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naki's blog

ピストル愛好者VSミニボード中毒者_俺たちが喰らったキングギドラ波の呼称提案_ダイエット、いや絶対痩身するイナリーズ世界_(なぜかゾロ目の3333文字、中短編です)

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15.7ft@16sec./NW335o

こんにちは、

こちらノースハワイはサイズを下げましたが、

信頼できる波情報によると、

“Surf will be 18 to 25 feet”、

“Still in the XL category this morning with EPIC conditions.

Waves are easily in the double to triple overhead high range.”

と、まだまだ十分すぎるほどのサイズが残っていて、

予想だと、これが今週いっぱい続くのだそうです。

そんな情報を入れながらメール返信等の作業をしていたのが朝の4時半。

早川さんが今日もイナリーズに来られるというので、

6時頃家を出発しようと、コーヒーを淹れたり、

オートミールを食べたりしながらボードやリーシュ、

ワックスなどをサビタに積み込んでいく。

あと必要なのはタオルと、ウエット&トランクス、

日焼け止め、飲み水、軽食とiPodで完璧となる。

イナリーズに到着すると、

先着していた早川さんと、山田さんが迎えてくれた。

山田さんは去年も来られていて、

「まじめで、ガッツ溢れる好青年」という印象を持っているが、

きっとそれは間違っていないと実感している。

海を見やると、なるほどサイズが下がっている。

今日のカレントはいつもより弱そうだ。

コンディションとしてはまずまずなので、

波写真を撮るのもそこそこに着替え始める。

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これが俺たちのクイバーであるピストル2本とBD5 で、

早川さんが6’10″を選択し、山田さんが6’7″を。

山田さんは「この5’0″のBD5で入るのはどうも信じがたいのです」

とこぼしていたので、

「全ては気持ちひとつで、乗れると思えば乗れるし、

そうでないと思えば乗れないのですよ」

と言うと、

「そうですよね、気持ちで負けたら乗れるわけがありませんよね」

と納得されていました。

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日焼けも進行し、

ようやく写真を撮らせてくれるようになった早川さんもピストルファンなのであります。

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今日のイナリーズはいつものようにこんな爆発系で、

中盤にパーリングした山田さんのレポートによると、

「(体が)空中分解したかと思いました。

スピードに体がついていけません、ほんと、ものすごいパワーです」

と目を丸くされていて、

今日も元気でキリモミドロップを遂行された早川さんは、

「全然上に上がれなくて焦りました。ここはやはり本物の道場ですよね」

昨日はゴジラ級のを3発連続で喰らってしまったら、

「家に帰っていて、愛猫ピースに刺身をあげている自分が見えました」

と幽体離脱経験をされたという。(本当、恐ろしい…)

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今日の波は、より浅い砂州になっているから、

すごい量の砂を巻き上げていました。

茶色い波だったので、直感的にキングギドラ波としてみたら

ばっちりのイメージで、それを早川さんに伝えると、

「その通りですね?」

と笑顔で可決してくださった。

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セットが入ると、この怪獣が海面を踏みつけているイメージが本当に当てはまるほどで、

ボードを捨ててピークの底まで潜り、しっかりと砂を握りしめていました。

思いついたのが、

「イナリーズの波サイズは何フィートとか言わずに怪獣名としたらどうだろうか?」

ということ。

例えば、

極限イナリーズ=怒った超ゴジラ

巨大イナリーズ=超ゴジラ

大きなイナリーズ=ゴジラ

大中サイズイナリーズ=キングギドラ

中イナリーズ=青田赤道(c嗚呼!花の応援団)

中小イナリーズ=薬痴寺先輩(c嗚呼!花の応援団)

小イナリーズ=ミニラ

イナリーズ=星一徹(c巨人の星)

.

