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naki's blog

バレンタインデーのNAKIセレクト_TV東京ドリームハウス松澤さん家の私作品_(2989文字)

おはようございます。

まずは昨日のお詫びから。

ーーこれはフェイスブック経由でJさんからーー

「平成はあと2年あります」とお知らせがあった。

調べてみると、その通りで、先ほど訂正しておきました。

Jさん、ありがとうございました〜!

風がすごい。

北風が吹き荒れている。

この風が低気圧まで吹き込み、

その勢いのまま反対側に吹きだして、

ハワイやカリフォルニアに大きく、偉大なうねり群を届けるだろう。

辛い風だが、低気圧の陽の部分、

反対側まで行けば激烈猛風となり、

それが海を大きく揺り動かす運動動力となり、

海面は「うねり」を創り出す。

たかが「海面のうねり」だと思いがちだが、

あれだけの高さの変化、

そして何億トンという単位ではない、

大量の水が5000kmも、

ときには8000kmも移動するパワー。

その源のひとつが、この日本の寒波。

ハワイのサーファーは日本の天気図を気にしている意味がここにあった。

酸素、生物、そして海流から生まれるものは計り知れない。

自然は偉大ですね。

さて、2月となってバレンタインデーと巷では聞こえ始めた。

昭和40年生まれの私にとっては不二家のハートチョコが主流で、

ピーナッツという筆記体の英字が誇らしく金色でプリントされていたのを今でも憶えている。

あのハートチョコを想像してみると、

ピーナッツとチョコというクラシックな組み合わせだけ。

それならば、仲間を増やしてしまおう。

アーモンド、ピスタチオ、クルミ、カシュー、マシュマロ、パフ、

松の実やトリュフ等のシングルを入れ、

ミックスして、そのミクシングのコラボはカミュだ、

アンドレ・ブルトン、ルイ・ヴィトンだとやりつつ、

さらに近代の詩集も立ち上げて、

全50種もの詩が意味がついたプレミアハートチョコだとして、

その愛(パワー)の度合いによって、

受け取り主にそれぞれの意味を知らせる現代の新しい手紙として名を馳せるのではないか、

と、コーヒーを淹れながら夢想していた。

私的には、

「ピスタチオとピンクマシュマロ」

「白マシュマロ&紅マシュマロ」なんてのがあればいいね。

このマシュマロも最初から解体し、

素材まで変えて、

例えば米粉マシュマロはいかがなものだろうか。

さて、

このバレンタインデーにあげるチョコ。

例によって気になって調べてみると、昭和10年(1935年)!に誕生したそうで、

このあたりからバレンタインデーというのを輸入というか、

流行させたということまでつきとめた。(笑)

アメリカに住んで早23年。

向こうでは、

「女性から男性にチョコを贈る日」ではないようで、

男性が特定の女性に、

または女性から特定の男性に愛の印をプレゼントする日のようだ。

ということで、

日本ではチョコチョコとやっているが、

これは前述したようにお菓子業界のマーケティングだったのだとわかる。

オリジナルを越えた日本のバレンタインデーです。

さて、NAKISURFではそのチョコ、

[作られたマーケティングの伝統]

というのに反旗を翻すわけです。(冗談ですよ。大げさですいません)

ということで、

毎年恒例のバレンタインフェアがはじまりました。

「チョコでなくてもOK」

「アメリカ式に」とか、はたまた

「この時期を待ってました」という人たちにご利用いただいている。

今年は、

「私がセレクトした5枚をバレンタインデー・パックに」

ということになりました。


「新作、旧作、未発表作品、人気作、縁起作」

そんなテーマで5作を選びました。

まずは新作。

これは「ドノバンがギターを弾きながらサーフ」していたときの一コマ。

この日は雷鳴と雨だったが、一緒に海に行くと奇跡的に晴れた。

青い空と白い雲。

それは神々しい時間だった。

そしてまた雲がやってきた。

その沖に浮かんだドノバンのギター。

そこからのストーリーを想像して欲しい。

どんな話になるのだろうか?

太平洋に浮かぶ島で、2016年5月のできごとです。

(銀塩ファイブ・バイ・セブン、5″x 7″でのプリント作品)

これはノースハワイ島と呼んでいるハワイの北に位置する島の西北西にあるビーチ。

イナリーズと呼んでいる。

4kmくらいの白砂の美しい浜。

アクセスは徒歩、または四輪駆動(ビーチに浜があるとき限定)の何か。

日本の猛烈な寒波からのワイメアクラスのメガ波群が届くとき、

つまりたいていは寒期(12−2月)にここは島中のシリアスサーファーたちが気になるブレイクとなる。

巨大な北うねり。

または北西うねり。

沖に向かって右側から回り込んでくるようにひっきりなしにやってくる強烈なうねり。

そのうねり群に対して、岬状に位置するイナリーズ。

美しい白砂の向こうは青いバレルワールド。

その波の、

パーフェクト以上のパーフェクト波を横位置に切り取った作品です。

波の神々しさと、バレルの中に現れた7つか8つある星の燦めき。

恵みの光があふれた波出口。

ああ、サーファーでよかった。

あなたがハングライダーなら朝日に透ける氷の壁の中を滑り抜け、

「ああ、グライダーで良かった…」と感じる瞬間でしょう。

長くなりましたが、そんな作品です。

「HD高細密プリント」

ちなみに私はNAKISURF号であります通称

“ニコリン・モービル”の小物パネルにはめこみました。

これで信号待ちの際は、イメージトレーニング。

ここから掘れ上がることを想定して、

テイル、つまり運転席の床を踏み込んでいます。

他の作品のご紹介はまた明日ここで。

NAKISURFロト一等当選者は、神奈川県在住のMさまでした!

お喜びのあまり、週末を待たずにいらしてくれました。

Nation Lamborghini 5’5″

おめでとうございます!

幸運、そしてめでたきお嫁入りの朝です。

ランボルギーニをどうぞよろしくお願いします。

朝陽のピカピカ度は、世界でも有数な外房。

美しい日々。

NAKISURFご近所、

海沿いの松澤さまのお宅は、

TV東京の看板番組『ドリームハウス』に登場する家で、

この夢家のメインアートが私作品となりまして、うれしくめでたくお邪魔してきました。

玄関エントランスホールに入ると、

巨大メタルプリントのDAWN RUNNERがあります。

この作品名を直訳、または意訳すると、

『朝焼けに駈けるもの」という意味だが、

それだけにとどまらず、

じつは深い意味を持つ作品です。

次にアクリルプリントによる

『ノースハワイ・サウスベイ』。

強く、美しく、大好きな波の夕陽です。

こちらが玄関から通じるリビングルームの入り口に。

招福系でございます。

リビングの上にあるアート壁には、

特大サイズのジークレプリント

『North Chiba’s Sunrise』が誇らしく掲げられていました。

朝陽に影を付ける伸びた堤防と、

オフショアに吹かれる美しい波群の作品。

地元愛、私も持っております。

美しい千葉。

美しく、すばらしいMさんご家族。

千葉の朝陽からノースハワイの1日までを毎日感じていただけてうれしいです!

これからもハッピーサーフィングしましょう!

ありがとうございました。

Nation Lamborghini 5’4″

それでは、みなさんのすばらしい木曜日となりますように。

Have a great day to you!!