新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

バレル・グラブルズFeaturingヤス_CANVASボードがもうすぐ完成シマス_サンクレメンテ今昔&ビルズパンケーキの別バージョン_(2350文字)

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夜明けからビッカリ快晴。

みなさんに青波写真をお見せたかったので、

カメラハウジングを持って、

北西風波のお決まりグラブルズに行くと、

波情報でも予想されていなかった南うねりが入っていた。

満潮と相まって、

小振りながら純生バレル100%コンディション。

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あまりの掘れあがる壁に怯むヤスを叱咤激励し、

分厚いダブルアップのバレル波の写真を撮っていった。

サイズは膝から頭とバラバラで、

それはきっとうねりの出自が遠くだからということで、

たまに来るすばらしい波を独占することになったヤス。

こういう波で大事なのは、

1.ノーズを下げたままテイクオフすること

2.”ここで”という位置から追加で1−2回は深く強く漕ぐこと

これができたらかなりの掘れ波にテイクオフができる。

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バレル波というのは、

切り立つ壁の前面を滑り降りねばならず、

タイミングが合わなかったり、

10cmでも沖側過ぎると、

こうして波に置いていかれてしまう。

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これはいい波だった。

うまく合わずに

「一時間に1本しか来ないわかしお30号」

に乗り遅れたような顔をしたヤス。

ちなみに東京行きの平日最終電車は、

上総一ノ宮駅発20時38分ですので、

遅れないようにしましょう。

話が逸れました。

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もっと壁に近づかねば、

もっと張り付くのだ!

野村監督ではないが、

ささやき戦術でヤスをその気にさせて、

かなりいい作品が撮れました。

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ヤスは何度もやられたり、

メイクしたり、

そんな修練経験のかいあって、

最後の波はすばらしいバレルに包まれた。

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でもこれは画角からおわかりの通り、

「終了ねー」

とピークを離れた直後のいい波だからちょっぴり悔しい。

でも水中撮影のたいていはこんな感じなんです。

ライダーは、

プレッシャーがなくなるから乗りやすいのでしょうね。

休日だったが、

ライアン・イングルは働いているというので、

工場までエポキシ樹脂をもらいに行く。

デイブ・ネイラーの部屋には、

NAKISURFストックオーダーの夕焼けサンオノフリーと、

ターコイズ・バターゾーンがグラッシング完了していた。

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早速ラックから降ろして写真を撮る。

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夕焼けサンオノフリー。

オンラインストアページはこちらです。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA626.html

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ターコイズ・バターゾーンはFCS5フィン仕様です。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA624.html

完成まであと10日間というところですね。

良く晴れて乾燥しているので、

硬化もかなり硬そうです。

楽しみです。

その後、エポキシ樹脂を持って、

水中ハウジングのデール・コベティッチ工房まで行くと、

こんなキャット大先生ベイビーが生まれていた。

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デールは25歳にもなる長老猫さまも飼っていて、

カメラ業界ではなく、

フラッフィーのブリーダーをしたら大成功したとも思える。

ただ、最近はGoProのピストルグリップの需要が多いらしく、

そのグリップが工房のテーブルに数多く散らばっていた。

「新しいハイパフォーマンスモデルのアイディアが沸いた」

と金曜日のコール。

そして、

『史上最高のルースキャノン』

というマスターシェイプが、

所有者レパードによって持ち込まれていた。

サンクレメンテに詳しい方ならこのレパードのことはご存じでしょうが、

彼はディノ・アンディーノに師事したロボの幼なじみです。

今もピアから王子邸前、

そしてローワーズでものすごいオフザリップを見せている。

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「レパード、君が小学6年生のときにステッカーをあげたのを憶えている?」

「うーん、そんなこともあったような….」

「ロボと一緒にエルカミノBCの裏で”ステッカーちょうだい”とやっていたんだよ」

「それ、思い出した!」

そんなレパードも30歳です。

時の流れるのは本当に早い。

あの頃は、携帯電話がなくて、

カーナビもないから、

トーマスガイドという本タイプの地図。

パソコンはフロッピーディスクからの情報。

パソコンはApple II。

日本語入力は「ことえり」。

カメラはフィルムのみ。

レコードはCD、タコスはペドロス。

サンドイッチはデルマー通りのビリーズ。

カフェはサンクレメンテカフェ。

コスタメサのヤオハンに行き、

日系書店をのぞくと、

『コーストライン創刊号』が平積みされていた。

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なんでもこれは高値で取引されているらしく、

ここにこんなにあったので驚く。

お探しの方はコスタメサのヤオハン内ですよ。

突然ビルズのパンケーキが食べたくなって自作する。

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【材料4人分】

リコッタチーズ 250g(豆腐で代用できます)

小麦粉 160g

卵 (白身と黄身に分ける) 4個

豆乳 200ml

イチゴまたはバナナ

塩 ちょっぴり

オリーブオイル

1.ボウル二つに白身と黄身をそれぞれ取り分けます。

2.黄身のほうにリコッタ(または豆腐)、小麦粉、豆乳、イチゴまたはバナナ塩を入れてざっくりと混ぜる

3.白身は泡立て器で角が立つくらいよくかき混ぜる

4.フライパンにオリーブオイルをひき、熱する

5.(2+3)を軽く混ぜたものをお玉でフライパンにそっとのせて、

6.熱が入り、表面に気泡がいくつか見えたらひっくり返す

7.裏面がきつね色になったら完成!

生クリームを添えて食べると、

七里ヶ浜のビルズ味を越えていき、

さらにはバターや牛乳を使わないので、

低カロリーの逸品となります。

「ベーキングパウダーをいれる」

とものの本には書いてありますが、

入れなくてもおいしいです。

コレステロールが心配の方は卵を入れなければ、

コレステロール・フリーとなります。

簡単でとてもおいしいので、ぜひお試しください。

パンケーキ好きなので、

たまに食べたくなります。

それではすばらしい週となりますように!