とすると、波情報が、

「Waves are easily in the Godzilla to super Godzilla range with some larger sets.」

(波は軽くゴジラから超ゴジラサイズで、さらに大きなセットも混ざります)

となるから楽しくなりますね。

とすると、波が弱いトムクンズなどは「リラックマ」とか、

「コリラックマ」、「マメゴマ」、「キティちゃん」

などというサイズ表示としたら

何がなんだかわからなくなって混乱してしまうのでしょうか。

だから数字は偉大なんだ、と再確認する。

俺はというと、イナリーズに慣れてきたのか、

このサイズを喰らっても平気で、

「人間とは、慣れる動物なんだなぁ」

と実感していた。

しかし、「怪我をするのはこういうとき」と決まっているので、

いつものおまじないと、「無事に岸に戻って来られますように」

というお祈りは欠かさずにする。

それでも一度ひどい目に遭った。

それは深いバレル内でなんとか加速したく、

(速度を上げようとして)前足荷重にした瞬間に巻き上げられ、

視界が逆さまとなって、バックドロップみたいに吹っ飛ばされた。

それを後側から見ていた山田さんに

「大丈夫でしたか?」

と心配され、事の顛末を伝えると、

「そんなことになっちゃうんですか!」

とまた驚かれるので、

「はい、一瞬でなっちゃうんですよ?」

「こんなすごい波でぼくたちはサーフしているのですね」

と実感されていました。

今日も沖に何人かのサーファーが見え、

それはブンペイと、ドミンゴだったことをラインナップで知った。

ドミンゴは初登場なので、少し紹介すると、

近所に住むティーンエイジャーのニコニコサーファーで、

カイル鞠黒の弟子でもあって、

たまに海で見かけるのだが、

ここで乗れるようになっているとは思わなかった。

子どもの成長って早いですよね。

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ブンペイは大事なマジックボードをパッキリと二つに折ってしまい、

かなり落ち込んでいたが、

「この波だと、弁当に付いている割り箸みたく折れるんだよ」

となぐさめると、「そうだよね、その通りだ」と大きく納得していた。

長いボードはテコの応用で軽く折れてしまうのですね。

ミニボードはというと、まだ一本も折っていませんし、

バックル(割れ)という現象も報告すらされていないので、

力学的に耐久性が高いボードなのでしょうね。

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コンペリーシュはまだ切れていません。

この波でも「引っ張らなければ切れない」

というのが実証できました。

でも伸びてきて、かなり長くなってきました。

ドッキー(Surf Prescriptions)の親友マックスがこちらに住んでいて、

今日はじめてお会いしました。

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ご自慢のAVISO Pro3(6’3″)を使用されていて、

「これはな、ここのすごい時、

そしてトムクンズの緩波も全てこれ一本だけ、という名刀なんだ。

ドッキーは80年代に俺と一緒に住んでいたんだぞ!」

と自慢されるので、

「私はそのボード(AVISO)と、ドッキーの日本独占販売権を持っているんですよ」

とお伝えすると、かなり驚いていました。

自慢のミニガンシリーズを並べてご満悦の山田さんと早川さん。

「早川さん、痩せましたね?」

とお伝えすると、

「こんな波を毎日喰らっていたら太れませんからね」

と実感のこもったお言葉でした。

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帰りにビッグセーブに行くと、

まだクリスマスの飾り付けがあってそれに驚く。

クリスマスは3週間前ですよ?。

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プチ禁酒をしていたので、

今夜はぶどう酒でも飲もうかなあ。

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美しく、芸術的なエチケット(ラベル)ですね。

明日はどんな日になるのでしょうか。

そうだ、昨年末からはじめた標語ですが、

評価が少ないというか、何もないので少し休止しました。

これを持って来年の日めくりカレンダーの原稿としようと思っていたのですが、

世の中はあまり甘くないようです。

何かご意見、ご感想などございましたら「NAKI BLOG」という題名で、

メールを送ってくださいね。

shop@nakisurf.comまでぜひお願いします。

そういえば、今朝起きたときに夜空を眺めていたら、

新月が過ぎ、下弦三日月となっていた。

こんな月に昔旅を思いだし、

さらにはその時の焚き火の香りまでフラッシュバックしてきた。

そんな午後です。

今日も、きっと昨日もNAKISURFにお越しいただきまして、ありがとうございます。

いつかこのブログ読者への感謝パーティを行いたいと思っております。

おいしいのを用意してお待ちしますね。

焚き火焼き芋とか、

焚き火野菜焼き、磯辺焼きとかはいかがでしょうか?

その時までお元気で?。

Have a wonderful day!!