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カルロス・ヴェラーデ_浅い海底_キャッチサーフで良かった_(1089文字)

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

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この速度でテイルを流すのが最近のマイブーム。

それはまるでレースカーのようであります。

カルロス・ヴェラーデ。

ハワイのパイプライナーであり、

コスタリカに生活を構えるペルー人。

タイラー・ウォーレンの友人で、

今回は彼のご厚意でここに長期滞在している。

グッドサーファーであり、

尊敬を集めるローカルサーファーである。

先ほども夕陽ビーチで見かけたが、

たっぷりと砂浜を走り、

腹筋、腕立て、スクワットをして、

また走って、鍛えて、

というシェーン・ドリアン師範のような

トレーニングを独りで黙々としていた。

さすがグッドサーファーとささやかれる理由は、

こうした影の努力が実を結んでいるのでありましょう。

 

「NATIONコネクターを人に貸す毎に壊れていく」

という悪夢を見た翌日。

キャッチサーフでパドルアウトすると、

その予感が本当だったことを知るはめになった。

ここのインサイドは岩がぼこぼこ出るほど浅いのだが、

ダックダイブすると、こうして岩が迫ってきた。

でもダックダイブの最中なので、

止めるわけにはいかず、

そのまま沈めていくと、

やはり岩にノーズがぶち当たった。

仕方がないので、

そのままダックダイブの動作を続けた。

通常は、最大に沈めた後に海面に向かうのだが、

ちょうど最大に沈めたところで岩で止まってしまったので、

ダックダイブが半分になってしまった。

それでも浮かんでこないように押さえて、

ことなきを得たが、危なかった。

くわばらくわばら。

それからというもの、

このエリアに来ると、

強制的にキックアウトしている。

画像の左下に見えているのが、

この岩で、

このうねりの向きとサイズだと、

ちょうどインサイドでこれが出現してしまう。

グヤジー、

とキックアウトした日です。

上がってからノーズを見てみると、

やはりこんな感じでぐしゃりとなっていた。

PUボードでなくて良かった。

こんなところもキャッチサーフのしぶとさで、

吸水するのが当たり前というサーフボードのありがたさを再確認した。

よって修理いらずで、今も明日も普通に乗れます。

USA製品は耐久製があることで知られているが、

これはそれを体感することでありました。

私が木々を合わせて作ったアジトと、

ツナ、トマト、チーズ、アボカドサンドイッチ。

たまらないほど最高の味でした。

アジトを包む夕陽。

柔らかい色彩を、

たっぷりの湿気が舞うように包んでいた。

Pura Vida Costa Rica!!