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naki's blog

パイナップルとフリーウエイ_(2275文字)

Happy New Year 2018!!

カリフォルニアに戻ってもまたコスタリカ話で恐縮だが、

あちらでおいしいおいしいパイナップルを毎日のように食べた。

人生は50年以上となるが、

あれほどまで甘美なるパイナップルは、

今まで食べたことがなかった。

最初は指定農家の最高傑作の逸品に当たったぞ、

という幸運を祝っていたが、

どうやらそうではなく、

「コスタリカ北部で食べる、

熟したパイナップルならどれも世界一を誇れるほどにどれもおいしい」

そんなうれしいことでもあった。

こうしてビーチにやってきたトラックを見つけて100円払って、

熟れた大パインを買い、

良く冷やして食べるという至福のおいしさを知ってしまった。

で、ここサンクレメンテに戻ってくると、

“アルバートソンズ(Albertson’s)”という食品スーパーで、

ほぼ同価格のパイナップルを発見した。

よく熟れているし、さらに生産地は『コスタリカ』とある。

もちろんだが、購入して早速食べてみると、

とっても似ているが、味が極端に異なるものと気づいた。

その理由を考えてみると、

これは想像だが、完熟か、追熟の違いではないかと思われる。

カリフォルニアにパイナップルを届けるには、

輸送の関係で完熟した個体だと、

到着時には熟れすぎて発酵してしまう。

なので、熟する前に収穫し、

輸送後に倉庫等で温度管理をして、

「追って熟させる(これを追熟)」

といったことをしているのではないか、

そんな推測をしてみた。

調べてみると、

『パイナップルは、保存による追熟ができないため、

十分に熟したものを採取した直後が最もおいしい』

とあった。

なるほど、追熟できないので、

輸送の時間を考えて完熟前に収穫しかないのですね。

たかがパイナップル、されどパイナップル。

苺もマンゴーもそうだろうけど、

果物は枝で完熟したものがおいしい。

魚ではないが、「現地がうまい」。

そんなキャッチコピーを得た。

さて、

長年NAKISURFカリフォルニアを手伝ってくれていた天才タツヤくんが、

テキサスに引っ越すというので、

お別れ会をサンクレメンテの公園で催した。

このタツヤくんは、

コスタリカで彼そっくりの『タツヤくん』に毎日のように会っていたので、

ひさしぶりの気持ちがしないが、

あたりまえだが、こちらのタツヤくんが本家本元であり、オリジナル。

元祖というか、

いわゆる英語表現での”THE”という位置であるらしかった。

この香しい集まりに賛同してくれたのがタツヤくんの親友の、

ラファエル・ナダル、

いやビョルン・ボルグの再来とされるテニス王子陸(リク)との3ショット。

なんだかうれしい。

たつやくん、ありがとう!

テキサスで楽しく幸せに暮らしてください。

そして、

May The Force Be With You.

アメリカ本国に戻ると感じるのが車の多いこと。

自他共に車好きなので、

インスタグラムやピンタレスト等で画像を見つけては保存している。

こうして見る動くスーパーカーは、

とてもうれしいものであります。

アキュラ(ホンダ)NSXだろうか。

この車を見ると、

反射的にシカゴに引っ越されたグレイトサーファーを思い出すに至った。

NAKISURFバンが突如不調となり、

20マイル時速以上スピードが出なくなってしまった。

調べてみると、

なんでもこれは「セーフティモード」とか、

なんたらと言うらしく、

『何かが不調、または動作不能となると、

安全のために動力をカットする機能が働いた』

とあったが、

そんな不調を察知して、

突然アクセルが吹けなくなると、

およそ120km/hで流れているフリーウエイでは、

追突される恐れがあるので、

昔ならともかく、現代では必要のない機能だと気づいたし、

そう車メーカーに伝えたくなった。

でも、なぜこのような不調となったのかは、

ミラーにスキャンしてもらったが不明である。

そのミラー家に遊びに行き、デザートナイトを過ごした。

こういうのをこちらでは、

『スウィートツース(甘い歯と訳せばいいのか)』

というらしく、

そんな趣向の人が喜画像であると信じる。

それからコスタリカは、

プラヤネグラの宿や友人、

そしてブレイクを紹介してくれたタイちゃん(タイラー・ウォーレン)家に。

NAKISURFでオーダーいただいた各種ボードと、

ベーカー和田さんのシングルフィンが仕上がったのでピックアップする。

そのネグラの動画があったので、

うれしく見せると、

あまりの良い波に大喜びするタイちゃん。

動画ももうすぐ完成するので、

そうしましたらここに公開しますね。

そのベーカーの和田さんとタイちゃんシングルフィン。

「マッコウクジラの色で」

そんなティントもオンフィンも全てかっこいい。

いつか乗せてくださいね。

和田さんが渾身の力で焼いたパンを食すると、

タイちゃんもセイジ(奥さん)も、

感涙するほどに「おいしい!」となって、

「どーです!日本のパンの高みを知りましたね」

そうやって、自分が胸を張るのはいつものこと。(笑)

またサンオノフレに戻ると、

なんと、

プラヤネグラの隣のビーチに住むサーファーがいた。

「ちょうど戻ってきたばかり」

そんな彼と、

例の覚えたばかりのスペイン語を披露し、

語彙の多さにミラーが驚いていたのがうれしい。

コスタリカの戦友みたいな無傷6’5″コネクターがあり、

その兄貴分にあたる7’0″コネクターの登場にミラーが驚き、

喜んだ瞬間を写した瞬間がこれ。