おはようございます。
今回は台風12号のうねりを乗り倒そうと、
合計8本のボードをD先輩と共に持ち込んだ。
当時、「旅のこの一本」とBD3だけで旅をしていたのですが、
前回ドッキーと来た際には複数のボードを持ってきた。
そして、他のボードを同宿、そしてローカルサーファーたちと共有することができ、
それはなかなかいいフィードバックを得られたので、
これからはできることならばそうすることにしました。
なので体重78kgまでの人で、
現在奄美にいらっしゃる方にサーフボードをお貸しします。
(3時間程度)
新しいデザインのサーフボード、
特にミニボード系に乗られたいサーファーは、
手広海岸のペンション「グリーンヒル」にお越しください。
私か、D先輩、または明日から来るWangちゃんに声をかけてください。
免許証などと引き替えにボードをお渡ししますので、身分証明書をお持ち下さいね。
各レイシオフィン、コールフィンも持ってきておりますので、
こちらもぜひご利用ください。
□
羽田空港では、「空港で待ってますねぇ」と言っていた奄美の緑くんが、
「日本テレビの田中さんに送ってもらいましたぁ」と登場。
今まで色々な出迎えを受けたが、
出港地まで来てくれたパターンははじめてで、
「うーん」とヨロコビうなっていると、なんと亀田三兄弟&オヤジが現れ、
なんと同便であるという。
格闘技マニアのD先輩は興奮し、
「兄貴の方がいい男だべ」
「親父やばそうだな」
「弟小さいよな、腕なんかお前の方が太いべ」
「おい、ちょっとあそこ行って、シュッシュッってジャブのまねしてこいよ」
「一緒に写真撮ってくれるかな」
「NAKIPHOTOですっとか言ってさ、俺と写してくれよ」
というので、
「いいですよ、行きましょうよ」
と言うと、途端に興味がなくなったようで
「月刊哲学春秋」という雑誌に目を落としてしまった。
緑くんと話をしていると、「新しい、グリーンヒル号を見つけましたぁ」
とこのSUV写真を見せてもらう。
こ、これは….KNIGHTではないか!
「これさえあればわんは、ビラまで降りていけるから、うがみんしょーら」
(わん=俺、うがみんしょーら=ありがとう)
と言い放ち、「さすがは奄美王子だなあ」と車好きの俺は深く感動する。
世界に誇る日本航空は定刻通りの出発となり、
機内では、亀田兄弟の2つ前の席に先輩はまた興奮して、
「やっぱ、俺たちゃ引きがつえーんだよ。へへー」
と新聞を拡げ、
「こりゃー、簡単だよ答えは漢数字の[一]だべ。でも間違えて[壱]て書いたら不合格かな?」
とサッポロ一番の広告解答を心配している。
ふたりで新聞を拡げ読んでいると、同じページだったことに気づき、パシャリと1枚。
先輩の「月刊哲学春秋」を貸してもらい、表2にエヴァ風の波乗り広告を発見する。
「波ニ乗レ」とあって、「ノリマスノリマス」と半角になってしまう。
亀田興毅さんと目が合う。
「こいつどこかで見たことあるような顔やなー」という顔だが、初対面ですよ。
少しすると、「みなさま、当機は後15分で奄美空港に着陸いたします」
というアナウンスを聞き、雲の下に降下すると謝罪岬が現れた。
「おー、掘れちゃっているね」という先輩の声を聞きながら着陸。
到着すると、奄美空港は亀田兄弟歓迎の狂想曲でした。
人垣の中に「D先輩後輩コンビ」を出迎えに来てくれた優人(ゆうと)さんと美香ちゃんを発見する。
(優人さんは緑くんの弟)
潮が下げてきちゃっているから荷物をほどく前にランチを食べましょう。
とこの隠れ家&お菓子の家風レストランに行き、
絶品なるアサリとキノコとロウニンアジ、キビナゴのパスタをいただき、
島パイナップルと黒糖ティラミスをいただきました。
いろんなティラミスを食べてきましたが、
これも人生最高峰に値する伝説味で、亜熱帯に鳴くけたたましくセミの声に溶け込ませて少しずつ食べる。
この真っ赤な果物はドラゴンフルーツで、その蛍光色に近い色彩にも南国を知った。
葉緑と果実赤のコントラスト。
分厚い泡のカプチーノを飲みながらグラッツエグラッツエとにわかイタリア語となる。
(イタリア支部長土井さん、お元気ですか?)
地元に戻った緑くんは、愛車と愛するビーチでこころからの笑顔を見せている。
多忙である日常を抜け出したD先輩と、シマッチュ(島人)美香ちゃん。
美香ちゃんは大のD先輩ファンで、
「せんぱい、[へへー]って言ってください。生で聞きたいわぁ」
「今度ぐりとぐらも連れてきてくださいね」
と最近の全てを知っていた。
グラスホッパーとファイヤーブレード、
そしてND9を積んで「別荘ブレイク」に行く。
この干潮掘れ具合を見て、
「また俺シゴキですか。勘弁して下さいよー」
と、うれしそうな先輩。
新作MIL SOLケースも持ち込んだ。
旅先ではこういう軽いケースが便利ですね。
波乗り中は、カメラが入ったバックパックの上に雨避けとして使用する。
岩盤露出で、沖までは剣山の上を歩くようにゲッティングアウト。
当然サーフウオッシュでTシャツを洗う。
これで4日ぶりの洗濯となった。
結局潮が戻ってくるまで、ボードを取り替えながらサーフ三昧し、
気づいたら4時間半も経っていた。
最初の2時間半は無人、
後半2時間は「緑くんと他一名」
という少人数制の英会話教室のような悦楽セッションでした。
宿グリーンヒルに戻り、定例BBQを食べて、
先輩は恒例の「ビールまたは焼酎一杯で酔いつぶれ」を新顔に披露していました。
長い一日が終わりました。
全てにありがとう。
□
水曜日の午後をいかがお過ごしですか?
どうやら台風のうねりは小さくなってしまいました。
今日も来てくださってありがとうございます。
またいもーれー!(明日もまたぜひお越しください)
サイト内色々アップしたので、よろしければ見ていってください。
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