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【テクニック編】体幹が弱くなっているときに当てはまる8箇条_体幹筋を鍛えるサーフィング・フィットネス方法_(1221文字)

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日本からサンクレメンテまでの移動で、

長時間(17時間)座り続けていたことは昨日書いた。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/63753

で、サーフィングのすごいところは、体の調子の詳細がわかることでもある。

パドルアウトしてすぐに体幹筋が弱くなっていることに気づいた。

つまり、パドリングが左右にグラグラしたからだ。

これはこの体幹筋が弱い初心者の方、

また疲れていて体幹が使えずにサーフしている人が当てはまるので、

ここにその状態を書いておきます。

ご参考にしてください。

【体幹が弱く(または弱い)なっているときに当てはまる8箇条】

1.パドリングがグラグラする

2.パドリングするときに両膝とつま先をまっすぐにし、その箇所も使ってボードを押さえるとボードと体を密着させたパドリングができる。だが、そうしようとすると、体がねじれないので腰に負担がかかり痛むので、どうしても力がかけられず、結果グニャグニャしたパドリングとなってしまう

3.1と2の理由からテイクオフの精度が悪く、立ち上がろうとしても遅延というか、滑り降りすぎてしまう

4.ダックダイブやプッシュスルーも「押さえ」が効いていないので、波に持っていかれることが多くなった

5.キックアウト(プルアウト)した後、すぐにボードの上に乗るのだが、ここでもグラグラ度が高くて不安定だ

6.グラグラしたままサーフするので、ひどく疲れてしまい、良い波が来ても、体力温存のため直前までピークに向かってすら動けないので、良い波に乗れる頻度が激減した

7.ボードが重く感じられる(調子が良いとボードの重さがうれしいものだが、重いと辛く感じられた)

8.乗っているときも体幹筋が使えないので、短く、弱いターンになった

今までサーフを教えているときに、

生徒にこのグラグラを積極的に直していたのだが、

逆に体幹筋が弱い、または私のように疲弊していてもこうなることがわかった。

それは技術というものではなく、体幹筋だったのだ。

そこで、海から上がってきてから私がしたのは、

イ.温かい場所(今日の場合は砂浜)で背中を温める

ロ.ヨガみたいなストレッチで硬く、そして痛くなっているところをゆるめた

ハ.簡単な腹筋とスクワット、前足蹴り、腰を回すような動作を各10回行う

そしてこのイロハのどれかを繰り返したりして、

体幹筋が元通りになれるようにしています。

同様なパドリングなってしまう方、またはこのような症状の方はぜひやってみてください。

体幹筋のことを調べてみると、

「骨格筋を随意で動かす筋肉」とあった。

この筋力はサーフィングバランスをとるためには必須で、

ここが弱いと全く波乗りにならないことを確認できた。

そういえば今までも調子が悪いときは大小あるが、こんな感じで同様でした。

海から離れて実行するサーフィング・フィットネス、とても重要です。