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【サーフィン研究所動画】台風波、夢のごとく_奄美龍郷ローカルサーファー図鑑_(1502文字)

Amami Oshima, 2019 Februrary

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台風第2号 (Wutip、ウーティップ)は992hPoとなり、

波が上がった日の最大瞬間風速が70m/s。

現在は35m/s なのでちょうど半分の波勢力だと考えた。

つまりはすっかり衰退気味。

ただ、

寒冷と温暖前線を伴った低気圧の中心が、

奄美大島を過ぎていったので、

未明に豪雨&雷鳴100発。

そして夜明け時間に気温20度。

すっかりと春であります。

 

龍郷町、

龍の故郷という地名にやってきた台風波。

「ここはリーフの上に砂が付くという地形なので、

流れとか、ピーク位置が毎回変わります。

今回の地形はかなり良いです」

そんなことを教えてくれた緑くん。

バテンスのTシャツがかっこいい。

その緑くんの『最高よ〜ドロップイン』がこれ。

かなり切れ上がった斜面をテイクオフしていて、

さすがなのでありました。

Nation Eagle 6’8″ +

7.75″ Tyler warren’s Center fin

VEKTOR VFC Side

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これは私。

サイズを下げたが、

まだ迫力十分。

さすが台風波なのであります。

熊ちゃん。

この波が上がってから、

下がって風が入るまで全ての時間にいた。

碇山勇生さんたちと大波乗チームの一員でもあります。

真のサーファーの目指すべき姿がここに。

Hiro “the KULUKULU”

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クルクルのヒロくん。

彼はなんでもおしゃれ。

波乗りもやはりスタイリッシュなのでありました。

ヒロくんは、

私が奄美に初めて来たとき、

中村竜さんと一緒に深くお世話になったのです。

とすると、

かなり長い年月をお互いに知っているということになる。

ヒロくんは私が乗っていると、

いつもこうしてシャカサインをくれる。

こういうのが一番好きです。

うれしいので、サバ手で応答。(笑)

ものすごいボトムターンをした者がいて、

良く見るとそれはサルこと、猿渡くんであった。

サルは緑くんの親友で、

酒豪で、女の子に弱く、

笑顔絶やさず、職人肌の純粋な島人である。

彼のボトムターンからラリー・バートルマンを思い出し、

さらにはトロちゃんが持ってきたツインフィンが、

ラリー・バートルマン・モデルだったと、

一緒に初夏の伊豆入田浜の、

白砂と青い海までもを思いだした。

サル予定数終了。

切りっぱなしのウエットスーツに、

この笑顔がまたいい。

グレイト・アイランドサーファー認定。

これは奄美のジャック・ロビンソンと認定された大智。

レイルワークとストールに長けていて、

むずかしいセクションもリップを潜ってバレルメイクしてきた。

ものすごいレベルのサーファーです。

たくさん波乗りしてお腹が空いたので、

高校球児系のランチを作成するに至る。

これは2人前の麺で作った冷やし中華。

タレは胡麻ペーストと、たんかん。

マヨネーズをかけるのがコツ。

食後は、

渾身のドローン映像を撮ってくれた優人くんに厚き御礼を。

優人さんは、

前出の緑くんの実弟。

@yutogreen

そして背景は私作品展示でした。

(グリーンヒルカフェ内廊下)

今回の波で、また奄美作品が増えました。

奄美にちょうどやってきたのが、

茂木くんことフマール・モタ。

彼はカラーズマガジンのヨゲさん、

ユウジくんの幼なじみで、

茅ヶ崎ジュニアプロの一人。

グレイトサーファーです。

これから一緒にサーフする約束しています。

これがそのドローンショット。

3本撮ってもらったので、

それらを映像をつなげてみました。

25%のスローですが、

ギター楽曲”コンドルは飛んでいく”

と共に気持ち良く観ていただけたらと思います。

2分30秒程度の映像です。

Happy Surfing!!