Super Takibishi Yasu on
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′ Finless
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これはタキビシ。
彼は仕事が１７時半に終わって、
太東岬に直行し、
１８時８分から入水し、
１本目を乗る頃には日没となった。
それでも待って、
しっかりと待ち、
２本目に最高のセットをつかんだ。
そしてテンライ。
（テンライ＝天国へ昇るライド）
私たちが集ったのは太東岬であります。
ここは九十九里浜の南端に位置する岬で、
３２０年前は数キロメートルも沖に突き出ていたという。
元禄大地震で太東岬は現在の位置となったと書いてある。
この元禄大地震を調べてみると、
震度７＋津波というものすごいものだった。
この地殻変動で、
房総半島突端を３.４mも隆起させ、
サーファーには、
ラ・メールで知られる布良岬を５mも隆起させた大地震。
ＥＣことエリック・クリステンソンのコスミックフォンザーに、
四国旅以来乗ることになった。
縁であります。
場所は吉田リーフ。
南東、南南東という風だったが、
太東岬は、その類い希なる地形で、
南東風を巻き込みオフショアにする。
Eric Christenson Cosmic Fonzer 7’2″
Gains Bonzer Fin
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あいかわらず、
速いし、操作性も異常に高い。
なんといってもこのフォルムが良い。
まるでスーパーカーを見るようにしていた。
先ほどタキビナイトで上映されたのがコスミック・チルドレン。
The Cosmic Children
この作品は１９７０年に公開されているので、
撮影はそれ以前ということになる。
ここで見たのが、
バリー・カナイアウプニ
（Barry Kanaiaupuni）が１８インチ幅のガンで、
サンセットをクネクネとウナクネ乗りしていたことである。
１８インチをセンチに直そうと
NAKISURFカレンダーを見ると、
もはやここにすら書いていないほどの幅である。
１インチが2.54cmなので、
４６センチ弱というほど細かった。
じつはこのボード、
以前から気になっていて、
こんなカードも自分で作っていた。
このボードに乗って波に乗りたい。
このボードを腕に抱えたい。
せめてこのボードを拝みたい。
誰かこのボードをお持ちでしたら、
お話したいので、
NAKISURFにご連絡ください。
トロちゃん、欲しがるだろうな。
さて、コスミックフォンザー。
四国以来、
このボードに乗ることになった。
キズ一つなく、
河合会長が、
「あの波にあれだけ乗って、全然壊れていないんですね」
そうしみじみ言った。（巻末リンク参照）
タイラー・ウォーレンもそうだが、
ECサーフボードも強いグラッシングを実現している。
速いのは、比重に関係していると断言できる。
ECサーフボードを太東岬で乗る。
一緒に行ったメンバーも忘れられず、
吉田さんに会ったりもした。
そしてもうすぐタキビナイトがやってくるのも待ち遠しい。
テイル加重しないで５０５０、
つまりイーブンターンするのは愉楽ど真ん中。
Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x JOB Pro 6’6″
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河合さんは、
スキッパーフィッシュ６６に乗って、
ガシラ・ボトムターン。
ガシラとは、
高知（関西）弁でカサゴの意味。
もっと調べていくと、
カサゴ学名のセバスティスクス（Sebastiscus）は、
ギリシア語の Σεβαστόςとあり、
「尊厳」ということになっていた。
かんたんに言うと、
「尊厳ターン」と言いたかったのであります。
「またわかりずらくなると、
Tさんに窘（たしな）められますよ」
横にいる瀧朗がぼそっと言った。
なぜ私が考えていることが彼にはわかるのか？
推測するに私の表情で尊厳だとか、
ギリシア語のことがわかってしまったのだろうな。（笑）
Tuna on
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
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ツナくんのガシラターン。
ほぼ週一サーファーのツナくんは、
まだ水温が冷たいと思っていたようで、
グローブ＋ブーツの冬仕様でやってきた。
けれど、
すでに水温が温かく、千葉北で１８度もある。
よって、グローブはもちろん、
ブーツもいらない。
昨日の海水温分布。
これによると、
今日の北海道が水温３度、
青森が９度、
東北が１５度、
茨城、千葉北が１８度、
湘南、静岡が１９度、
和歌山以南、四国は２１度、
奄美大島〜沖縄が２４度。
競技プールの水温が２５度なので、
かなり近いところまで来ている。
夏間近ですね。
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″
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日没に向けて南東風は収まっていき、
コンディションは暗くなるほど良かった。
これはナッキー。
レイルをナイフさせるように使っているのがいい。
これができるようになると、
大きい波も波壁にかかるので、
乗れる波が拡がって必然的にレベルが上がる。
沖にバリの山崎さんが写っている。
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
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夷隅のケイスケも登場し、
ソウルフルなサーフを魅せてくれた。
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【巻末リンク：四国のコスミックフォンザー】
Happy Surfing!!
◎
