Kedungu, Bali, 2018
Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″
.
昨日は1日だけ大きなうねりが届く日だった。
9フィート(3m)が17秒。
南極大陸付近からの真冬の嵐。
そこからの波は、威厳と迫力、
さらにはこの地特有の妖力と妖気満載だった。
昨日ここで主役となったキョウジュによると、
「強いうねりは、うねりのソースから到達点までが、
4000kmというのが、波パワーのピークのようですね」
ちょうど発生から到達までがおよそ4000kmという波がこれ。
クドゥングは、
部原と同じ波質だと書いてきたが、
こうなると激烈というか、
ただただものすごいパワーの波となる。
ここの沖がとても深いようで、
さらには流れがあるので、
ひとたび沖の棚でブレイクすると、
それはそれはものすごいことになる。
この水の量と、形は軽く世界レベルの波。
Takama Kyojyu at the Kudungu.
Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’6″
.
教授のパーフェクトドロップ。
良い波に見えるが、
というか、
波は良いのだけど流れがすごくて、
沖に出るのにダックダイブ100連発以上。
200mくらい流され、
かなりくじけたけど、それでも波に乗り続けた私たち。
それはそれはの、すばらしい時間だった。
でも良い波に乗るのは大変だと、
再確認したセッションでもありました。
教授、決死のバックサイド。
巻かれると、
なぜか上に浮かんでこない種類だったので、
暗いし、かなり怖い系ではある。
教授の最後の波。
前の波が大きすぎて、
教授が見えないというのもすごい。
これはさっきいた空港ビル並の高さがあるスゴ波だった。
生きて帰って来て、
渾身のサバ手をした教授。
「本当に天国ライディングになるかと思いましたよ」
そんな言葉にも実感がこもっていた。
そう、私たちは波によって天に召された気分になれた。
しかも数回も。。
Tanah Lot, Bali, 208
.
「寺院が建てられている岬に洞窟がありまして、その中に陽が沈むとてもキレイですよ」
そんなことを聞いて、
たまらなくなって、
教授にタナロットまで連れてきていただいた。
波が大きくなって、ひさしぶりに美しい波に乗り、
同時に怖い思いをした日。
けれど、
ときに良い波に乗るのは大変なことを再確認した日でもありました。
夢波*ハッピーサーフィン!!
◎