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naki's blog

【超特大号】最高に楽しかったH BEAUTY&YOUTHさんとキャッチサーフジャパンとの合同試乗会_(4567字)

某日、

湘南で開催されたH BEAUTY&YOUTHさんと、

キャッチサーフジャパンとの合同試乗会に参加しました!

14 Catch Surf Surfers!!(ギネス申請しましょう)

.

 

これはその一コマで、

14人のキャッチサーフ・サーファーが、

膝サイズの波に乗る証拠写真。

ぶつかっても大丈夫なボードならではの至近距離ですね。

さて、この日の波情報は、

早朝の満潮を受けて、

「湘南全域フラット」という情報だった。

けれど、

前々日に沖合いを抜けた低気圧からの南東うねりがまだ残っていたので、

「干潮に向かえば大丈夫です。ブレイクし始めます」

そんな確信めいたものがあった無風快晴夏日の朝8時。

わらわらと、

H BEAUTY&YOUTHさんのファミリー&フレンズが駐車場に集まってきました。

ここからブレイクしそうな地形まで歩き、

やってくる干潮に向けて、

みなさんでハッピーサーフタイムをしましょう、という計画でした。

ちょうど鵠沼から茅ヶ崎までは、

冬の間に積もった堆砂が海に戻される作業が続けられていて、

このおかげでどの地形も最高で、

ここで長年サーフするSKさんによると、

もしかすると50年ぶりの最上なものになるかもしれないと、

うれしそうに語ってくれたのが印象的だった。

こちらモデル業をされているウナクネ幸式清水さんが、

私のスキッパーフィッシュ66を見つけてのサバ手。

これらの単語は日々、

私のブログを読んでいただかないと、

半分くらいしかわからないでしょうが、

まあ、そんなウナクネ式が全体を貫いていたことはここでわかるだろう。

はじまりはショアブレイクだったので、

距離を欲ばると、

こうして波打ち際を転がることになる。

これは聖式カルちゃんであるが、

私が見ているだけで20回以上は転がっていたので、

後で聞いてみると、

「あれはぼくの体術の先生で、勝手に佐藤ルミナさんなんですよ」

「なるほど寝技なんだね」

「はい、ジョエル・チューダーの寝技をイメージしています」

どうやらそんなことらしい。

さすがファッションリーダー。(関係ないけど)

NAKISURF千葉では、

 

[提供RVCA]

GWの5月3日、4日(祝木、祝金)、

両日11時より16時までを使って、

聖式カルちゃん本人によるヘアカットイベントを実施します。

ご興味のある方は、予約をお願いします。

shop@nakisurf.com

または0475-36-3883まで!

 

カット代金は、

このタイラー・ウォーレンがデザインしたヘアカリフォルニア・ステッカーと、

キャッチサーフステッカー、

そしてNAKISURFステッカーパックを3500円で購入していただきまして、

聖式ヘアカットという流れです。

要はこれらの激レアステッカーパックがヘアカット代となります。

ぜひこのGW記念にヘアカリフォルニアと、

NAKISURFが鋭意主催するワークショップをご利用ください!

