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【動画】レイルターンの初歩_(1133文字)

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″

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サーフボードでは、反発系の王者はソフトボードだろう。

PUボード、つまり一般的な硬いボードは適度に沈むのが良いとされ、

ほんの少し反発係数が強いエポキシボードでさえもタッチが変わってくる。

逆にその反発を活かして、

波の中にレイルを強く、できる限り長く入れると加速が始まる。

昔アップ&ダウンで、今レイルワーク。

倍速なほど速い。

レイルを使おう。

長く
強く
弱く
傾けて
前側を踏み
後ろ側にも
前後均等に
踏む位置を変えて
頭の位置を変えて

これがモダンサーフィン。

このモダンが、

クラシックという古来からのスタイルにも合致するから不思議だ。
「レイルを深く強く沈ませて、瞬時に減圧して波の上に昇っていく」

というターンはまた次の機会にお話します。

(それはきっとノア・デーン、JJFのものだろうけど)

で、ここまで書いて日本でのファイルを整理していると、

あの波この波と出てきて、

最後には発掘系の千葉インポッシブルの波があった。

このブレイクは、地形のなせる技で、

マウイのマーライア並に速いセクションで知られている。

一度もたつくと、

滑走有効エリアは、瞬時に片貝方面に行ってしまう。

で、冒頭に書いた強く長く、

レイルを入れていた連続写真が出てきた。

それをつなげて動画にしたのが下の映像。

インサイドセクションでキックアウトしているけど、

ここからさらに倍の距離は乗っていける波質。

けれど、

最後まで行くと堤防基礎とテトラだらけになるので、

こうして途中で止めることも多い。

行く気になれば300mライドも可能。

けれど、セクション内が速い。

とてつもなく速く、そして気まぐれなピーク群。

正解を拾わないと抜けられない。

レイルターンは、

斜面が崩れる寸前まで加速できるので、

こういう高速セクションにも対応できる。

さて、千葉のインポッシブル。

ここは常にほとんど無人。

だけど、この日は突然15人くらい入ってきた。

きっと同じグループが、他人を装っていたのかなぁ。

だったらもっと楽しく和気あいあいとやりたいけど、

他人同士でないといけない風潮がある。

または海の上ではしゃいではいけないとか、

大人数はNG(グループ等のこと)というのがあるが、

きっとあれはよくそこに来るサーファーたちの政権を交代させたくなく、

「派閥」を嫌うからこうなるのでありましょう。

民主主義では多数決という方法を用いるので、

瞬間的にでも団体に淘汰できないように

「大人数禁止」としているのだとわかってきた。

閑話休題。

レイルターン。

モダンサーフィンを司り、

それはクラシックサーフィンの骨格でもあるので、

体幹を引き締めてチャレンジしてみてください。

Happy Surfing!!