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naki's blog

【サーフィン研究所】奄美いろいろ_巨大護岸から嘉徳を救え!_絶品タンカンそば_ラングドシャアート_(2754文字)

GoProで波の下、

海底研究をしていたらウミガメ(ホヌ)が映っていた。

このウミガメはバックドアにいて、

波待ちをしていると横に顔を出してくるほど慣れている。

慣れているのではなく、怖くないのだと気づいた。

まだ小ガメなので、

サーファーから怖いことをされたことがないのだろう。

そのカメとか、

最近の映像をつなげて動画を作ったが、

ファイルサイズが大きすぎて、

YouTubeにアップできずにいる。

島はハイスピード回線がないので仕方ない。

モスバーガーに行けばいいのか。

布団を干しながら、

キャッチサーフも干した図。

快晴の午後は、

大瀧詠一か山下達郎の楽曲世界を具現化してみた。

キャンパーだと、

いつでもどこでもリビングルームが現れる。

西湘トニー・スタークこと、

ニックちゃんの計らいでDONT PANICという

ハイブリッド・リーディンググラスが届いた。

まだ老眼ではないが、

「暗いと、小さな文字が読みづらい」

そう言ったら「軽度の老眼です」と言われた。

まだ平気だと思っていたら、

これをかけると一味唐辛子の赤い粉は、

さまざまな赤から成り立っていると知った。

または文庫本の奥付のルビだったり、

全て読めるのはもちろん、

紙質の薄い茶色の粒とかも見える顕微鏡状態となった。

マクロな視点となって、

さらにはサングラス効果もあるので悪くはない。

ニックちゃんにお礼をすると、

ちょうどサンディエゴに到着されたところで、

「タコスとコロナビールでやってますよ〜」

そんなうれしきめでたい返信があった。

グラシアス!

【お知らせです】

先日ここでお知らせした嘉徳海岸の護岸工事について。

キャンネンサーフのユウセイくんのところに行ってみると、

電話が鳴り止まないほどの対応に追われていた。

その電話の間に話してみると、

今まで反対を唱えていた人がいて、

地元民に対して、

地元メディアに際して高圧的だったので、

こんな結果になっていたのではないか、

これからは弁護士もいて、

しっかりと順を追って反対を唱えていきますとあり、

それには多くの人の後押しが必要です。

ここでサーファーは一つにまとまって、

「嘉徳を護った」

という結果になるように応援してください。

行政もあの手この手でこの護岸計画を進ませようとしていて、

最初は8.5m高の530m長の護岸だったのを、

6m高の180m長と1/3縮小してきた。

さらにはその上に砂をかけて、

アダンを植栽するというごまかしで、

住民や島民を欺こうとしている。

「こんな堤防に砂をかけて隠したって、台風が来たら一発で砂がなくなります」

ユウセイくんはそう言う。

しかもこの堤防を作ったら、

嘉徳の砂浜は全て流失し、

どん深の地形となり、もう2度と回復は不可能となる。

署名も2万3000人集まり、

1度撤回されたこの護岸工事。

しかもこの護岸の必要性について十分な検討がされていない状態で、

工事だけが先走っているという。

しかも最初に三億円が投入される工事だという。

これはつまり、

区長だか誰かがリベートとなる大金を建築会社かどこかから掴まされていて、

それによって、あの手この手のゴリ押ししているのだとわかる。

しかもお分かりの通り税金です。

わかりたくないけど、

もうさまざまな場所で同様のことを見ていて、

誰が儲かって、次世代が大自然を失って損をする。

その世代にはお金を儲けた人はもういないから関係ない、

そんな図式が見えすぎるほど見える。

ああ悔しい。

「このきれいな奄美の海をコンクリートだらけにしたくありません」

前出のユウセイくんの本音だが、

奄美大島は「ウエルカム精神」に満ちた場所である。

私がどこでサーフしても文句を言われたことはもちろん、

みんな笑顔で接してくれる。

そんなすてきな場所に私は恩返しをしなくてはならない。

誰か取材に来てください。

マスメディアにこの悪が公開されたら

瞬時にこの工事は中止となるのだから。

辺野古はアメリカ主導だから、

国際政治が入っていてむずかしいけど、

これは地元案件。

しかも裏で黒いものが蠢いている魔界系なので、

人間が目を向けて、

工事完全撤回を要求するべきだと感じています。

詳しくは、

最後の “ジュラシック・ビーチ”奄美大島・嘉徳海岸を 巨大な護岸建設工事から救おう!

上のリンクから入り、

右側にある「賛同」ボタンから、

お名前、都道府県名、そして〒番号を入れてくださればOKです。

どうぞよろしくお願いします。

Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro

TW Captain Twin + VEKTOR VT Trailer

Amamian Backdoor, Amami Oshima

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波は小さいけど、

満潮バックドアで波を待っていると、

たまにこんな波が来る。

悪くはない。

アマミアン・パダンパダンがここ。

テッタくんがいつも狙っているレフト。

奄美の名物はタンカン。

高温を好む亜熱帯性柑橘類で、

夏期多湿が良く、

柑橘系では糖度が一番高いという。

「こんなおいしいミカンを生まれて初めて食べた」

これが私の感想だ。

そこで、

素麺と合わせて「タンカンそば」を作ってみた。

鯖出汁に塩少々と日本酒を合わせて「かえし」を作り、

室温に戻してから黒酢とタンカン果汁を搾り、

京都の山田精油の絶品ごま油をかけて、

(以前NAKISURF千葉で、この山田精油のごま油とすり胡麻を私へと、

おみやげをいただいたのですが、どちらさまだったか不明です。よろしければ教えてください)

冷蔵庫で数時間冷やしてスープは完成。

素麺を茹で、よく流水で洗って水を切り、

先ほどのスープと混ぜ合わせ、タンカン果実をのせたら完成。

今までの素麺や「そば」系の味覚を超越する衝撃の美味となった。

食べていると、

深い発火だったり、

連続する示唆が走馬燈のように現れる一球入魂味となった。

みなさんも季節中にぜひ!

京都ラッコ旦那の奥方”さっちゃん”にいただいた濃茶ラングドシャ。

濃い緑茶のことを京都では”お濃茶”というらしい。

このパッケージにあったグラフィックに感銘を受けたので、

お濃茶の美味を頬張りながらボールペンで描いてみた。

これにフォトショップで色を付けたのが上の画像。

服といい、

曲線といい、

原典(オリジナルアート)がいかにすばらしいかを知った。

これはタイラー・ウォーレンが、

NAKISURFのために描いてくれたロゴ。

マンダラロゴと言います。

こちらもよろしくお願いします。

タイラー・ウォーレンXNAKISURF_ウナクネ&キャッチサーフ一味の週末&周辺_二郎の見た夢_(2736文字)

Happy Surfing!!

【追記】

昨日のブログ、

炎上承知だったが、

概ね好意的なご意見と感想をいただきました。

少しでもサーフィンが、

本来のサーフィンとなりますように骨を削りますので、

上記した嘉徳海岸の護岸工事同様どうぞよろしくお願いします。

ありがとうございました。