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naki's blog

真西うねりのロッキーショア_ブライアン・ベントとつむじ風号_文学作品までもを感じるカフェヒロさん_(2109文字)

こんにちは、

いかが日曜日をお過ごしですか?

こちらは、

昨日から届いている西うねりが真西(278°) に向いたので、

迷いなくロッキーショアに向かった。

今日は土曜日、

そして3日ぶりの晴天とあって、

サーファーも見物人も多かった。

すばらしい波。

下は俺のテイクオフのシークエンス。

突然入ってきたセット、

ほぼノーパドルでテイクオフを敢行しちゃいました。

バンザイ・パイプラインというのがあるが、

これはバンザイ・ロッキーショア。

俺の写真ばかりで恐縮だが、

波質がわかると思ってポストしておきます。

上がファーストセクション。

下がセカンドセクション。

干いていれば、

ここから長いチューブセクションになる。

サードセクションは、

ホットドッギングな波質。

でも今どきホットドッグというのはレトロすぎる表現だろうか。

上にも書いたがやけに混んでいた。

同行したさとるさんは、

昨日はたくさん乗れたのだが、

今日はあまり乗れなかったようだ。

波乗りの楽しさは、

混雑度とは反比例するのだと思う。

でも俺は秘密のテイクオフ・ピンポイントを持っているので、

混雑もあまり気にならなかったといえば言える。

でもライディングラインに

パドルアウトしてきているサーファーが多すぎるのも怖いといえば怖い。

最近はロングボードだったり、

オディシーに代表されるスポンジボードを使って、

小波のときにサンオノフレに行き、ハッピーグライドしていた。

だが、今日みたいなスリリングな日は、

こうした高速グライドからサーフィング最大級の楽しさを再確認できるのであります。

深い。

ブライアン・ベントのホットロッドと、手製Tシャツ。

美しすぎるむきだしのアート。

俺も彼のロングスリーブに夢中なのだが、

あのRAW感覚というか、

手縫いのほつれた糸、

彼の指紋がついたヨゴレ、

シルクスクリーンの角度によるカスレ、

スクイージーの強弱。

それらの完成していないようなザラザラ感には、

いつもドキリとさせられる。

こちらは胸の鼓動が止まないXL100。

つむじ風号として、

AZUSA伝説の工房にたたずんでいた。

さてさて、

外食はあまり好まないが、

カフェヒロさんなら別腹。

ひさしぶりに行ってきました!

このヒロさんは、アメリカに住む日本人で、

SUSHIでなく洋食を武器に攻めているのがすごい。

今夜も多くの人がウエイティングするほどの大賑わいでした。

NAKISURFでも限定販売したブライアン・ベント師匠による

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/7186.html

CAFE HIRO・Tシャツを着て、

このディナーへのリスペクトをしてみた。

このマグロの山芋のユッケからはじまり、

にんじんのポタージュ、

きまぐれサラダ、

カツカレー、

ハンバーグステーキ、

ウニのスパゲッティ、

そしてパンナコッタ(写真)、

ポットチョコレート、

クリームブリュレを堪能しました。

食後、ヒロさんがテーブルにいらして、

「いかがでしたか?」

「もう881(やばい)です。ミシュラン(Michelin star)3つ星確定です。

(3つ星=それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理)」

「いやいや、そんなことはありませんよ(謙遜するヒロさん)」

「本当です。山芋とマグロのユッケのソースのレシピを教えてください」

「それはですね。醤油と砂糖を同量でツメて、

ごま油と、すりおろしたニンニクを加えるだけです」

「温泉卵とのマッチングがおいしすぎて、スムージーで飲みたくなりました」

「ははは(ヒロさん苦笑)」

「後はハンバーグステーキの味が感動的で、

タイタニック号が沈没する瞬間に食べたい味はこうだったのかと、

詮索してしまう奥深さで、

ウニスパゲッティは犯罪者なら自首したくなるほどのお味ですね」

「いやいや〜」

「カツカレーのカツを頬張ると、

まるで果実がはぜたように肉汁が口の中にあふれるのです。

衣が硬く、そのジュースをカリカリが受け止めて、

ビールが止まらなくなります。トンカツ屋のカツではなく、

洋食のカツレツの極みです。明治時代と2012年の融合です」

「カツはですね、一度揚げて、それからオーブンに入れて、

そこから引き上げて、ハイルまで寝かせるのがコツです」

「ハイル?」

「はい、熱が入ることです」

「そうしているのですね。カレーもおいしく、

ビリリとスパイシーなことにも感動しました」

「あれはですね、黒と白胡椒をブレンドして、

隠し味にフルーツジャムを入れているのです」

「だから辛くて甘いという味の幅があるのですね。

それはまるで交響曲のようなふくよかさがあります」

「いやいや〜」

「食事をしていて、文学作品を連想することは珍しいのですが、

今日は枕草子と、谷崎潤一郎作品を感じました」

「いやいや。まだまだです」

天才ヒロさんの創るアジアン・フュージョンは、

オレンジカウンティのサイプレス市にあります。

Cafe Hiro

10509 Valley View St.,

Cypress, CA 90630

(714) 527-6090

http://www.cafehiro.com/

ただただ感動ですよ。

ぜひ!

それではまた明日ここでお会いしましょう!