フィジー諸島のひとつにマトゥク島がある。
2003年当時は、
この島はおろか、
あたりは誰もサーフしていない海域だった。
その島でサーファーズ岬が大潮のマイナスタイドという干潮で、
さらには強い南南西うねりが入っているときのような波を発見した。
細かいのだが、
世界的な波というのはそこまで研究させられているものだ。
このショットは、
今回の室戸トーク・セッションで、
画像を探しているときにこれが出てきた。
(トークセッションと、フィジー旅の詳しくは、
巻末リンク*2を参照ください)
6’0″ Thruster 2003
Photo by Jason Kenworthy
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今見ると、
当時の自分はまだまだ未熟だった。
「頭の位置が前足過ぎる」
このことによって、
もっとバレルの奧に入る、
またはフォームボールが出てしまうと、
サーフボードが滑ってしまうか、
沈んでいってしまうことだろう。
Bonzer 1973 / 6’5″ x 20-7/8” x 2-11/16”
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「もっと後に乗って、フィンを感じて」
そう自分に指導したくなった。
(この詳しくは、巻末リンク*4を参照ください)
けれど、
そんなことは大きなボードに乗ったからこそ、
こうして理解して観じられたことで、
ショートボード一辺倒のときはこんなことについて追求しなかった。
5’4″ Black Diamond
Photo by U-Ske
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当時は——
自分が実行するレイル加重の方法でメイクしようとしていた。
しかも、
この浮力が正しいと思っていたからだ。
きちんと書くと、
加重(頭の位置)が前足よりも出ていると、
深いバレルをメイクできないと定義してみる。
サーフィン研究所には所長がいて、
それは中村竜さんというのだけど、
このことについて彼の承認を得てみようと思っている。
Sunrise at Sky and Sea Muroto
スカシー前/iPhoneXR
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話は変わって、
明徳義塾高校の野球グラウンドをのぞくと、
高校野球の至宝とされる馬淵史朗さんが見えた。
明徳野球を率いる馬淵監督は、
忘れもしない1992年の甲子園で、
実行した主神だ。
このことについて、
私の意見は、
勝負を生徒に教えるのだったらニジュウマル。
勝負の楽しさを生徒に教えるのだったら、
馬淵監督から目をそむけてしまう。
サーフィンのコンテストを見ていると、
たまにそんなことを思ってしまう。
勝負は勝負であるが、
姑息な方法で勝ち上がる選手もいる。
例えば優先権を使って、
バレルに入っている優先権を持たないサーファーの邪魔をする。
邪魔をしたあげく、
対戦相手には妨害が課せられたりする禁断の方法だ。
というか、
これを良識ある人がするとは思えないが、
ルールに沿えば違反ではないが、
モラルは一切ない。
これが競技の愚かさで、
ルールに則って、
隙間だとか裏を見つけるのは、
良く言えば頭脳的であるが、
心理的にはスカッしない。
規則改訂を望むひとりであるが、
そこには関与しないのもノーストレスで悪くはない。
世界一周を2度して、
千葉経由で徳島に移り住んだアパッチ亮太。
彼の元にカレンダーが届いたそうです。
しかもフルセット。
アロハ・エクスチェンジTがまた良い。
ありがとうアパッチ!!
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【巻末リンク:渾身カレンダー5種、発送準備完了】
【巻末リンク*2:フィジー2003】
【巻末リンク*3:室戸ジオパーク/トークセッション】
【巻末リンク*4:フィンの意味と位置の確認】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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