こんにちは、
あっという間に桜が散ってしまった千葉からこれを書いています。
白黒で桜を撮りたく、
さらには鳥居も入れてとやっていたら
「うしろの百太郎」みたいになってしまった。(笑)
Otaki, Chiba.
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さて、昨日の日曜日は、
連日吹き続けていた風も止み、
良く晴れたすばらしい日となりました。
千葉エックスにスーパータキビシや、
河合さん、
ツナくん、
しょう寅杉本さん、
ヨッシー、
マーちゃん、
山岡光太郎くん、
ティナにロレクス松本さん、
シギーG、
ラプンツェルたちが集まりました。
こちらがラプンツェル姫。
瀧朗によると、
彼女の性格は、
「ツンデレ」だと断言されていた。
でも今日は彼女が大好きな土手で遊べたので、
「デレデレ」だったような。
私もウォームアップを兼ねてご一緒しました。
駈け登り競争では、
必ず一度は転ぶと、
ラプンツェルとの競争が良い線となるので、
そのお約束の瞬間。
Photo by @supertakibishiyasu
暑くなってきたので、
お気に入りのラッコベスト(©宮澤賢治さん)を脱いで、
今度は土手から転がると、
これがなかなか怖い。
しかも回転数がすごいので目が廻る。
ラプンツェル姫との鍛錬を終えて車に戻ると、
スーパー整体師の山岡光太郎くんがやってきたので、
「背中の反り方」を学ぶ。
これは波に乗る人には、
最も重要なことではないかと、
常に話題になることです。
ベンチュラ・セイジがこのことについて言及するだろうが、
それはまたいつか。
逆に背中を反ることができない人は、
上手に波に乗れないということになる。
私も加齢によって、
背中が反りづらくなってきたので、
ここで気合いを入れて戻していくことを決意した。
これが返しの型。
サバ手に見えるが、
実際にはそうではなく、
手のひらを太陽に向けるといいらしい。
やなせたかしさんが作詞した歌を歌いながら何度も背中を伸ばすと、
肩の間が攣りそうになってしまった。
光太郎くんに聞いてみると、
これは自律神経が失調しているらしく、
なるほどその通りだと感じ入った。
さて用意したボードだが、
天気も良く、風も良く、
けれど30cm程度の膝サイズということで、
自然とフィンが小さくなる。
こうすることによって、
膝波日が鍛錬レベルになるのだ。
左から、
スカシー河合さん(ウナクネ心友会主宰、後のスカシー館長)
しょう寅杉本さん(葛飾柴又、帝釈天)
ロレクス松本さん(ウナクネ/ドラグラ茨城)
ツナくん(あ”〜マグヤン:瀧朗派新弟子3Aハイツ101特命)
こちらはスーパータキビシさま。
数年後に神格化されるWindy予報になっている。
彼はエックスよりもジェフリーズに魅せられていて、
「お、反応が良くなってきた」
「あそこだあそこだ」
「潮が干いてきましたね」
「マグヤンだめだよ勝手にRACAってロゴを描いちゃ」
そんなセリフと、
タキビ詩で知られる思想家であり、
サヴァーダ思想で知られるタキビネコの父でもあります。
【ウナクネ三部作・序編】ネオ・フィンレスに最敬礼_タキビ師の炎_サヴァーダ思想 _バラボン論的タキビネコ論_(2025文字)
Catch Surf Odysea Plank 9′
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こちらは光太郎くんの9フィートに乗ったしょう寅杉本さん。
「ショートラはさ、
帝釈天の近くにある老舗団子屋の子孫なんだよ」
小坪のきんちゃんは言う。
スタイル・オブ・ザデイ。
つまり一番格好良かったライディング。
ショーつながりで、
二刀流のショーへー・オータニは、
マンガでもやり過ぎな脚本を現実にしているが、
新メジャーリーグベースボールの改革者だからということに他ならない。
でないと、あんな活躍はできません。
いつまでも怪我なく、
100年後にも語り継がれるプレーヤーになっていただきたい。
Catch Surf Odysea x DFW 7’+ Small Fin
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こちらはウナクネ界のショーへーオータニ。
前出の光太郎くんでありました。
彼こそが私の背中を反るようにしてくれる師でもあります。
その光太郎くんは、
生まれて初めて乗ったDFWミニマルで、
初球、
じゃかった初波でフロントサイドのセクション・リバースを決めると、
周りで見ていたウナクネ信者たちは、
まるでエンジェルス・スタジアムの4万4,742人の観衆のようになった。
簡単に見えて、
じつは難しいエックス。
いや『奥が深い』と表現させていただこう。
平井ハマグリ風のスライドを決めるのはロレクス松本さん。
彼は調理界では、
一番のドラグラ・ピープルとして知られている。
Catch Surf Odysea x DFW 7′ Finless
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こちらラプンツェル姫のママであるティナ。
フィンレスが大好きになり、
こうして幾度もエックス結集に参加してくれている。
ちなみにRACAのアドボケイト(提唱者)であり、
多くの女の子が憧れる存在でもあります。
彼女のノーズスイングの連続写真を入手した。
ここがエックスのフィルシーセクション。
これが乗りたくて、
私たちはエックスに行っている。
膝サイズでテイクオフし、
このセクションから盛り上がり、
斜面をふくよかにする。
ティナは最高速に達した。
まだまだ。
そうやってサザンオールスターズのような歌詞の気持ちでこらえ、
そのまま加重を続けると、
波トップに最速のまま駆け上がっていく。
このときのスピード感は、
どんなものにもないようなもので、
それはたまらない。
さらにここにもドラマが。
崩れてくる泡トップで不安定になるのが、
完璧なレイルグラブでのバウンスを決めた。
完全にメイク。
すごい!
