20180808.
やたら8の付く日ですね。
ゼロをはさんでゾロ目でもあります。
EC SURFBOARDS Cosmic Fonzer step-up 7’2″
Five Fin set-up
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台風を追いかけて、
徳島まで行くも、
夜明けに波をチェックすると、
オンショアだった。。
で、
大きな岬があったので、
その裏に行ってみると、オフショアだった。
うねりもしっかりと入っていたので、
あちらこちらに目を入れていく。
誰も来ないところばかりで、
というか、ここは高知を走るには遠回りのルートなので、
車すら来ない場所ばかりだった。
パーフェクトな波を見つけたが、
良く見るとそれは浅い岩盤、
つまり20cm程度の水深エリアがあったりして、
危険すぎるので断念しつつ、
「なかなか夢のような話はない」
そんな結論になるが、
あきらめずにとにかく探すと、なんと。
なんと!
あったのです。
無人ブレイク。
しかも超が38個ほど付くほどのパーフェクト。
慌てて高知の友人たちに
「無人です。パーフェクト。ぜひ集合」
とSMSを送ったのだが、
あちらから二時間強と遠いこともあって、
または信用されていなかったようで、
結局来たのはベンチュラセイジ友人の川野竜一くんだけであった。
Ryuichi Kawano on LARRY BERTLEMANN Twin
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とにかく、ここでサーフしまくり、
結局は11時間も滞在し、
無人超パーフェクトという夢のような事実だけが残った。
仁淀川河口で常にサーフしている竜一くんをして、
「かなりゴッツイ波です」
そう言わしめるウエッジ系の、
しかも山で大雨が降ったようで、
沖への激流をかきわけてのテイクオフは迫力があった。
これが私の一番の波だっただろうか。
午後、潮が上げきって、
バックウオッシュ、流れ、
そんな全ての事象が重なった一瞬でもあった。
エリック・クリステンソンことEC謹製のボンザー。
ECによると、
Regular one has wider round tail Step up has narrower round pin.
とあったので、
私のはステップアップなのでテイルラウンドピンで、
しかも細い仕様になっていたのが、
この初乗り波で活きたようだ。
前出した沖への激流が、
テイクオフを倍近く遅らせる。
画像で見ると後一漕ぎなのだが、
本人は「さらに二漕ぎ」
とやった後でもこんなにハングしてしまっていた。
とにかくレイルワークと、
フィントラクションだけに集中して、
暴れる波に滑り降りていく。
Only a Surfer knows the Feeling…
ここで張り付けたらバレル一直線なのだが、
振り落とされるのを耐えるのが精一杯で、
そこまで速度を落とせなかった。
よって、体もバラバラ。
そのくらい揺れ動く妖怪変化波。
でも円い美しい斜面は見えて、
気持ちは沸き立つようになる。
はい、
これでファーストセクション入場完了。
この後のシークエンスは、
動画を作ったときにでも公開しますね。
終日無人の1日だった。
竜一くんと、
「こんな奇跡みたいなことがあるんだね」
そんな話題となり、
ここに連れてきてくれた波乗りに感謝し、
そして四国に、
さらには夢波到来に地元産の栗焼酎と、
竜一くんが届けてくれた土佐田舎寿司で乾杯したのでありました。
We Love the Happy Surfing!!
◎