“Calafia”
サンクレメンテ・ステートパーク
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JR上総一宮駅前にある名糖食堂。
このワンタンメンは、
昭和47年の味だと今も多く知られている。
名作として知られているのは、
「ワンタンメンを讃える詩」
だが、
その一節を抜き出してみる。
ああ、
そらに浮かぶ雲の形をしたワンタンよ
私が幼少の頃の昭和を想い、憩うとき
その熱い愛のふくらみで私を満たしてくれ
輝く麺を従えて私に微笑みかけてくれ
そして私たちの愛にこたえてくれ
私がお酢を入れるのを許してくれ
名糖食堂は、
だいたいすべてが昭和あたりで凍結していて、
ここで食事をすると、
私は小学二年生に戻れることを知った。
近所の水守食堂もまた同様であるのは、
ここが時代から取り残された場所だからだろう。
すると、
山本リンダの「どうにもとまらない」のメロディがよぎり、
マジンガーZのあしゅら男爵や、
科学忍者隊ガッチャマンでの大鷲の健、
仮面ライダーカードの
「390番カナリコブラのペット作戦」
のどぎつい彩色だったり、
ニセホーオーカードを思い出すことになった。
そんなワンタンメンなのだが、
壁には確かに平成25年のカレンダーがかかっていて、
値段も今のインフレ風で、
ここにかろうじて現実時間が残されているのだった。
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これは瀧朗が送ってきた江ノ島にいるグレーという名前のネコ写真。
これはパソコン遠隔操作事件で、
片山容疑者がこのネコにカメラ付きの首輪を付け、
その映像が元で逮捕に至ったということから大人気となっているという。
でもグレーには何が起きたのかがわからず、
ゴロンと横になって陽を浴びているのがじつにいい。
「ネコに小判」ならぬ「ネコに栄誉」だろうか。
今日は火曜日なので、
ホンモノの法王は、
太東駅付近のアジトに来ているのかもしれない。
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