ティナでなくても顔がほころびます。
そのままキックアウト。
そしてこの大谷翔平くんのような笑顔でフィニッシュ。
38ポイント獲得。
ということでフィンレスならば、
膝波でもここまでのハッピーサーフができる。
こちらは例によって、
朝寝坊で「10時38分頃に目が覚めました」
そんなSNSから始まり、
そこから午後の最終部に参加したシギーG。
後に瀧朗が言う「謝儀(しゃぎ)爺」である。
レフト波は、
こうしてウエッジが向かってくるので、
インディ・ジョーンズ大冒険のようなセクションの連続。
Catch Surf Odysea x DFW 7’+ Single Fin
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ものすごい価値が付き始めた初代DFWに乗るのは、
スカシー河合さん。
「心で波に乗ります。室戸に引っ越します」と、
石田さんの思想を後世に引き継いでいくという。
リンゴ焼肉おいしかったですね。
こちらは、
いすみ川河口あたりから参加してくれたポパイ・ケイスケ。
タキビシの仲間で、
スピン率は38回転だという。
以前のことだが、
お祝いでいただいたモエというシャンパンを、
グビーーーっと一気に飲み干して、
「ぼく、味がわからないんですよ」
と言って、
全員を凍り付かせたことを思いだした。
すると、
「お酒というのは、神からのものとして知られています。謙虚に神聖に」
という声が降りてきました。
ありがたい….。
スピンといえば、
ウナクネ市原支部長のマーチャンを紹介しなければなりません。
エックスの北テトラと玉前神社の招魂殿をつなぐラインにあるのが、
「マーチャンズ」というピークだという。
サバサバ38回転のケイスケの眼前でスピナーを決めるのは、
まるで『釣りキチ三平』に出てくるメップスのようであり、
ミッチェル508の終わりなきイトヨレを突然思いだした。
盛り上がってきたので、
カメラをツナくんことマグやんに託し、
エックスではなく、
ジェフリーズのショアブレイクで、
仮想パイプラインとして乗るうれしき瞬間がここに写っている。
この波は後世には、
モニースとして知られることになるでしょう。
千葉北も水温が上がってきたので、
もうブーツが脱げます。
すると今年最後のブーツでしょうか。
一冬ありがとうございました。
ランチに戻ろうと、
荷片付けを一度する。
向かって左がジェフリーズのレフト(マーチャンズ)で、
右がエックスのライト。
ウエスタン・オーストラリアのマーガレットリバーと、
ボックスのようにふたつのブレイクはこんな位置関係なのだ。
夕方の部は、
いすみ河口のアキくんこと、
父ちゃんもタロ&ジロとやってきて、
私のミニマルセッティングに目を入れてくれた。
うれしかったのが、
子どもたちもサーフボードに興味津々で、
こういうのって本当にいいなぁと思う。
父子のサーフボード談議というのは、
まるでアートだとすら思える。
ジロージロー!
Catch Surf Plank 6’0″
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夕方は少数ウナクネ派だけで、
日曜日最後の波を味わった。
松本さんはキャッチサーフ・6フィートプランク。
マグヤンのソウルアーチ。
66スキッパーフィッシュ。
松本さんが自作したという木製ボード。
こうして大好きなサーフボードで仲間とサーフして、
陽が暮れていくのは、
まるで明治の優れた文学作品のようで、
そんな大団円の日曜日でした。
長くなりましたが、
春も真っ盛りですね。
今週もどうぞよろしくお願いします。
Have a fantastic week and Happy Surfing!!
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