サブカルチャー (subculture) とは、
ある社会で支配的な文化の中で異なった行動をし、
しばしば独自の信条を持つ人々の独特な文化である。
「サブカル」と略されることが多い。
(Wikipediaより)
懐かしいボンザーがフォードアーズに戻ってきた。
これこそが以前私がクリスチャン・フレッチャー⑬から借りていた真性ボンザー。
推定1971年製であります。
ちなみにこのブログ内では、『梵参(ボンザー)』は、
ウナクネ派の三種の神器のひとつとして、
奉られているボードデザインのひとつであります。
なぜこのボードがここにあるのかは、
日本から出張で到着したてのウナクネ三蔵法師Yoheyさんが、
親友クリスチャン・フレッチャーから借りてきたもの。
こんな分厚く、
大きなミッドレングスがこのサンオノフレの波質には完璧なので、
よかったよかっためでたしめでたしと、
祝うようにシャッターを押した。
こういうのを出戻りというか、
または凱旋というのかは、個々の判断に委ねるが、
とにかく三蔵がやってきたという事実。
「ヤマさん、ブログを見たら喜ぶかな?」(私)
(ヤマさんというのは、カラーズマガジンのウナクネ派(影)広報部長のこと)
三蔵は、
「あいつダメです。自分のことを三蔵法師とからかいます」
「いいじゃん」
「いや、自分はメディアに出ないことを貫いているのですが、
あいつは
“洋平さんじゃなくて、三蔵法師を載せただけですので問題ありません”
そうやってヒネるので、かなりむかつくんですけど、
怒ると相手の思うつぼなので、静観というか無視しています」
「ふーん、いろいろあるんだね」
「でも、限定でNAKIさんのところだけは出ても大丈夫です」
「ははん、ハーちゃん(カード⑧、ハービー・フレッチャー、クリスチャンの父)に何か言われたね」
「そういうわけではないのですが、やはり彼らは(フレッチャー)王朝ですから決まりごとは守らないといけません」
「なんだかウナクネ派が、もしユルイサーフ時代に本格突入したら突然発展して、ルネッサンス期みたいにウナクネ期となるような気もしてきたね」
「そうなんですけど、ウナクネの良さはサブカルチャーの良さ、とすると、これらの魅力はマイノリティの文化事象ですので、ウナクネ派がマジョリティ(社会的多数派)となったら現在ある思想の輝きもカードの良さも失われてしまうでしょうね」
「ふむふむ、くー。さすが三蔵だね。それを経典としよう」
「ただフランスなどの同化主義の理念が徹底している国や、現在のここ(米国)もそうですけど、文化多元主義を前提とした社会では、少数民族であることは誇りでもあります。ですが、残念ながら日本はマジョリティ主義なので、だからこそのウナクネ派なんだと僕は判断し、できる範囲で支持しています」
「なるほど、ウナクネ派は日本でこそ活躍できるということだね」
「はい、間違いないです」
そんな会話をしながら高校生のときのヤマさんのことを思い浮かべていた。
ヤマさんはカラーズマガジンで写真を撮って、
文章を書いて生計を立てているいわゆる天才系のメディア作家だが、
彼の文体で最後を締めると、
「ウナクネ王朝の予感を粉砕させる三蔵法師。彼の動きがこれから目が放せない!」
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