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naki's blog

瀬戸内から大和村_戸円の竜_大浜から番屋岬〜古仁屋に_シゲタマ弁当の魂味_(1854文字)

Tyler Warren 1973 Bonzer 6’4″

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Kキャンパーで嘉徳、

古仁屋から山道を宇検へと進み、

夕陽前に見えたのはこの風景だった。

一角竜が伏せているように見えている岩は、

妖気というか、

すさまじいまでの霊気を放っていた。

この竜は奄美大島が隆起してからずっと、

1億5000万年もここに伏せて、

*如=来たるものが来るのを待っているのだろうか。

(*如=不易不変の理法。真如。如如。理)

そんなことを考えていたら、

雲が龍となっていた。

クローズアップすると、

それぞれの目と口があり、

2頭は同じように南、

宇検村に向かっていった。

こんな神話が感じられるのは、

ここ奄美大島がいまだに神話に包まれているからだろう。

人工物がない嘉徳海岸があり、

その美しき浜に巨大堤防建設という危機が訪れている。

早急に予定を撤回し、中止としていただきたい。

(巻末のリンクを参照してください)

Kキャンパーはカセットコンロを搭載している。

これを使って、

重野玉里店で購入したソーキ(豚の軟骨)の煮付けと、

小松菜、揚げ出し豆腐のかんたん鍋をいただき、

お次は「そぼろ丼」を炒めてチャーハンとしたところ、

どちらも絶品以上の感動品でありました。

感動してしまい、

満腹なのにさらに食べたくなって、

クーラーバッグの氷代わりに使っていた

エブリワン改めファミリーマートで売っていた「冷凍カレーうどん」をコンロにかけ、

ブクブク煮込ませて食べる風の夜は、

心に残るというより、魂に刻むほど美味しかった。

北風が強く吹いたので、

番屋岬に行き、

ついでに憧れのBパスもチェックしつつ、

番屋岬に降りていくと、

こんな興奮すべき視界を得た。

Bパスはほぼフラット。

有屋町のコシナカラーといえばアキラくん。

アキラくんも入っていました!

勇生くんはたくさんの友人たちと来ていて、

聞いてみると、

「自分の友だちが鹿児島に転勤になるから、

思い出にみんなでサーフしにきました〜」

すばらしい島人たち。

これは古仁屋の海の駅内、

鎌倉umi cafeは元祖本店を名乗らなくてはならなくなった。

平塚の花水ラオシャン本店と同じである。

古仁屋に来たら、

必ず行くのが大城もちやさん。

ここでは、

新極真道の職人さんと武道話をするのはいつものこと。

Deep Blue Amami and Kakeroma

風が弱くなったので、

戸円に戻ると、

茅ヶ崎のチサンホテル周辺のような波がブレイクしていた。

翌日は雨となったが、

名瀬に戻る途中の大浜海岸公園で、

井上陽水さんの楽曲「リバーサイドホテル」

ではないが、

ビーチサイドホテルと相成った。

上等なシャワーと、

トイレ、洗面、Wi-Fiそしてタラソセラピー。

信じられないほど美しい夕陽も見える。

パーフェクトな車中泊。

少し時間が後となるが、

きんちゃんが来られたときのこと。

「(前出の鎌倉umi cafeの)一平くんがさ、

昨日の12時12分に連絡をしてきて、

ブログを読んだら俺が載っていないというんだよ」

「まだ書いていない積み残しがたくさんあるんですよ」

「そこをなんとかさ。一平くんが12時10分に待っているんだよ」

「じゃあ、あの絶品お弁当のことを書きますね」

「おう!重野玉里弁当最高だよな。バニー弁当越えは間違いないね」

「材木座のバニーですか?」

「そうそう、あそこのさ、特製唐揚弁当が泣かせるのよ」

「へー」

「海苔ご飯でさ、でもね700円だからなー、

だったらウミカフェのウミカレーの方がいいって話だよね」

「そうですね」

この日、

3月18日に私が選んだのはチキン甘辛弁当。

この外側がカリカリで、

内側の鶏肉の滋味がすごく、

吸い寄せられるように頬張った。

こんなおいしい弁当がこの世にあるのかと、

興奮して瞑目するお味だった。

なぜこんなにおいしいかがわからないが、

きんちゃんは重野玉里店謹製の「唐揚げ弁当420円」を選び、

「やっぱりバニーよりうまいね。

やばいうまい。これで税込み420円は安いし天才」

そんなことをブツブツ繰り返しながら食べていた。

きんちゃんは常に何かをブツブツ独り言を言っている。

そのことを思い切ってお伝えすると、

「そんなことはない」

そう言い切って、

その後もずっと何かをブツブツ言っているのでありました。

こんな場所で食べると、

さらに奄美風味で、

重野玉里店の弁当、

略してシゲタマ弁当は、

銘品の輝きと磁力を帯びつつ、

私たちに強い奄美の記憶を残したのでありました。

【巻末リンク:嘉徳海岸を救ってください】

【サーフィン研究所】奄美いろいろ_巨大護岸から嘉徳を救え!_絶品タンカンそば_ラングドシャアート_(2736文字)

Happy Surfing!!