Amami Oshima, 2019 Februrary
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台風第2号 (Wutip、ウーティップ)。
夜明け頃、
その波高の最初のピークだった。
二月の台風波。
体の準備をしていて良かった。
奄美にいて良かった。
大セットが入ると、
テイクオフする箇所がウエッジして、
リップははるか彼方に飛んでいく。
真下で喰らうと、
当分というか、
いつまでも上がってこないほどの水量だ。
急深から棚に乗り上げるという、
タヒチとかフィジーのセットアップと似ているのだろう。
Daichi Makino
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これは午後の干潮。
グリーンヒル皇太子の大智は、
奥のレーシーピークの波を待った。
ハイライン、
そして高速と、
このバレルは難しい。
リバース・ジャック・ロビンソン。
Green Goodman
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グリーンヒルの次期国王の緑くん。
波を熟知している。
よって良波をたくさん乗って最高よ〜。
緑くんはクネクネと、
波乗りの美しさを表現していた。
「最高よ〜」
いつもの言葉に実感がこもっていた。
ばしゃ山コミュニティの一角、
夢紅に続く名店の系譜となる『クルクル』は4月開店予定であり、
そのオーナーシェフのヒロくんのグライドが撮れた。
彼もまたこの波が大好きらしく、
午後の干潮にしっかりやってきた。
長いボトムターンから、
遠くまで戻るカットバックの組み合わせで、
たいていは上陸まで持っていく。
前回のここ(Nalu誌特集)でもそうだったが、
大中のガンを磨きつつ、
大波を待ち続けている熊ちゃん。
アーティストでありながら、
じつにCOOLな渋いサーファー。
夜明けにも一緒にセットを追い、
午後の特大セットに中ガンを落としこんで、
次のセクションを狙った瞬間がここに映っている。
真のサーファーの条件のひとつである大ボードを乗りこなし、
さらにはミニボード、
ミッドレングスも波に合わせて乗れるというのが熊ちゃんの真骨頂だ。
Nation Eagale 6’8″
さてさて私の午後。
速度といい、
テイクオフの落下といい、
まさにフィジーかどこかの波であった。
これは時刻がさかのぼり、
夜明け頃。
昨日書いたタイラーのボンザー(梵参)で、
奄美波獣と相対(あいたい)した。
Tyler Warren Bonzer 6’4″
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ボンザーはこのサイズとなると、
まるで生きものに乗っているようで、
それはもはや思想を越えて、
“波に乗る”
という真理を実践的な現象世界のものとして捉えるに至った。
ターンの角度や延伸し続けるターン距離を論理的な側面で感得し、
そしてまた精神世界=ボンザーという思想のものとして輪廻回帰する。
そんなことを得た。
深い。
どこまでも深いのがサーフィンだと気づいたら、
石垣島のガンちゃんがFB経由でお便りを寄せてくださった。
「僕はサーフィンは”心技体”だと思っています。
他の人は”技”や”体”ばかりですが、
NAKIさんのは”心”があるので毎日読み切っています」
こんな内容でした。
私はこの奄美の波獣に乗り、
「波乗道の心」
というのは大切だと再確認しつつ、
海の凄さ、
そして奄美の波がいかに魔獣系だったのかと再び知った大事な日です。
ありがっさまりょうた〜(ありがとうございます)
Happy Surfing!!
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