こんにちは、
今日は昨日書ききれなかった続きです。
まずはこのiPhoneのパノラマ機能で撮った写真から。
チャーチから見たミドルス。
このふたつの岬波がほぼつながりそうになっていて、
もしこのふたつのブレイクがつながると、
1マイル(1600m)以上も乗れる波になるという。
史上最大のエルニーニョなので、
どこもかしこも信じられないことが起きているので、
もしかすると、今年それが乗れるかもしれませんね。
下の写真は同じものだけど、
スマートフォン用にタテにおいてみたもの。
あ、回転しちゃいますね。(涙)
どのくらい長い波だったかがおわかりになると思います。
さて、昨日は朝3時に起きて、
お湯を入れたりして、
凍えるなか、まずはサンオノフレの駐車場に。
冬なので5時台だと真っ暗。
はるばるヴェンチュラからやってくるセイジ・モリモトを待つ。
6時を過ぎてようやく空が白み始めた。
まずは教会岬(チャーチ)をチェックする。
寒くて、冷たくて、
顔と手の感覚が全くなくなってしまった。
以前、イトーヨーカドーでバイトしているとき、
冷凍庫で作業をしたが、
そのことを思い出すにいたるほど寒かった。
さてさて、
教会岬は大きく分けてベイ、
メイン、ポイントという3つのピークがある。
でもどこも波数が少ないと判断し、
その先に見えるミドルスに向かう。
これが大正解で、
「(ほぼ無人の)長距離波祭」となった。
魚釣りでもそうだが、
説明するときはまずは大きな魚、良い魚をジマンするのだが、
私はやたら長い波を1本と、かなり長い波を2本得たという釣果。
セイジはかなり長い波を2本。
「これはまさしくマンライ(満足ライディングのこと)デーです来て良かった」
句読点なしでそう言う彼の顔のうれしそうなこと。
「あれさ、1kmくらい乗ったかな?」(私)
「後でグーグルマップで見てみましょう」
「そうだね。衛星写真なら目印から場所を求められるしね」
そういうことになって、調べてみたのがこれ。
その「やたらと長いの」は800mもあって、
「かなり長いの」は400m。
なんだかケリー・スレーターのウエイブプールがいらないと思えるほど、
すばらしい天然波だった。
帰り際にタイちゃんに偶然会うと、
「教会岬でやったんだ」
うれしそうな顔をしている。
なんでもジマンの6’7″でバリバリだったようで、
「みんなでランチ行こうよ」
「行こう行こう」
そういうことになった。
向かったのはサンファン・キャピストラノの名店
『レイモス・ハウス・カフェ』で、
「特波に乗ったお祝いにこの店に来たのが大正解ですね。
なんと言っても内装がすばらしい。勉強になりますはい」
そんな話となって、
最高のランチをいただく私たちでありました。
前日ショーン・ステューシーのスタジオに招かれたタイちゃん。
そのジマン動画や画像で盛り上がり、
そんな内容にご満悦のセイジ・モリモト。
ちなみにここのビーフシチューは絶品で、
創業135年という老舗ならではの煮込み料理。
http://www.ramoshouse.com/
大マン食のマイフレンズ。
ごちそうさまでした。
そのままタイちゃん家に流れていき、
NAKISURFのオーダーボードをピックアップする。
このブルーのは、
バーオブソープのスワロウテイル版。
タイラーに直接カスタムオーダーすることによって、
誕生する奇天烈ボードがこの玉手箱から出てくる。
タイラー・ウオーレンのスタジオ。
彼の作品の数々を拝見するセイジ。
じつは彼の奥さんChihoちゃんが、
大のタイラー・ウオーレンファンだという。
その彼女に伝えるべく、
目を皿にしている彼の真剣度が伝わってきた。
カレンダーに書き入れているのは、
波乗りした場所と評価。
ROPというのはロッキーショアで、
7日に大きなうねりが入って、
日曜日に小さくなってそしてまた波が上がってきている。
ご存じでしょうが、
西海岸の冬の波は、日本の寒波によるもの。
日本が寒くなって、
一週間するとこちらに波がやってくる不思議。
海賊岬で、
私のタイラーボンザーの速さと動きを見て感銘を受けたセイジ。
その彼のサイズでボンザー(梵参)のカスタムオーダーとなりました。
3月に行くノースショア。
そのボードがすでに完成していた。
6’4″ x 18-7/8″ x2-1/2″
そんなスワロウテイルのスラスター。
主にバックドアで使うという。
突然ひざまずいたタイラー。
え!セイジはウナクネ始皇帝?
(タイラーは影の皇帝とされている)
やはり高貴な人だと思った。
#博識なのはそのせい
#聡明
#品がある
そう思ったら、
タイラーのデザインのソックスがあり、
そのモデル撮影でありました。
この日の動画を作りました。
いわゆる動画日記であります。
それでは今日もすばらしい日となりますように。
こちらもやたらと寒いです。
どうぞみなさんも暖かくしてお過ごしください。
Keep yourself warm.
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