ずっと追い続けていた赤い顔のハミングバード。
警戒心が異常に強く、やたらと速い個体。
上の作品は波が主題なのだが、
陽光の反射が美しく、
その煌びやかさにこころを動かされたショット。
昨日も書いたが、被写界深度がやたらと浅く、
調べてみると、たった一段ちょいしか絞っておらず、
パンフォーカスに安心しきった慢心ショットとして自分を戒めている。
ちなみにF5.0でした。
ひさしぶりにコスコに行くと、
自分のカメラが売っていて、複雑な気分となった。
でもカッティングエッジというのが全てではなく、
『大衆派』という言葉もあるくらいなので、
当分は大衆派でもいいじゃないかとも感じる。
とがっているばかりが生き方ではないから。
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さて、本日のサンクレメンテは南南西うねり、
そして西北西うねりが届いているのだが、
それぞれの高さが膝程度なので、
サーファーたちは牙を抜かれた獣ではないが、
そんな日を過ごしたところ。
この辺りでは、
一番サイズがあると定評があるソルトクリークに行き、
まあまあの斜面を得た。
カジキ辻くん。
石垣島での釣り達人として名を馳せています。
愛船『仁恵丸』を駆使したチャーターボートのドラマ。
暖かな気候、超が付くほど濃い魚影、
青珊瑚礁、世界トップクラスの透明度の高い海。
釣りキチ三平も追い求めたブルーマーリン、
磯マグロ、カンパチ、アカジン、カスミアジ、
南方系クエなどがやけに釣れます。
南海上の秘境での大物釣りをどうぞ楽しんでください。
http://blog.goyah.net/skipjack/
グリーンレーベル。
AVISO291。
極みのグライドを続けているプロフェッショナル中のプロ。
グライドができなければ、死があるのみだろう。
悩みも税金も何もないだろうが、
孤高で、
シンプルな生き方は斬れ味が良い両刃の剣だろうか。
夕方はサンオノフレで、
キャッチサーフのオディシーセッション。
夕陽が斜面に溶けて、
そこにレイルをかたむけていく至福。
カジキ辻くんもサンオノフリーで、
暖色斜面に自身を委ねていた。
「俺は誰なのだ?」
そんな哲学なる時間でもありました。
大波だけに全てをかけることはない。
こんな波でも人は熱狂できるものである。
自分の波紋が遠くまで続いていく先に夕陽があった。
「明日はやってくるのだろうか?」
そんなセンチメンタルな気分にもさせられる瞬間でもある。
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コールに行き、
浮力の話をしたが、あまりにも委細詳細なので、
少しまとめてからここに紹介します。
コールがMPツインを削るのは珍しいことだろう。
MPツインは正真正銘のCOLE印のマスターピースだが、
ここにはマーケティングというものがないので、
このモデルはマニアのものとなっている。
それもまたサーフボード。
正しい姿でもある。
売れている本数が多いからといって、
すばらしいボードデザインというわけでもなく、
さらに言うと、
「(波に乗るには)たった一本だけのサーフボードがあればいい」
という事実。
どのボードで波に乗るのか、
波はまた自分にやってくるのだろうか。
波に乗れば自分に充実は訪れるのか、
空漠な毎日に火は点けられるのか?
そんなことが気になった。
さようなら今日。
明日よ来い。
新しい日よやって来い。
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