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ジオパーク伊豆で、ジオ(リアル)サーファー直人さんと美河口でサーフ_(1638文字)

深緑の初夏となった南伊豆。

正確に言うと、ここはまだ吉佐美なので、

南伊豆町までは2〜3kmの美しい川の前浜に来ている。

ここは伊豆半島の南部に位置していて、

風光明媚、優美艶麗なビーチが拡がっている。

浜を歩く人や、

海岸で遊ぶのは外国人ばかりで、

その水色の美しさと相まって、

まるでどこか外国のビーチのようであります。

そしてこの4月17日は伊豆にとって大きなことがありました。

なんとユネスコ(国連教育科学文化機関)によって、

伊豆半島が『世界*ジオパーク』に認定されたとあり、

道理で外国人が多いのも納得できた。

*ジオパークとは、ジオ(大地・地球)とパーク(公園)を組み合わせた言葉で、

価値ある地質遺産を保護しながら、観光や教育に活かして地域振興を目指す取り組み。

「伊豆良いよ〜最高だよ〜」

昔からそう繰り返して止まない鈴木直人さん。

彼はフィッシュイベントを開催するほどのオルタナティブサーフ派で、

アライアからキャッチサーフ、

ミッドレングス、ログと全てのボードに乗り、

さらには生涯リベラル派のハッピーサーフを基調とし、

真のローカルを貫いている一人。

そしてサーフ界の殿堂リアルサーフさんを主宰しています。

Naoto Suzuki on Self Shaped 6’5″ single fin

.

今日は自身でシェイプした

6’5″のミッドレングスのシングルフィンを持ち出して、

お店の前浜で美しいカービングと、

激しいリッピングのコンビネーションで、

彼の産湯系波に乗っていった。

ノーズ加重でウナクネ系もこなし、

35年前から会得しているフルスラッシュまでするのだから、

目下、人気急上昇中なのであります。

あ、ジオパークなら*ジオサーファーというのはどうだろうか?

*ジオサーファーとは、ジオ(大地・地球)とサーファー(波に乗る人)を組み合わせた言葉で、

価値ある美しい波を保護しながら、観光や教育に活かして地域振興を目指す取り組みをする人。

「これうまいよ〜」

そうやって地元の和菓子を保冷剤入りでいただき、

海上がりにじっくりとその銘品に心打たれる。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’0″ Special Fins

at the South Izu

.

直人さんと同年の私も、

じっくりと波を待ち、それは良波を得た。

こうしてサーフィンをする仲間の輪があり、

それは永遠だと感じた夏がはじまった日。

それにしてもキャッチサーフのテイクオフの早いこと。

速い波質だったが、

あっというまにフェイスを滑り出すので、

かなりの確率でウェイブメイクできた。

伊豆のことを考えていると、

直人さんが「おーハギちゃん!」と言うではないか。

そうやってここにやってきたのは、

懐かしのハギワラコウジくんで、

なんと彼は17年のコロラド州(USA)生活を経て、

3年前に伊豆に戻ってきたところだという。

彼は私が10代の頃に全日本、

新島や千葉などのヒートで対戦したことを思い出し、

ちょっぴりアメリカ話もして、その年月を懐かしんだ。

じつはここ、

そのジオパーク認定される一週間前の嵐日にも来ていて、

そのときはすばらしいバレルを得た。

あの日と何も変わることない波質。

ただサイズだけは小さかったが、

同様なバレルもあって、

そのパワフル波を再び味わった。

【春波万雷号】嵐に伊豆に、波乗りにありがとう!_(2388文字)

最近自己流行中のグラブレイルカットバック。

直人さんを見ていて、

50歳代でも20代のようにサーフしたり、

生活することが重要だということを感じた。

Forever Young!!

and Happy Surfing!!

ありがとう直人さん!

ありがとう伊豆!

直人さんのリアルサーフショップのリンクはこちらです。

https://realsurf.jp/

Real Surf Shop

1612-1 Kisami, Shimoda, Shizuoka

0558-27-0771