新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【特大号】ウナクネ流行語大賞_(2222文字)

Joel Manalastas on

Nation 2+1 Thin Glide 7’6″

.

夕陽が波に透けて、

グリーンゴールドの美しいカリフォルニアが現れた、

そこで、カレンダー用の作品を撮ろうと、

クリスチャン・ワックが乗るのを待っていたら、

なんとジョエルが波に乗ったのでありました。

ラッキーな彼はこの作品を手に入れたのであります。

Makala Smith

.

Sam Schafer on

Catch Surf ®ODYSEA Log 8′

.

サンオノフレサーフカンパニーのサムがやってきた。

彼にキャッチサーフの8フィートを貸したら

戻ってこなくなるほど気に入っていた。

さてさて、年末となってきましたね。

残り65日。

私が好きなものに

『流行語大賞』というのがある。

歴代の大賞、ノミネートされた語を拾っていくと、

「マイブーム」(みうらじゅんさん)とか、

「倍返し」

「イナバウアー」というのがあり、

さらに遡ると、

松坂大輔さん発言の「リベンジ」というのもあった。

去年の大賞は「インスタ映え」と「忖度」の2語。

ソンタクは二郎くんも知っているほど良く聞いた言葉です。

(ソンタク&二郎くんについては、巻末注釈リンク*1を)

わがウナクネ界でも流行語大賞というものがある。

なんと10年間、友人たちの間で続いている。

ちなみに昨年度の大賞は「サバ」で、

次点には意外にも「テクニック」。

何を持って順位を付けているかと言いますと、

三蔵瀧朗の開発した「興味数値」というのがそれで、

このnaki’s blogの語数や検索ワード、

インスタグラムのハッシュタグなどにそれぞれの数値を付け、

それぞれのポイントが付いていき、

その年の12月9日を締め切りとし、集計発表という流れ。

10年前の初年度は「波乗道」で、

2年目が「SURF SURF SURF」だった。

ちなみにウナクネ式のことを別の言い方とすると、

「オルタナティブ・サーフ」
または
「ドラゴン式」

というものが当てはまる。

けれど、それだと語感が良すぎて

思想を共有する人が増えすぎて、

思考停止している「有名ならば良い。いいだろう」

そう自分の考えではなく、

評判に流されてしまうコンスーマーレベルまで達してしまう。

そこで、

「ドラゴンに似たウナギを持ってきて、

そこに化けつつ、

真意を感じる人たちで集まろうではないか」

というのが真相。

(巻末注釈リンク*2:ウナクネ曼荼羅を参照)

総帥と禅師と、

そしてウナクネマスター石田さん(故人)。

ブライン・吉岡さん、オゴチャン、柴田さんも見えます。

.

ちなみに今年の現在までのノミネートには、

「WSL式」

「そうだったのか!」

「なんだ、かんたんだなと思いました」

「ラカ法王」

「たんていです。」

「ウナクネドー」

「Odysea Skipper Fish 6’0″ 」

「エックス」

「青龍寺」

「タローマン」

というのがあって、

新登場してスコアを伸ばしているのが「恐縮です」。

なぜ?

そう思ったら前出した三蔵瀧朗一派が、

「この語をなんとしても今年のノミネートに入れたい」と、

突然ハッシュタグ「恐縮です」を連発してきたグループ票であることがわかった。

「恐縮」の意味を聞いてみると、

なんでも映画『コミック雑誌なんかいらない!(1986)』内の、

キナメリ役の内田裕也さんのセリフから来ているのであり、

さらになぜ?

そうなって熟考を重ねてみると、

それは瀧朗の反体制精神にあるようで、

メディア(SNS等も含)に踊らされる

大衆(コンスーマー)を皮肉った言葉であると気づいたのは、

昨夜まずいポキ丼をサンクレメンテの”POKE TIKI”で頬張っているときだった。

それを直接彼に聞いてみると、

ミヤザキにいながら(内田裕也さんの有名なセリフ)

『シェケナ・ベイビー』とだけ返ってきて、

『シャケのベイビー(イクラ)」と、

とぼけて戻すとそれから返信が途絶えた。

思いあまった私は、

このことをウナクネ会長であり、

私の友人である河合さんに相談してみた。

「NAKIさんはマイブーム・クッキングを観すぎですよ」

そう言われ、なるほどシャケのベイビーはそこに帰化したのかと感じいった。

(内田裕也さんは寿司屋でイクラを注文するとき

こう言うと、高田文夫さんが語っていた。巻末注釈リンク動画参照)

そうやって、何が何だかわからなくなったが、

突然インドのゼロは「シューニャ」だと思い出しました。

このシューニャは「空(くう)」という意味もあり、

さらに「成長と繁栄を意味する動詞」でもあるそうで、

そうやってその成長と繁栄に心を寄せてみると、

心が落ち着き、

これこそがゼロに還ることなのだと空を見上げると、

落ちた夕陽が空を赤く色づかせ、

メジャーリーグのワールドシリーズの中継がどこかから聞こえてきた。

【巻末注釈リンク*1:二郎のソンタクについて】

二郎のハッピーサーフィン日記『ゴールデンウィーク』_(2187文字)

【巻末注釈リンク*2:ウナクネについて(マンダラ)】

COLORS MAGAZINEに捧げるウナクネ曼荼羅_(3303文字)

【巻末注釈リンク*3:シューニャ(ゼロ、零)について】

いつも何度でも_歌詞の意味を読み解いてみた朝_”Let’s draw out dreams always”_新しく人生をはじめて、いつも何度でも夢を見よう_(4444文字)

【巻末注釈リンク*4:シャケのベイビー発言動画】

Happy Surfing!!