新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

11.2ft@15secのイナリーズ_子育て中のザトウクジラを見ながらセット待ち_恐竜のこどもはメタボリックシンドローム!?_ツイッター1000記念のイブ_バブルのときの俺は?_(2222文字、短編です)

おはようございます。

クリスマスイブの朝をいかがおすごしですか?

一番ブイは11.2ft@15sec.と表示されています。

15秒という波間隔に大波を知り、

080@04(東風4ノット)という絶好のオフショアにイナリーズに急いだ。

イナリーズは海軍基地横にあり、

奥まで行くと、

この「立ち入り禁止」の看板が立っている。

20091223_Inaris-Naki_T4323

「政府の土地なので」

という但し書きがあるが、

フレちゃんによると、

911(同時多発テロ)まではこの砂浜には自由に入れたのだそうだ。

そんな政治的、軍事的抑圧された砂浜、

しかし海は大自然そのものだった。

20091223_Inaris-Naki_T4379

少し前にも書きましたが、

ハワイ全島に毎年恒例の鯨がやってきています。

『海の生き物博士』ノアが言うには、

「ザトウクジラはね、

出産と子育てをするために夏のアラスカから冬のハワイへ来るの。

あれはね、お母さんクジラと子どもが一緒に泳いでいるのよ」

ということでした。

そんな鯨を沖に見ながらイナリーズでサーフセッション。

「波はすばらしく良い」

のだが、例によって流れが強く、

さらにはセット間隔が30分に1回程度で、

波が来るまでにそのピークから流されてしまわないように全力パドリングで、

現状維持がやっとという状態でした。

20091223_Inaris-Naki_T4430

ノアに「1時間だけ写真を撮って、きれいに撮れたら帰りにイシハラマーケットでご飯を食べような」

ということをエサにカメラの後に立ってもらい、

1時間で乗れたのは2本だけだった。

一本目はこんなにいい波で、

しかしここからはピンぼけがすごく、

何も写っていないボケかたは、

いかにノアが暑かったか、

ということを物語っているのです。

20091223_Inaris-Naki_T4477

この下の写真はバレルメイクしたのに、

遅れたようでこれしか撮っていなかった。(涙)

20091223_Inaris-Naki_T4435

まあ、「ノアが撮りたくないのでこれは仕方がない」と、

それからさらに2時間程度サーフしてマンライ2本を得る。

(マンライ=満足ライディングのこと。cオガマさん、抱井さん)

20091223_Inaris-Naki_T4524

「BD3」にNAKISURFオリジナルズの「コンプリーシュ」。

(倍程度まで伸びましたが、まだ切れていません)

偶然「ガチャピン」という字に行き当たり、

調べていたら

「ガチャピンさん(5歳=恐竜のこども)」

という表記を発見した。

恐竜のこどもだったのですね。

それは知らなかった。

さらには「ガチャンピンはメタボ」と、

誰かから言われたことに憤慨し、

腹筋や腕立て伏せをしている彼のブログを見つけました。

gachapin

これを見て、

イチローさんの言うところの

「努力に勝る天才なし」

というお言葉を思い出した。

がんばれガチャピン!

そういえばDセンパイが奄美合宿に向けて、

「腕立てと腹筋をしたら筋肉痛でサーフィンができなくなった」

という嘘のような本当の話もあるので、

「日々、鍛錬を怠らないように」

と教えてくれた先生を思い出すのであります。

玄界灘に浮かぶ島サーファーから

「NAKISURFステッカーを勝手に作ってしまいました」

というお手紙と画像が届きました。

nakisurf

すばらしいステッカーで俺が欲しくなりました。(本当)

ありがとうございました!

これは目黒駅西口HOBSのおいしいサンドイッチ。

R0015305

またお腹いっぱい食べたいです。

そんなことを思い出しているクリスマスイブの午後です。

(こっちはまだですけど)

20091219_maligro_naki_V4673

ツイッターがもうすぐ1000ツイート。

http://twitter.com/nakisurf

管理人JUNによると、

「NAKISURFレポッターを募集します」

とのことです。

いつでもご参加くださいね。

そうだ、商品も用意したのですよ。

merry

イブと聞くと、バブル時代を思い出します。

当時俺は横浜新山下の『BIRD』

という客単価が1万円を超えるジャズレストランで働いていたのですが、

イブの日ともなると、

赤絨毯の階段の踊り場でグランドピアノが鳴り響き、

駐車場にはロールスロイス、

フェラーリ、ポルシェ、マセラッティ、

ランボルギーニ、アストンマーチンが停まり、

予約で全て埋まった店内には、

3800円のパスタを食べ、

8000円のステーキを食べ、

1500円のコーヒーを飲みながら

2800円のティラミス。

または25000円のコース料理をワインで食べる男女であふれかえっていた。

あのお金、あの人たちはどこにいっちゃったんでしょうね。

あの頃の勤務時間が

「午後3時から朝3時までのほぼ休憩なし」

のおよそ12時間労働でした。

木曜のみの週一休だったが、

仕事内容が熱気を帯びていたせいか、

不思議と疲れたということはなく、

毎日横浜に集まるバブリーな人たちに揉まれていました。

このあいだBIRDで一緒に働いていた庄内さん、

通称「タヌタヌ」さんから「お元気ですか??」

と陽水さんのようなメールが来ましたが、

他のみんなは何をされているのかな?

マネジャーの栗林さんには大変お世話になりました。

横須賀のWさんには波乗りによく連れていってもらいました。

当時好きだった曲を思い出した。

それは「サンシャイン・レゲエ」(ジミー・クリフ)。

ベイブリッジが見えるBARで、

この曲を聴きながらレモネードを飲み、

開店前のひとときを過ごしていたことまで思い出しました。

(当時はお酒が飲めなかったのです)

そうだ、ここで懺悔を。

「デザート係の吉良(キラ)くんへ、

せっかく作り置きしたティラミスを閉店後につまみ食いしていたのは俺たちです。

(吉良くんが公休日前の毎週火曜日の夜でした)

今ここに白状して謝ります」

そんなことを思い出していたイブの夜。

(賄いにやたら登場した焼きサンマは、

当時飼っていたシロネコに渡ることが多かったなあ)

今日もNAKISURFに来てくださって、ありがとうございます。

今夜はサンタが街にやってきますね。

俺の好みは不二家のイチゴショートケーキでした。

すばらしい夜をお迎えください!

ALOHA!