北西ブイが4ft at 16s WNW (281°)を計測し、
これは冬の波であり、
さらには冬波の開始のうねりでありながら、
ものすごいパワーの波をハワイに届けた。
じつはこれ日本の北海からのうねりで、
10日前頃の寒波がありましたが、
その低気圧が台風以上
(緯度の関係で猛烈に発達しても台風にはならない)
に発達して創り出された崇高な波であります。
これはD師範@マウイ、ジョーズ。
ノースタイガー系の波ではありますが、
その波高は20倍を軽く超えるだろうか。
波パワーは200倍。
D師範=シェーン・ドリアンだが、
妖怪というか、
怪物のような人間であります。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/3208
師範とはエルサルバドルに一緒に行ったが、
それはそれはの鍛錬人生で、
彼の口癖は、
「俺は、今電話が鳴ったらヘリコプターに乗って、
100ft以上の波があっても乗らなくてはならない」
そういうことで、
そのD師範のトレーニングがすごすぎて、
彼は間違いなくスーパーサイヤ人かと思うほどだった。
Nation Sonic Boom 5’4″
さて、ここは南カリフォルニア。
ジョーズに届いた同じうねりは、
サンタバーバラの北にある半島
『ポイント・コンセプション』がブロックをして、
波サイズは20%程度に下がってしまう。
これがもっと西からのうねりならば、
サイズはもっとあるのだろうけど。
それでも最高の波であるので、
ソニックブームを持って大好きなロッキーショアに向かい、
すばらしい斜面を得た。
他のブレイクは、
このジョーズの大波コンテストだったり、
1週間も前から予想されていた波だったらしく、
混雑状態は、
平日の朝8時のJR品川駅山手線ホームと同じくらいだった。
(ちなみにここがこれだけあってもトレッスルズはさらに小さく、セットで胸)
ここロッキーショアは岩だらけなので、
朝はたった一人だけという無人状態だった。
最高ハッピーサーフ・バンザイ!
このブログの読者はもうお気づきだと思いますが、
私の今は奄美旅以来、
「移動する場所に最高の波が入ってくる」
というサーフフィーバー状態であります。
今回のサンクレメンテもこの冬1番の波が来るという幸運に恵まれた。
本当にありがたい。
ソニックブームも、
クアッド・フィンもひさしぶりだったが、
それら高速ターンを満喫した朝。
マジックボードがあるサーフィングライフスタイルというのは、
「俺は生きているぞ!」
そんな感動がやってくるほどすばらしい。
サーフィングとは、主に波、風、そして自分のことだが、
そこにサーフボードというキャラクターが仲介するので、
組み合わせは無限にもなり、
さらにはその風味はただ一度として同じことはない。
不思議なことであります。
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Kaiこと小坂くんのことは昨日ここに書いた。
彼はログボードからフィッシュを乗るべく、
遙かなる旅路に出た。(ニール・ヤング風に)
Nation The pink Champange on Ice 6’11”
彼は私のミッドレングスを持って、
ロッキーショアの荒波に漕ぎ出したのであります。
他のスポーツや遊び、
武道等、全てそうだが、
TVゲームのマリオのように裏技や近道がないので、
サーフィングも全てのことをひとつひとつ経験し、
そしてそれらを通過しなくてはならない。
ゲッティングアウトで苦戦し、
さらには切り立って限界超えのテイクオフをメイクすると、
そこにはバレルがあって、
一瞬でもこの美しいグリーンルーム(ブルーかも)を見ることができたKaiくん。
やはりログでもミッドでも動作は一緒だという証明となりました。
大マンライの日でありました。
やはり挑戦してこそのサーフィングで、
「サーフィングは挑戦するもの」
彼を見て、そんなことを再確認した日。
忘れられないセッションの後は、
チポーレというメキシカンベジタブルレストランに。
私はベジタブル丼で、Kaiくんはチキン丼。
日本から帰ってきたばかりで食料が底を付いていたので、
トレーダージョーズで買い物。
ホリデーシーズンならではの食材も多く、
これはイタリア栗。
日本のと、どう違うのか食べてみたい。
それではそれでは、
今日もお越しくださって、
そして最後まで読んでくださってありがとうございました。
最近また新しくここを閲覧されている方が増えております。
初めての方、どうぞよろしくお願いします。
今までの方、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
では明日ここで!
Have a wonderful day or night to you!!
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