4月となって、はや6日。
すっかり春めいた景色というか、
盛夏という言葉があるのなら、
盛春といっても良い日々となった。
陽光うるわしく、
そして強く重く、
なかなかのものになってきた。
「まぶしい季節」
そんなタグライン(キャッチ・コピー)を思い出していた。
華厳さんが、
ドラグラ登場人物の大図鑑の制作に取りかかられた。
本日は、
スマイリー・グリズリーのラフデザインを拝見させていただいた。
タヌ星というのが気になったので、
検索をかけると、
なかなかのものが出てきたので、
本日の巻末リンク*2としておきます。
そらは、
先ほどからすっかりと雨模様だ。
こうして雨が降って、
大切な水を集めてくれる。
空海時代は、
修練者に雨を乞うというものがあり、
空海後の安倍晴明たちも得意としていた。
調べてみると、
どうやら龍のパワーを使っていたようだ。
雨を司る龍は、
水に棲み、
春分ごろに天に昇っていくという。
そして秋分以降は水の底に戻っていくとあった。
華厳さんのデザインを見てからというもの、
ずっとスマイリー・グリズリーのことを考えていると、
なんと、
林の向こうから「ガオガォ〜!」と声がした。
すぐにそちらを見ると、
スマグリはんがこちらにやってきた。
ちなみにスマグリはんとは、
スマイリー・グリズリーの略+関西風味敬称だ。
柔和な彼の笑顔が、
波の上のパラレルスタンスに拡がっていった。
やはりサーフィンはすばらしい。
さらに見ると、
名店yoiyoの看板サーバーのタニグチくんもやってきて、
こんなエンゲッツ風味のスパイシーライドを披露した。
彼はまだ初級者なのに、
エンゲッツとはなかなかのものだ。
帰り際に会話をかわすと、
「いまはカツオがおいしく、
サーフィンはシャッチョさんのエンゲッツ時代です」
そんなことを言うので、
たまらなくヨイヨに行きたくなった。
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″
.
私も跳躍まではいかないけど、
発火のようなウエッジの下で、
いつまでも波壁にレイルを滑らせていくと、
どこか遠くの世界のことが想像できるような気がした。
サーフィング・マインドというのか、
私の満ちた気持ちは、
遠くに見える山々の木々に射しているように感じた。
すると、
トンビが山から飛び出すように現れた。
よく見ると3羽が飛んでいた。
それぞれが弧を描きながら舞い、
私はいつまでもそれらを追いかけていた。
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【巻末リンク:エンゲッツとスマグリはんの相対性】
【巻末リンク*2:タヌ星のこと】
【巻末リンク*3:切磋琢磨する朝ご飯】
【おまけ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