こちらがそのムービーです。

【CM提供キャッチサーフ】

話は湘南に戻りました。

波数が少ないのと、

仲間たちだけ100%だったので、

積極的に乗りたい波に乗っていくスタイルとなっていきました。

友人や家族同士、

ボードを蹴り出さなければ、

レイルとレイルがバンプするだけなので、

バンパーゴーカートのように全員が大喜び。

長いボードから短いボードまで、

そしてカラフルが波間に咲いていった。

こちらは湘南藤沢界隈では、

知らない人はいないとされるショア整骨院のNaokiくん。

なんでもGoPro映像を撮って、

仲間に分け与えるという奇特な人で、

その整体の腕と相まって、

大人気となっているという。

そのナオキくんによるSHOVE-IT(ショービット)。

完全に決まって、

ボードが反転したまま再滑走が始まった。

この映像が見たいのは、

私だけではないはず。

インスタグラム @naoki.1980

で見られるはずなので、チェックしてみてください。

こんな団子状態にもなり、

冬の猿山か、

千葉勝浦の朝市の猫団子のようになりました。

岸から見ると、

およそこんな距離と波質。

まだ満潮だが、

波は時折ブレイクしてくれた。

聖式カルちゃんが反転ドロップをしていて、

その手前は金澤さんがGoProでそれを撮る。

ちょうど折り返し時間に、

私のクリニックを開催し、

今回はパドリング姿勢に重点を置き、

膝の揃え方、絞り方、

そしてスタンスの結びかた、

パドリングの重要性、

サバ手ストレッチ等々、

初級者から上級者までのレクチャーをいたしました。

テイクオフの手の位置。

膝の接着、

開いて力を入れていく方向等々。

だんだん潮が干いてきて、

乗れる波が頻繁になってきました。

めでたしめでたし。

ハイファッションの美女E嬢だが、

これは5点満点で4点を表現されているという。

その4点波を岸まで乗り、

上陸して悟りをひらかれていた。

かつ禅師のウナクネサバ手スライド。

袴田さんは、

この生を受けられて、

初めてグラブレイルで上陸し、

迷いの世界を超えて真理を体得しました!

そう教えてくださった。

「波乗り世界には、理解すること、知ること、

気づくこと、感づくことなどがあり、

最上級に楽しむことが最良ですぞと、タキビ師はかく申していました」

そう幸式清水さんにお伝えすると、

その悟りの体験を言語化して伝え、

袴田さんをその境地に導いていらした。

波はぐんぐんと良くなり、

それぞれの笑顔が終わることはなかった。

波乗りって楽しいです。

本当に。

彷徨っている犬がいて、

私がこの顔立ちから

「シバリアン・サスケー」と名付けたこの犬は、

さらにやってきた「柴遼太郎」と共に三蔵瀧朗が完全に手なずけるに至り、

これは物語『鰻遊記』のウナクネ犬として活躍できると確信したが、

オリジナルの飼い主がやってきて、ウナクネ化は断念したという舞台裏。

波はさらに良くなり、

こうして各所で波乗り談議の花が咲いていたのが、

ウナクネ広報部長としては誠に喜ばしいのであります。

クリニックの成果ありで、

美しいスタンスを結べるようになった美女A。

禅師と幸式に攻撃されるように見えるのは、

GoProを持った苦悩の営業部長金澤さんで、

こうして裏方に徹する強いココロをお待ちだった。

このシェアライドだが、

悟りとは別関係に思われるのも波乗りの醍醐味。

それは感動的な瞬間の連続があり、

TV中継したらおもしろいかもしれない。

その際は私が解説し、

古館伊知郎さんが実況という布陣で。

かつ禅師の得意技その1。

リバースグライド。

逆もまた真なり。

これに到達することが、

後代に至るまでウナクネの根本目的であるとされています。

前出の幸式清水さんによる

『模範ハッピーグライド・フィンレス編』

聖式カルちゃんによる、

『カルマ(梵: karman)・スピン』

これをすることによって、

次なる生の存在となって生まれ変わるとされる。

ウナクネ思想では、

滑走とワイプアウトを繰り返すことを修行と見なし、

楽しくサーフすることを最高の理想としている。

その際限なく続くハッピーサーフを目的とし、

追い求める聖式カルちゃん。

そこには主体となるべき我、

永遠不変の魂は想定しない(無我)。

ウナクネはこの点で、

修行における主体として、

永遠不滅の我(アートマン)を想定した宗教と異なり、

「宗教ではない」

ということがここで知ることができるだろう。

禅師と聖式のドッキング。

「これは、行為に基づいた因果応報の法則(善因楽果・悪因苦果・自業自得)なのです」

そう聖式は言うが、

すでに何がなんだかわからなくなってきた。

大人の笑顔、いいですね。

金澤さん危機一髪!

