イナリーズ。
冬の間のホームブレイク。
離れてみると、その偉大さがわかる。
冬のあいだの北うねりしか反応しないこの波は特異で、そして稀だ。
この海底のほとんど砂地なので、
ここでは「地形」というのが重要だ。
冬にアリューシャン海域で発達した台風以上の低気圧からの北、北西うねりが、
この島の北海岸に押し寄せる、その押し寄せる砂がここに寄せると、
イナリーズの準備が整う。
それは12月だったり、または3月だったりと、
波の強さ、方向、量によってまちまちだが、
とにかくここは砂がないとドン深でブレイクしないので、
やはり冬から春にかけて良くなっていくブレイクなんだろう。
昨年は例外だったようで、春になっても砂州が整わず、
深い地形、たまに沖が浅くなる程度で、
「もうイナリーズは終焉を迎えたのかもしれない」
と悲観的になったのを覚えている。
引っ越してきた翌年、つまり2006年が20年ぶりにいい地形と聞いた。
そして昨年が「今まで見たこともないほど悪い地形」
ということだったので、今年のこの状態を深く感謝している。
そこから水揚げされた今年のイナリーズ写真をいくつか。
「朝焼けそら色ミックス」
というキャッチコピーが生まれました。
このように縦で撮ってもしっかりと映えます。
深いバレルから太陽に向かって滑るのです。
「走れ俺」
これもなんだか不思議な色が出ている。
万華鏡波ですね。
これはクリーンで、深いなあ。
光の入り方もCよろです。
セッティングは1/500秒 F6.3でした。
ISOは400で。
ふむふむー。
こんな風にお見せし始めちゃうと止まらないので、
またいつか続編をやりますね。
今欲しいもの。
それはもしかすると、
「ブログを書く時間」なのかもしれません。
今日もありがとうございます。
短くなってしまいましたが、
また明日?。
https://www.nakisurf.com/index.html
トップページの今日はなんだろうか?
どうぞ春の日を楽しんで、ごゆるりとお過ごしくださいね。
東京は晴れていますよ?。
スタッフブログでは、NDR-Pの詳細が出てきましたね。
https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/8366
今日もありがとうございます。
今日もお幸せに?。
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