ブライアン・ミラー。
以前から顔は知っていたが、
彼が水中撮影を開始し、
その際にまつわる写真術を伝えたことから仲良くなった。
彼は2年前くらいから真剣に波に乗るようになったという。
まずはタバコを止めて、
それから食べるものを気にし始めた。
それから2年後、
仕事が終わってから、
休日の半分を使って彼は波に乗っている。
ノーコ(Norco)というおよそ片道100kmの内陸の街に住み、
そこからほぼ毎日のペースで来ているから恐れ入る。
酒も止め、
野菜とフルーツとチキン胸肉(皮は捨てていた)を食べるようにし、
その結果、
タバコを吸っていた時代から比べると、
ほとんど疲れなくなった体を手に入れたと教えてくれた。
全ては波乗りのために。
波に生きるから極限的まで健康に。
そういうことならと、
真剣に彼に体の開き、
傾け方を伝授している。
友人が良いものを食べ、
真剣に生活していると、
こちらの芯まで火が入る。
□
昨夜はカットバックの夢を見ていて、
それは大波のときにリード・アーム(私の場合はレギュラーなので左手)を海面に差すと、
そこが支点となり、
円弧半径を任意でコントロールできるというものだった。
夢で正しい情報を仕入れるとは思わなかった。
そこで、
左手を入れる練習を陸で100回ほどしてからパドルアウトするが、
長年ついたフォームというのは変えることが難しいようで、
左手は上がったままだった。
水温は25度まで上がり、気温は30度越えの真夏日。
日陰がないと長時間は辛いほどで、
水をたくさん飲んで、サーフデトックス・サンデーとした。
カリフォルニアの海は冷たいと20年以上思い込んでいたが、
今年は例外。
暑すぎるので、
あえてTシャツを着て熱を放射する裏技。
レッツ・パーティ社の新作ピザTだが、
このとなりがキャッチサーフの本社だとはあまり知られていない。
「南うねりは下がった」
そんなサーフレポートがあった。
こちらの波情報の主流はサーフライン。
その情報はブイ記録から試算されたものなので、
実際には大きく違うことも多い。
今日の午後も現場は波情報が胸と伝える倍サイズは来ていた。
これがフォードアーズ・マジックなのだと思う。
この南西うねりは、
ローワーズ、
そしてフォードアーズのリーフの向きがいつも良い。
波がある日もそうでない日も陽は沈む。
私は何を想ったか、
そして何を祈るのか。
さらに健康にもっと笑顔を。
波乗りがかなえるすばらしいライフスタイル。
すばらしい週になりますように!
◎