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naki's blog

奄美の3Dウエッジと洞窟前レビュー_地の魚とお料理バンザイ!_(1629文字)

Tyler Warren’s Big Dream Fish 6’7″

at Amamian 3D Wedge

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これはちょっぴり前の、

二週間前の回想になるけど、

奄美大島に到着後の写真が出てきた。

Brian Miller on

EC Surfboards The Mini Pelican(Mini Glide-O-Rama) 7’2″

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オンショアの日、

ミラーと二人だけで3Dウエッジでサーフした。

ここは世間では手広ビーチと呼ばれ、

そのメインピークがここ。

不思議な地形で、

岬状にどこまでも沖に突き出ている。

なので、

こうして波がブレイクしなくても、

波の重なり(ウエッジ)を使ってテイクオフできる。

3Dウエッジの由来は、

左右の重なりに加え、

海底からの吹き出しがあるため、

超複雑なテイクオフエリアとなるから。

パイプラインもこんなウエッジだが、

もしかすると、ここの方がややこしいと思う。

しかしここで生まれ育った緑くん然り、大智くん、ユウセイくん、

テッタくんやここを会得した人は、

そのピンポイントを熟知していて、

その芯の下にさっとボードのテイルを沈め、

スルスルっとテイクオフしていく。

なので、どんなに混雑しても彼らが乗れるのは、

そんな種明かしとなっている。

Nacky on

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

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これは洞窟前。

アマミアンバックドアの中に洞窟があり、

その前のピークだから洞窟前となる。

その洞窟前。

こんなささやかなうねりでも感動するほどの波質。

写真はないが、

大雨オンショア日にテッタくんが入っていて、

彼のテイクオフやラインに感じいった。

波乗りは料理や音楽と同じで、

それぞれの表現があり、

時に感動したり、興奮したりする。

人のサーフィンを良く見ましょう。

Eiji Kawai on

UNK SX lll 7’0″

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ウナクネ会長の河合さんも初奄美となり、

その驚きの波にテイクオフしていった。

「まさかこんなに掘れるとは」
「信じられない波です」

そんな感想を持っていた。

彼の波乗道は高く伸びたことだろう。

さて、

アマミアンバックドア。

世界的にもすばらしいほど良い波だが、

ピークは「寄せ」みたいなウエッジ。

なので、

下から漕ぎ落とすようにテイクオフしないと乗れない。

または深みのショルダーから漕いでいくのだが、

あまりオススメしないのは、

そこでミッドレングスを悪用した人がいたり、

逆にそこでしか乗れない人が待っているから。

もっと言うとセット波が来ると、

その人たちが目の前に立ちはだかるので、

穏便を常とする私たちは、

そのおかげでテイクオフを断念しているから。

字数がないと上手く書けないけど、

サーファーズ岬でも同様で、

「ピークは怖いけど、ここならなんとか」

という人たちがライディングラインをふさいでいる。

こちらとしては、

その「自分のラインがふさがった状態」を一瞥するだけで、

パドリングを止めてしまうため、

「邪魔をしている人たち」には、

何のことかわからないが、

何回も、常にふさがれてしまうと、

チャーリー・ブラウンのように「……」となってしまう。

彼らにはハッピーサーフなんだろうけど、

こちらとしては不満が募る。

似ている例を巻末注釈リンク*1としました。

どうぞご覧になってください。

地の魚。

おいしいオリーブオイルと、

ヒマラヤピンクソルトがあったので、

カルパッチョとしてみると、悶絶するほどおいしい。

もうスシローはいらない!

そう断言するのは、

奄美大島にスシローがないからに他ならず、

いつかまたあの倍トロを食べたいとも思ったから。(笑)

けれど、野菜と穀物、

お豆腐だけでこんなごちそうにもなる。

さすが奄美大島。

WE LOVE AMAMI OSHIMA!!

【巻末注釈リンク*1:ラインをふさぐ、とは?】

【初級テクニック編】ハッピーサーフィンの敵!?_(2105文字)

Happy Surfing!!