛ぶのがいいでしょう。

Dセンパイではないが、タンスみたいな板ですから。

AVISO BD3

こちらの方はライディング後に笑みがこぼれてくるようで、

それを見ながらついシャッターを押してしまった。

こちらもうれしいのです。

ドッキーミニシモンズTHANG

りょうさんもボックスからビーター転身組。

オディシーで見事なノーズライドを見せてくれたのは誰でしょうか?

「日焼けで顔が痛いデス」

というクリスちゃんさんに

「いいのがあるよ!」

とボディミストを振りかける弊社メディアブチョーのじゅん。

晴れたので、

ココサンシャインは必携品でした。

クリスちゃんは

「ファンに囲まれすぎていました」

というのが理由で、

ココサンシャインを塗り忘れたのだそうです。

無病息災祭り。

俺の永遠師匠勝又さん、ハーレーCUT’Sさん、

奄美王子の緑くん、そして千葉NAKISURF頭領の大西。

ここにいるのは、みんなリベラル至上主義者で、

さらには、

「その自由主義こそが波乗りの神髄なのではないか」

という話をしていた。

サーファーは、

既得権を主張しなければ、

幸せに自由マインドで過ごせるようです。

天才デザイナーハナイさんと、

なんでも天才のクリスちゃんさん。

NAKISURF創業当初に扱っていたウエイブスケート、

その創始者ベンに会いました。

当時のままのサーフボードデザインに懐かしくなる。

安寧長寿祭り。

BLUE誌のバックナンバーにはまるクリスちゃん。

ずっと続いている俺の巻頭コラムを見せたら感動してくれた。

日本語が読めないのに、一生懸命読んでくれていた。

クリスちゃんはいい青年だ。

偉大なる編集長、林氏。

4V(シブイ)

俺の大好きなコンセプトボード大集合。

プロペラが回るフィンなどがあって、

瞠目も瞑目もする。

天才です。

さて、フィッシュフライのオオトリは、

豊楽万民祭り、

じゃなかったエキシビションセッション。

鎌倉の大先輩平野さんも見えます。

こうして選手!?が一斉に沖に出ていくのを見て、

ややたじろいでしまった。

俺は競争社会から逃れたく、

波乗りをしていたのにと、

自問自答しながら南に歩いていった。

そうしていたら

俺と同じように風問答していたスコッティ(・スプートニク)と会った、

みんなは沖で競争しているのに俺たちはボード談議。

答えの出ない禅問答祭り。

AVISOに感動していた彼も、

5’0″が大好きなのだそうです。

CANVAS Thumb Nugget

四国の香ちゃんもマンライ祭り。

Mini Simmons 5’2″

スコッティのオンショア・クルージング。

291

いい波がやってきて、一本乗ることができた。

AVISO BD3 5’0″

ポンパドールを駈ったクリスちゃん。

それはすばらしいライドで、

全員のドギモを抜き、

なんとフィッシュフライ大賞を受賞。

記念すべき日。

BLUE誌総帥の林編集長より栄えある手製レジン楯を受け取り、

喜びゼッチョーのクリスちゃんさん。

副賞は俺からの回転寿司ということとなった。

奉。

「めでたしめでたし」

NAKISURFスタッフ全員で、

記念撮影して、それぞれのアジトに散りました。

ボックスの最後の水抜きは二人がかりで。

ツナくんとクリスちゃんの会話がやたらと良かった。

その内容はまたいつか。

静波のお寿司屋さんで、

クリスちゃんはさらなる頂点を目指していた。

自己記録は26枚だそう。

そういえば、

以前クリスちゃんが新島の民宿の米びつを空にしたことを思い出した。

あいかわらず良くタベマス。

そのまま東名高速、首都高速と進み、

渋谷付近で工事渋滞の深夜シゴキを受けながら都内到着。

品川ローカルのワンちゃんと、

深夜スケートボード祭りに参加したのが今は昔。

今昔祭りか。

これにて、2012年フィッシュフライ祭りは終了です。

ご来場いただいた方たち、ありがとうございました。

多様なサーフィングの楽しさをこれからも味わい続けてください。

写真がない方、ごめんなさい。

全員撮りたかったです。

特大号を読んでくださった人たちにも感謝です。

それぞれのボードで、波で、

豊かな滑走の楽しさを続けていってください。

それこそが『招福祈願不思議板祭り』ですね!


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