“The ocean once it casts its spell, it holds one in it’s net forever….”
「海に呪文をかけると、それは永遠に続く」
というコールの波乗りに対しての呪文が出現した日です。
バハメキシコにあるハリケーン・ファビオからのうねり。
今日の時点では、
南南西から(200°)の角度で届いている。
このうねり角度とサイズ、
5フィート近い満潮となると、
王子邸前レフトがパーフェクト化するようで、
それは長い波が出現していた。
高速グライドの愉楽。
コールでは、
俺用のミッドレングス6’4″がついに完成し、
そのグラッシング仕様について一緒に決めてきました。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/34654
稀代の名匠が1970年代のデザインに取り組み、
それを完成させた一例。
アウトラインはそのままに最新鋭のレイルやら、
コンケイブ、VEE、ロッカーがついているのがポイント。
車で例えると、
年代物のシャーシに最新のエンジンと、
サスペンションということになるのだろうか。
「NAKIどう、気に入った?」
「気に入ったも何もめちゃくちゃかっこいいです」
「フォードアーズでバリバリ乗れるようにしたからね」
「うれしいです!」
「この1970年代のファブリックをボトムに入れるというのはどうだろうか?」
「うおー、かっこいい!」
「前に決めたように、
デッキにロゴや仕様を鉛筆で書いていいのかな?」
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/32729
「どうぞどうぞ!」
「よし書こう!こういうのは、
何も決めたり下書きしたりしないで書くのがいいんだよな。
長さはシックス・フォー、
幅はナインティーン、3/クオーターズ。
厚みはどのくらいだろう?」
「厚みは2インチハーフだな」
そんな情報が次々とブランクスに書かれていった。
「あれ、ミッドレングスのGが抜けちゃった…」
「大丈夫です。それも味ということで」
「魔法の言葉を書いてもいいかな?今朝思いついたんだ」
とこのブログで、
冒頭に掲げた言葉が刻まれていった。
かなり書き込んで、
最後には自身の言葉をテイルに抜けさせるデザインをさせて、
コールペンシルアートは終了となりました。
さらにさらに超こだわりのボードにしようと、
サンクレメンテで、
1970年代と同じように巻いてくれる職人を探し、
コールが見つけたのは、
ブラッド・バーシャムズの工員グレッグ。
これからコールと彼が話し合ってくるそうです。
楽しみ!
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ツイッター@nakisurfで見つけたのが、
レイバン模様のラテアート。
xxx504satoさん作です。
これはすごい!
ありがとうございました。
このカプチーノを一度いただいてみたいです。
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ベートーベンが188年前(1824年)に作った
交響曲第9番『合唱付き』
(Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125)
俺の好きな歌であります。
そのすばらしい動画を見つけたので、
下に置いておきますね。
この動画を見て感じたのが、
楽器が連なっていく音の厚みのすばらしさ。
そして音楽は、
人を大きく感動させるものだということ。
これを波乗りで置きかえてみて、
こうして多くのサーファーが集まって、
見ている人を感動させられるのが波乗りだといいのにな。
小さな視点ではなく、
俺たちサーファーの海が好きという気持ちが、
大きな海を囲むようになったらそれが現実となるのでしょうね。
波乗りは自分を感動させるものだけど、
将来的には他人を感動させるようなものになりますように、
とお祈りする日です。
良い日にしましょうね。
この動画を見てふくよかな気持ちとなって、
美しい金曜日となり、
そしてすばらしい週末となりますように!
今日もお越しいただき、ありがとうございました。
すてきな夏波が待っていますね。
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