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naki's blog

回転する物体はその回転状態を維持する_永遠の飛行少年へ_ペリカンウナギ_(1406文字)

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“安楽なくらしをしているときは絶望の詩を作り、

ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。”

ーー太宰治

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Cole DBS 5’7″

掘れた波とショートボードの関係は、

カキフライとビール

ナスとゴマ油

うどんといなり寿司

そう、私にとって良好な関係にあると言える。

薄いレイルは最後まで粘るし、

硬い斜面ならすぐにスピードが出るからボードが浮き始める。

これをリフトと言うのだが、

動的に揚力する感覚に人は興奮する。

これは空を飛べば簡単に得られる感覚だが、

私は空を飛ぶことは簡単ではないことを知っている。

(哲学的な文章だな)

けれど、私たちには波乗りがある。

この感覚は飛行そのものだと思う。

「永遠の飛行少年」

そんなキャッチコピーを得た年の瀬。

そんなこんなで飛行機について勉強を始めると、

下記の記述を得た。

「翼型だけで飛行に必要な揚力を得るためには、

上下対称翼の迎角を正とすれば、上面の流れが下面より速くなる。

高速では翼型による揚力が水平飛行には過大となるため、

上昇しないように翼を下向きとし、迎角を負にして水平飛行を維持する。」

なんだか、この文章だけで雲の上で高速滑空している飛行機にのって、

翼の角度を変えている自分を想像してしまった。

今から238年前、1776年にこの町は誕生した。

そこには美しいミッションがあり、

「カリフォルニアの宝石」とされて今でも愛されている。

そして1881年にロスアンジェルスとここをつなぐ鉄道が開通し、

サン・ファン・カピストラノの町は世界に知れ渡った。

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その歴史ある駅前で、

ブラ師匠ことブライアン・ベントと会った。

彼と会うのはひさしぶりのことだけど、

そうは思えないほど話題のギャップはなかった。

「隠れ家」というカフェの外庭で、

パナマ産のライトローストコーヒーを飲みながらアート、ファッション、

クルマ、宇宙、そしてサーフィング話で盛り上がった。

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ここに元弊社アシスタントのクリストファー・ジャックス

(またはクリス・ジャスティス)も偶然現れた。

ブライアン・ベントと私、

そして彼の3人でユナイテッド50の通信販売部をオペレートしていたのは今は昔。

その縁と求心力は今となってもまだ強く残っているようだ。

不思議なことであります。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/39001

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最近変わったことと言えば、

クリスマスが終わり、街は閑散としはじめた。

これはチョコレート屋さん。

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大人気のジュース屋さんまでも同様で、

クリスマスの間にみんなはどこに行ってしまったのだろうか?

それほどまでに商ビジネスエリアに人はいなくなってしまった。

閑話。

先ほどインスタグラムに(@nakisurf)

フクロウナギという珍しい深海魚を見つけたので、

その性質や特徴などを調べてポストしました。

pelican_eel

これは英語でPelican eelと言い、

ペリカンウナギと和訳したらマーケティング的に成功したのかも、

などと思いを巡らせながら調べる好奇心と不思議。

あそこにはこんな生物もいて、

それら驚愕を内包する海のすごさ、豊かさ、

そして未知なる広さにしばし呆然としてしまった。

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その不思議な海で遊べて、安全に飛行ができるサーフィング。

改めて好きになりました。

もうすぐ新しい波がやってくる。

それまで体調を整えておかないと。

今日は腹筋をたくさんしてみよう。