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美しい乗り味のタイラー・ウォーレン・シェイプ_キャッチサーフ2018サンプルプレビュー_(2501文字)

夕焼け。

私が幼少の頃、

つまり昭和40年代はこんな色の夕陽を多く見た記憶がある。

思い出が美化されているわけではなく、

それだけ外で遊んでいた子どもだったからだろう。

遊んで遊んで遊びに明け暮れていた。

もちろん、携帯もゲーム機も何もなかった。

トランプ、花札、将棋くらいだったので、

間違いなく外遊びの方が楽しかった。

Tyler Warren’s Bonzer 6’11”

Brian Miller

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タイラーが作ってくれたボンザーを持って、

ミラーとソルトクリーク岬に行ってきた。

ミラーもTW印に乗るのを楽しみにしていた。

サイズは小さく、

さらにビーチ側の地形が悪く、

どんなに気合いを入れてもボディサーフのみというコンディション。

なので、岩岩の岬波に行き、無理やりサーフ。

幾度もゴジラの背中岩をすり抜けた。

Tyler Warren’s Bonzer 6’11”

Photo by Brian Miller

.

そのTWボンザーとGoProを交代した。

ミラーが話していたのは、

「美しい気持ちになる乗り味のボードである」

その噂のボンザー。

見た目もただただ美しい。

海藻カラーなので、

海藻の上に置いて同化させてみた。

乗り味だが、私もミラーに同感で、

本当に美しい滑りだったと感じた。

なぜだろうか?

タイラー・ウォーレンがボードを作ると、

芸術にまで昇華するのだと知った私たちでありました。

ボンザーのレイライン。

繊細でそして大胆なマニューバー。

さてさて、

キャッチサーフ2018のサンプルが届いたというので、

本社に行き、

副社長のジョエル・マナラスタスと一緒に開梱しました。

ジョエルはこのお盆時期に日本に家族旅行に来ていたので、

彼の人となりはご存じの方も多いでしょう。

NAKISURFレンタルボード_サイドバイトの魅力_ジョエル家族と東京観光_(1458文字)

全く新しいモデル『54』が発売される。

なんとシングルコンケイブとVEEを搭載するという、

ソフトボードにあるまじきことを実現した。

私はこれにツインフィン+スタビライザーを装着する予定であります。

カラちゃん(カラニ・ロブ)は、

「ワタシはトライを付けます」という。

テイルも最新シモンズ系の、

切り返しと、テイクオフの良いところ両取り搭載の、

バターブレード仕様。

ただただすごい。

こちらは6フィートオディシーの第2サンプル。

ファーストはロッカーをショートボードから求めたので、

多少ありすぎてバランスが悪かったので、

これはそれを刷新した新型。

全ていいのだが、

今度はレイルが分厚すぎてバランスを崩していた。

これは私が2年前に提案して、

実現した6フィートのオディシー。

初級者によし、オルタナ(ウナクネ)によし、

収納良く、先祖代々、違うか、

孫の代までいつまでも波の良縁あるものと感じております。

最終サンプルは、

レイルを薄くする指示を出すように意見した。

Nation主宰、

サーフボード博士のライアン・イングルもこれから見にくるらしいが、

彼もきっと同意見だろう。

ボトム。

これは「ログ(Log)」なので、

トライフィンスロット(FCS共用)が付いているが、

次回のサンプルはシングルフィンボックスの

「プランク(Plank)」がやってくる予定だという。

デッキ(表)部。

パッケージにも6フィートが追加されて、

うれしいのなんのって、

このまま年を重ねていけば、

オディシーシリーズは全てのサーファーに、

そして全ての要求に応えられるモデル群となりそう。

次も新型、

しかも外箱にDFWと書いてある!

DFWについてはこちらのリンクをご覧ください。

【テクニック思想編】[必読]新サーフィン時代到来記念!_DFWフィンレスで無尽蔵のエネルギーを得た日_(1656文字)

そうです!

バリー・マッギーが提案するのはフィンレス。

だが、シングルフィンも乗りたいということで、

2016年モデルのシングルフィンが復活して、

しかもニューサイズである7’6″となった。

触るのが待ち遠しいボード。

ボトムグラフィックもバリー・マッギーのツイスト模様で、

しかもさらに細かくなっている。

Down For Whatever!!

すごいのが、

この写真をインスタグラムにポストすると、

前出のタイラー・ウォーレンからメッセージがあり、

「ボクと、セイジ(婚約者)用に3本クダサイ」とあった。

ふたりなのになぜ3本なのかはわからないが、

「はいはい、あれは来年モデルなので、3月か4月に納品ですよ」

そんな返信をすると、

「わかってマス。いつも売り切れちゃうから予約ですヨヤク」

アメリカ人にしてはそんな珍しいこととなった。

バリー・マッギーはタイラーたちにとっては偉大な存在で、

そんな彼の活動をサポートする意味でも、

多くのボードを購入するのだと推察してみた。

グラフィック(焼き印)もオールニュー。

うれしやうれし。

そしてこれにはバリーが提案した7インチフィンが同梱されます。

キャッチサーフでは初サイズ。

ちなみに汎用シングルフィンボックスなので、

どのシングルフィンも装着可能です。

54の他グラフィックも確認してみた。

後ろに見えるのはネイト・ヴァンダガスト。

彼の詳しくは、下のリンクをぜひ!

ネイト・ヴァンダガストについて。またはネイト@サンクレメンテ・ピア_(693文字)

このリンクもいいですよ。

(にぎやかになってすいません)

出発日のいろいろ_これぞサーフボードというサーフボード_(2111文字)

 

2018年のカラニ・ロブモデル(ビータープロ)のグラフィック。

レモンイエロー、かなり好きな色です。

ビータープロはフィンプラグがブラック。

(通常モデルはホワイト)

前出のネイトが言うのは、

「ブラックの方が速いぜへへ。冗談だけどな」

ということ。

オクスナードのティム・カレンはご存じですか?

元ASPサーファーです。

彼の息子オリバー(推定5歳)が、

トム・カレンのボードにインスパイアを受けてキャッチサーフを改造していた。

それにしてもずいぶん前のキャッチサーフだなぁ。

こう見ると、進化が著しいです。

今日もいろいろ書いてしまった。

最近文字数オーバーです。

1000字くらいに抑えたい今日この頃。

こちらの南うねりは、月曜日に一度上がり、

昨日今日と小さく、明日からまた大きくなるようです。

それではHappy Thursday and Tomorrow is Friday!!