こんにちは、
今日はすばらしい波となったサンクレメンテ周辺です。
うねりは南から、南西、
そして北西風波という3つのコンボ
母の日の日曜日なので、
混むであろうソルトクリーク周辺、
そしてトレッスルズは混みすぎているだろうから論外、
サンオノフレまでも朝から駐車場への大行列があると聞き、
ひらめいたのがいつでも無人の王子邸前。
大正解でした。
右側は10人くらい。
王子邸前正面はたったひとり、
左側からずっと無人というコンディションで、
7時過ぎに到着すると、
パーフェクトなバレルが迎えてくれた。
カメラ係を交代しながら5時間いたのだが、
とにかく朝は良かった。
でもそんなことは儚きもので、
8時半くらいからオフショアが弱まってしまった。
そうなるとチューブにはならずに、
アクション系の波となりました。
でも波のある日曜日に無人でサーフできるのはすばらしきこと。
王子邸前に感謝。
カラフィアまでは全くの無人でした。
9時からマックスたちがやってきて、
9時20分からマコさんも登場して友人だけのセッション完成。
いい母の日でした。
【友人たち】
マックスon Nation Score Board。
じつはマックスは以前、
某有名ブランドのベストセラーモデルに乗っていたのですが、
このシェイプを超えるべく、
ライアンがチャレンジシェイプした結果、
マックスはこのボードだけに乗るようになりました。
ターンのキレが違いますね。
マックスのご学友アレックスは、
21世紀のサーファーらしく、
マニューバーが波の中だけにとどまらずに
こうしてテイルを抜いてアプローチしていた。
ビーター少年登場。
しかも新作モデル。
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/70347
サンオノフリー三兄弟であり、
フォードアーズ塾頭マコさんの初ビーチブレイク。
CANVAS San Ono Free 7’5″
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53470
先々週の兒玉さん初挑戦日をご覧になって、
「それでは私もビーチブレイクに挑戦してみます」
とお越しになりました。
有言実行の人です。
サーフ後は、
「ああいう一瞬の勝負に身を預けるのもいいですね」
という感想をいただきました。
ものすごい上達曲線の50歳代の塾頭です。
自分も勉強になります。
王子邸前の隣はリビエラというローカルブレイクです。
ここのCOLE率はやたらと高く、
このサーファーは、
ライトニングキッカーのラウンドピンモデルに乗っていた。
さきほどのビーター少年。
フィンレスだからこそのダブルグラブなんですね。
この子もフィンレスでこのグライド。
マコさんマンライ後の笑顔。
緊張から解き放たれた表情ですね。
デイブ・ネイラーのボヘミアンラミネート。
サンセットと海と、
太陽とビール&ワインの色というテーマカラーなんです。
マコさんはお仕事の関係で、
ココサンシャインのスティックを全部塗りされていました。
ジョニー・デップみたいです。
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【Surf RX “Delta”】
Prince’s house and Surf Prescriptions Delta.
5’5″ x 19″ x 2″ Varial Foam
王子邸前とドッキー師匠渾身作のデルタ。
バリアルフォームの逸品です。
最小フィン(トライ設定)。
日本の波用にカスタムデザインしてもらった試作品です。
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デルタに乗った動画を撮ってもらいました。
編集前なので、
フィルムから切り出したフレームグラブをポストしておきます。
ドッキー師匠こと、
ジェフ・ドック・ラウシュ集大成モデルとなったデルタ。
初乗りは、こんな佳きセッションとなる幸運。
広いプレーニングエリアからのトルクを利して、
テイクオフしてすぐのファーストターンで、
それはバーティカルにトップに引き上げられた。
スムーズで軽快な滑走性能の才能を持って誕生したのだとわかる。
もちろん、
小さなフィンでこの鋭角さと安定度です。
軽く、速く、そして卓越した安定性。
ドッキー師匠はどちらからというとオルタナ系の教祖だが、
こうしてハイパフォーマンスボードを削っても
やはり一流なのだと再確認した。
この波でだけでの感想を言わせてもらえば、
「名門で老舗の暖簾(のれん)というのはすごい」
ということなのでしょう。
水温が上がり、
本日華氏68度、摂氏20度。
初夏の海を泳ぐイルカ群。
たくさんのイルカと、
Deltaの初乗りを一緒にしました。
Happy Surf!!
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