なんと七里ヶ浜王子のユーヤくんもやってきて、

ウナクネ思想に花を添えていた。

ありがたや。

美女Bもマンライ笑顔。

ナッキーは、

さすがのグラブレイルで、

これを見た三蔵瀧朗は、

「彼女こそウナクネ界のウパニシャッドですぞ」

そう耳元でささやいた。

その瀧朗は、

サーフボードを持たないでやってきたが、

このように彼が入水すると、

彼の三大弟子の一人である聖式カルちゃんが、

「三蔵さま、このボードをお使いください!」

そうやって差し出された

オディシー・プランク7フィート。

「ういーっす」

瀧朗は、

昭和の頃、

土曜日夜8時のいかりや長介のように

ゆったりと泳いでボードを受け取ると、

なんと慈愛の心で、

聖式を呼び寄せ、

心のタンデムサーフとなった。

このようにサーファーたちはどんどん連結して、

まるでレゴのようになってくるのでありました。

この写真群を博識のラカちゃん

(旧名鯖一郎、現ラッコ)に見せると、

「我(われ)は個人の総和ではなく、

常恒不変(こうじょうふへん)に厳存しつつ、

無数の個人として現れるものと考えられます」

そんな難しいことだった。

真横で乗るのは意外にむずかしい。

その無数の個人たち。

右は聖式カルちゃん。

11時ごろ、干潮いっぱい近く。

風はいまだに無風から北風オフショア。

そして完全に無人。

4月中旬の湘南では、

かなりありえないほどすばらしいコンディション。

三蔵瀧朗は、

自身の師範であるバリー・マッギーDFWを抱えて、

意気揚々と片瀬江ノ島方面に帰っていった。

(貸し出しですね)

タキビシヤス@サンオノフレ_三蔵瀧朗著『傾奇者クリスチャン・フレッチャー』_バリー・マッギーDFW開祖の結集_(2222文字)

幸式清水さんもマンライ上陸。

「ウナクネ式波乗りはですね、

言語化されて理解される知的側面だけではなく、

波乗道(なみのりどう)や鰻遊(まんゆう)学に示されるような実践を通じて、

初めて体得できるものだと再確認しました」

そんなありがたきお言葉を賜った。

 

ナッキーもクネリ最大でマンライ確定。

後半になってようやく金澤さんは、

カメラをスキッパーフィッシュ66に持ち替えて、

さらにはキャプテンフィンの2+1タイラー・ウォーレンモデルを試乗していた。

その熱心さに心を打たれた私は、無心でシャッターを押していた。

視界が滲む。

熱い!

もう大団円近し。

最後に小生が、

模範縁起(演技)を示します。

カツさんはそうやって、

WSLオフザリップや、

マーガレットリバーのノースポイント的なバレルメイクを果たし、

彼こそが、

ベストライディングだという呼び声が複数の方向から聞こえてきた。

さすがウネクネ禅師。

ほぼ終了頃、

私もサーフしようと思い、

夏日なのでトランクス+Tシャツ、

つまりそのままのいでたちで入水することにした。

「らー!」

と一気に飛び込み、

まさしく夏気分でサーフしたのでありました。

江の島をバックに、

それは長い波に乗りました。

膝サイズだけど、

こんなに個性あふれる波は、

湘南のすばらしさを語り、

堆砂が海に戻されたおかげであろう。

最後に私が乗った波は、

ウナクネ神の思し召しだか、

ラカ王(現在はラカちゃん)の取り計らいかわからないが、

こんなすばらしい波を得た。

 

ひゃあ!

こんな膝サイズのほぼ完璧バレルに入れるとは思わず、

大満足で上がってきて、

汗にまみれたキャッチサーフTをサーフウオッシュ。

熱く、

すばらしい日でした!

H BEAUTY&YOUTHさんと、

キャッチサーフジャパンにありがとう!

波乗りに、そしてウナクネ友にありがとう!

サーフ後は、

辻堂おでんセンターの名店『ひげでん』で、

「ブリ塩焼き定食」をいただき、

そのまま上京すると原宿竹下通りは、

このような賑わいとなっていた夏日。

そのまま北参道で、

河合さん夫妻とウナクネ会食をした輝くような日。

Happy Surfing!!