屋久島には、海に沸く海中温泉がある。
この平均湯温46.5度の湯は、
潮だまりに噴き出し続けている。
そして満潮時にはこの潮だまりは海の中に沈む。
よって常に清潔で、
潮が去り始めると同時に温度が上がっていく。
そして干潮頃には熱くて入れなくなるという完全無欠な温泉。
今回の旅でよく行ったのが尾之間にあるこの共同温泉。
信じられないほど熱かったので、
調べてみると49度もあった。
まずは足をつけて、
それで水で冷やしてを繰り返して、いつか湯の中に沈んでいく。
ちょうど真夏日に当たったので、
こんな朝湯の後は、
汗が噴き出し続け、
そして自分が水を含んだ海綿になったような気がしてきて、
さらにはHonu片やん渾身のゲストハウス
『アネラハウス』のロフトに居候させていただいたが、
ときにそこは40度近くなる。
ーー最初は汗が不快だったがーー
今では真夏に慣れたようで、
暑くて汗だくになっても何も気にならなくなった。
夏が自分のものになった瞬間でありました。
子間姫龍神大神。
たっぷりとお祈りしてきました。
神々が宿る島でもあります。
そのアネラハウスと、
アートストア『ホヌ』さんは、
ちょっとした奇跡で、
まるでワイキキのように南国の花が咲き誇っている。
そこにひときわ輝くように咲くベゴニア。
夏の陽をたっぷりと受けた花群は、
まるで宝石のようでした。
とってもキュートなビギナーサーファー。
ナッキちゃんとりうちゃん。
海は最高ですね。
プルメリアの甘い香りにふわりとした日。
宝石は宇宙観を現し、
そしてそれは現実となっていく。
こうして見ると、
まるでカウアイ島(ノースハワイ)である。
森の深さは屋久島の圧勝だろう。
波ではカウアイに完敗だから、
どっこいどっこいの勝負でありました。(笑)
そして私は帰国への大移動が始まりました。
まずは屋久島からフェリーで鹿児島まで向かう。
4時間と少し。
雨の鹿児島から高速バスで福岡に。
こちらも4時間強。
深夜に到着した福岡でお会いしたのは、
JPSAの同期プロ酒井さん。
博多っ子純情。
最近のいろいろ話をしながら未明まで痛飲するにいたった。
ごちそうさまでした。
そして福岡からの始発便で成田まで飛び、
そのまま一ノ宮まで来たら見事な快晴。
そして真夏日となり、
初期から続くウネクネ同士のイエローフィンマサキさんと再会し、
ポーズをこのようにウナギクネクネ。
いつものメンバーの杉本さん夫妻、
そして新橋は平木商店の秘蔵っ子山田タクヤくんたちと、
一ノ宮海岸でクネリグライドを楽しみました。
水温が上がって、ノーウエットスーツでも大丈夫でしたよ。
NAKISURF内で、
BLUE誌バックナンバー2015/2号を発見し、
そこには屋久島の記事があったのでしばし読み込む。
片やんがカタヤンとして登場していました。
そのまま羽田空港に向かうと、
大きな鳥のような雲がアクアライン手前で出た。
すばらしい!
これが永かった日本滞在最終日です。
これから深夜便でLAX(ロスアンジェルス国際空港)に向かいます。
ブラ師匠(ブライアン・ベント)Xキャッチサーフのコラボ限定モデル。
というよりワンオフでしょうね。
すばらしいアート作品ともなりました。
それでは到着後はカリフォルニアはサンクレメンテ編と、
この長かったカウアイー日本ー奄美ー屋久島旅回想編をここに書きますね。
お会いした方、ずっと読んでくださっている方、
そして今日初めて読み始めた方にありがとう。
みなさんのすてきで愛のある日になりますように!
Aloha!!
■