Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’6″
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今朝、たった今気づいたことがある。
まず説明しなくてはならないのは、
サーファーには大きく分けて2種類あると思う。
1.同じ場所でいつもサーフしているサーファーたち
2.場所はあまり問わず、
波の良い(自分に合っているところ)または機会があってサーフする人たち
だいたいこの組み合わせだろう。
例えばシェーン・ドリアンやロブ・マチャドは、
①を持っていて、
②に理由で日本にやってきたことがわかる。
Photo by Brian Miller
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これはブライアン・ミラー大先生の作品だが、
インサイドから岸を見ると、
こうして車が駐まっている。
サンオノフレサーフカンパニーのサムが、
ミラーの車(右から4台目)の中から望遠レンズを構え、
フォードアーズの名前の由来となった物置が見え、
映っていないが、
この左にはグラント・ノーブル、
ウナクネ総帥(アレックス・ノスト)たちがいて、
その横ではサンオノフレサーフカンパニーのノアと、
ワイリー・アーチボルド、
ジョーイは波乗り観戦をしていて、
マーカス・ウエイトは椅子を出して友人たちを背に
「サンオノフレスタイルの波乗り実況」をしているのだろう。
Brian Miller, Switch Stanced Grab
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さらに「ハワイアン・サーフクラブ」の、
平均年齢70歳サーファーたちが集まって、
ぼそぼそサーフィン談議をしている。
とにかくここ集まる人たちは波乗りが好きで、
サーフィンこそがライフスタイルで、
海に入る前はもちろん、上がった後も、
そして波乗りしない日でもやってきては、
波乗り放談だったり、
サーフィン観戦をそれぞれ、または仲間たちで楽しんでいる。
だいたいそれは、
冒頭に書いた①の人たちでして、
波乗り愛が日々を司っているのであります。
で、
②の人たちはそんなことになっているのは薄々気づいていながらも、
まさかこんなことになっているのはわからず、
実況の餌食となったり、
(ちなみに昨日はニューキャラである河童が登場)
またはマナー違反をブーイングされたりしている。
Grant Noble, RVCA
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もちろんこんなターンのときには、
拍手喝采で駐車場は沸いている。
私がグラントを好きな理由は、
いろいろあるがスタイルだろう。
そのスタイルとは、
波に乗っている姿勢はもちろんのこと、
波の取り方も含めてのことであります。
無理にスネーキングして乗っていくサーファーは、
誰からの尊敬を集めない。
Alex Knost
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Alex Knost, Ford Archbold
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サーフ後はそれぞれの仲間だったり、
ご近所さんたちが待つ陣地に戻ると、
今度は自分が観戦者となり、
それぞれの好きな波乗りに対して講義が始まっていく。
Blake Micheals
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私が好きなサーファーは、
このブレーク・マイケルズとアンディ・ニエブレス。
ミラーが「なぜ彼らなんだ?」そう聞いてきた。
「奇天烈、マニューバーが読めない」
「なるほど」
「常に信じられないレイルワークをしようとしている」
「あいつらやばいよな」
「全方位のバランス感覚を持っている」
「天才だよ」
「けれど毎日来ている。アンディはともかくとして、
ブレークは仕事前の朝にいつもいるでしょ」
「いるな。そういえばストーミーでも入るのはブレークだけだ」
「才能がある上に情熱を持ち、常に歩を進めているから好きなんだ」
「そんなサーファーになりたいと」
「もちろん」
これはそのブレークの親友AJ。
何かといじられるのは、
彼のスタイルにあって、
腰は引け、肩まですくんでいる。
彼の友人たちは
ーー特にダナポイント高校の同級生たちはーー
このことについて本人に
「カッコ悪いんだよ」と伝え、
ついにはAJのスタイルがかなりよくなってきた。
(これでもかなり良くなってきた)
とすると、
①の人たちはこういった言いづらいことも本人に伝えるのだから、
どの国のサーフブレイクに行っても
①の人たちのスタイルが良いというのは、
こういう理由に基づいているのだろう。
余談だが、
「スタイル構築は8つの固定ポーズ」
簡単に修正表現ができることも突きとめた。
これは今度詳しくご紹介いたしますね。
さらに多くの人の話題となって、
重要なのは「波の取り方」でもある。
どの人が公正に波を乗るのか、
誰が邪魔をしたのか、
それは何回目なのかを多くの人が知っていて、
①のサーファーでも、
視界が狭いサーファーや周りを見ないような危険なサーファーたちは、
「ダークサイド」(呪いと不幸を引きよせる)
「オレンジ・グラスホッパー」(オレンジ色のバッタ)
「スネーク・マイク」(狡いマイク)
などと、それぞれ影のニックネームがついていて、
彼らが横に車を駐めて話しかけてきても、
みんな上手に話を逸らす円月殺法を備えているから笑ってしまう。
Karina Rozunko, Seea
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①も②も同じサーファーだけど、
こうしたコミュニティにいることで、
自身が高まったり、
または何がNGなのかを知ったりするのは、
波乗り世界をより良くする方法なのだと知った日。
友人の声に耳を傾けよう。
①の人たちの行動を観察しよう。
諸君、サーフする場所を愛し、
お互いをよく見て、
さらなる高みに向かおうではないか。
とまあ、
多くの詩集の巻末にあるような偉そう文体になるのは、
このようにサーフィン世界を語ることこそが、
「パーキングロット・ポエム」であり、
それは波乗りしない人でもできる。
たいていは「昔やっていた」
「私は有名人と知り合いだ」
例のいつものセリフで相手を欺く人もいるのでご注意を。
あ、これをBlue誌のコラムに書けば良かったかな?
またはNALU誌か。
木村拓哉さんのサーフィン連載を手がけた寺内さんが好きそうな話題ですね。
Shane McPhason, Tyler Warren, Christian Wach, Kameron Brown
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ご参考までのテクニック編ですが、
これは世界中どこでも通用するマナーでもあります。
Keep on Happy and True Surfing!!
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