新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

チーターファイブ_イタリアから_新婚旅行で同じ波に_アンディ・デイビスX下田市_(1632文字)

 

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ウナクネ総帥のハングファイブ。

チーターファイブとの違いは、

ノーズ加重かどうかだが、

これをもう一度見ると、チーターとの中間。

この場合のチーターを英語の自動翻訳で調べてみると、

「詐欺師」「ペテン」とあり、

その言葉から察するに、

ノーズに足をかけているのは、ダミーであるとわかる。

だが、この総帥のはそうであって、そうではない。

まるで、大人の世界のようだが、

この世はこういう中庸なことも多く、

波乗り界もそれに倣った典型だろうか。

サンオノフレに到着して、

例によって、車の中から全てのボードをビーチに並べていると、

ヨーロッパ訛りのある英語で男が話しかけてきた。

「あの、マウロと申します。イタリアから家族旅行で来ました」

「おーPiacere!(ピアチェーレ、初めまして) 」

「で、サーフボードがないのですが、お貸しいただけますでしょうか?グラーツェ」

「どんなボードがいいですか?」

「私はいわゆる熟練サーファーなので、どんなボードでも乗ることができますのでどれでも」

「それではこのキャッチサーフをお使いくださいぜひ」

「おおグラーツエ・グラーツェ!」

そうやってお貸しして、

上がってきてからマウロが、

「あなたはNAKISURFのNAKIですか?」

「そーです!」

「私はインスタグラムであなたのことを長期間フォローしています。本物に会えるとは!」

「WOW、それは光栄です」

「一緒に写真を撮っていいですか?」

「もちろんです」

「良かった。じつはカリフォルニア旅最終日でして、家族旅行だったので、サーフボードを持っておらず、

波に乗ることをあきらめていたのですが、すばらしい思い出ができました。ありがとう!!」

「いえいえ、プレーゴ(Prego、どういたしまして)チャオ!」

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そうやって撮った写真がその夜、

彼のインスタグラムに上がったことを知らせるタグがあって、

SNSの進化というか、

自分の知らない世界でさえつながっていることが不思議で、

サーファーとして親切をしたことが誇らしく、静かにうれしくなったポスト。

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これは私に見えるが、

NAKISURF千葉のハギウダ。

新婚旅行で昨日からサンクレメンテ入りしていて、

ウナクネ聖地であるフォードアーズで、

さらにはウナクネ式3種の神器のひとつであるフィンレスをクネらせていた。

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こちらはNAKISURFハギウダ夫妻のシェアライド。

新郎はフィンレスでビハインド。

さすがサーファー夫婦の形です。

声援係は私。

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Catch Surf Odysea Jamie O’Brian Model 8′

新婦のみずきさんは、

なんとこのハングテンをメイクして、

フォードアの連中のドギモを抜いていた。

それにしても新婚旅行で、同じ波に乗れるというのは、

ある意味サーファーの新境地だろう。

フォードアーズまで来てくれてありがとう!

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伊豆下田の観光プロジェクト。

吉佐美の名店サーフショップリアルでおなじみの鈴木直人さん主導で、

出されたアイディアは、

「アンディ・デイビスのアートを下田に!」

これは昨年からのプロジェクトで、

締め切り通りにアンディが美しく描き上げたのがこのアート。

ご存じのようにTシャツやポスターなどのカルト人気で、

ここNAKISURFまでにもお問い合わせがあったほどです。

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で、直人さんからのお礼のメールがあり、

「アンディのTシャツですが、 下田市の「世界一の海づくり基金」に売上金を寄付しました。

これは各ビーチのクリーン、子ども達のマリンスポーツ体験などに役立てられます」

そんなすばらしいことになっていて、

それをアンディに連絡すると、涙ぐんで喜んでくれました。

これも良い話。

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アステカスタイルというホットソースのセットを見つけた。

メキシコではこれだけの辛味のレパートリーがあるのだと、

感服するような感覚でこのセットを眺めていた。

さて、すてきな日曜日となりますように。

グラーツェ!

WE LOVE HAPPY SURFING!!